海外ジャーナルクラブ
5ヶ月前

Jayneらは、 直腸癌患者766例を対象に、 インドシアニングリーン (ICG) 蛍光血管造影による吻合不全予防効果を、 標準治療 (白色光下での血流評価のみ) を対照に、 無作為化比較試験IntActで検討した。 その結果、 術後90日以内の臨床的吻合不全 (ISREC基準グレードBまたはC) の発生率は、 ICG群 (343例) が10%、 標準治療群 (355例) が15%で、 両群で有意差は認められなかった (OR 0.667 [95%CI 0.419-1.060]、 p=0.087)。 グレード別にみると、 グレードAはICG群3% vs 標準治療群6%、 グレードBは3% vs 9%で減少傾向だったが、 グレードCは7% vs 6%で差は認められなかった。
本研究と既存の試験・メタ解析を総合すると、 ICGは直腸癌手術における縫合不全減少と費用対効果の点で標準治療となる可能性があるとのことです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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