HOKUTO通信
11ヶ月前
2024年4月からの初期臨床研修先を決める 「2023年度医師臨床研修マッチング」の最終結果が26日公表された。 HOKUTO編集部の集計では、 大学病院 (本院) の募集定員に対する充足率 (マッチ率) が100%となったのは81大学中21大学だった。 昨年度の16大学から5大学増えた。
集計対象は、防衛医科大学校を除く81大学の本院。 昨年度100%未満だったものの、 2023年度100%を達成したのは7大学。 特に産業医科大 (前年58.3%) や奈良県立医科大 (同73.5%) は大幅に上昇した。
ほかには、 金沢医科大が前年の68位から37位 (マッチ率は37.5%から85.0%) にジャンプアップした。
マッチ率100%や90%台の大学は首都圏をはじめ都市部の大学が多い。 大学本院の研修医が減少する中、 都市部に人気が集中している傾向がうかがえる。
一方、 昨年度100%から下落したのは京都大 (28位、 マッチ率94.7%)と、 藤田医科大 (30位、 同94.1%) の2大学。
40位の聖マリアンナ医科大は19㌽減の78.6%、 2022年度に引き続き最下位となった弘前大は2.2%だった。
詳細や、 市中病院のマッチ率は、 医師臨床研修マッチング協議会のホームページへ
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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