海外ジャーナルクラブ
2年前
Fernandez-Martinezらは、 早期ERBB2 (HER2) 陽性乳癌患者を対象としたCALGB 40601試験とPAMELA試験の相関解析を行い、 腫瘍浸潤リンパ球 (TIL) と免疫関連遺伝子発現シグネチャーの単独および併用による予後判定能力を検討。 その結果、 複数のB細胞関連シグネチャーの方がTILよりも病理学的完全奏効 (pCR) および無イベント生存率 (EFS) と強く関連しており、 TILと免疫関連遺伝子発現シグネチャーの両方が利用可能な場合、 後者の方が予後的価値は優れている事が示唆された。 本研究は、 JAMA Oncol誌において発表された。
腫瘍浸潤リンパ球 (TIL) と免疫関連遺伝子発現シグネチャーの両方が可能な場合には、 免疫関連遺伝子発現シグネチャーの方が予後的価値は優れている、 が結論のようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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