新薬承認情報
13日前
ロシュ・ダイアグノスティックスは11月27日、 ミスマッチ修復 (MMR) タンパクを検出する免疫組織化学染色 (以下、 MMR IHC検査) 4項目について、 PARP阻害薬オラパリブのミスマッチ修復機能正常 (pMMR) 子宮体癌へのコンパニオン診断薬として、 11月21日に一部変更承認を取得したと発表した。
MMR IHC検査は、 免疫組織化学染色法により癌組織中のMMRに関与するタンパク質であるMLH1、 PMS2、 MSH2、 MSH6の発現状態を評価し、 MMR機能異常の有無を評価する体外診断用医薬品。
オラパリブは、 pMMRの進行・再発子宮体癌における、 デュルバルマブを含む化学療法後の維持療法を効能・効果として、 11月22日に一部変更承認されている。
オラパリブ併用による維持療法を行う際は、 MMR IHC検査により患者のpMMRを確認する必要がある。
関連レジメン : TC + Durvalumab ± Olaparib
今回、 承認を取得した項目は以下の通り。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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