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9日前

Zhouらは、 中等症から重症のアトピー性皮膚炎 (AD) を有する思春期患者に対し、 IL-4受容体α阻害抗体stapokibartの有効性および安全性について第Ⅲ相試験で検証した。 その結果、 18週時点のEASI 75達成率およびIGA反応達成率は、 いずれもstapokibart群でプラセボ群に対し有意に高かった (EASI 75達成率 : 73.9% vs 43%、 IGA反応達成率 : 57.1% vs 25%)。 さらに、 痒み指標PP-NRSの改善率もstapokibart群でプラセボ群に対し有意に高かった (36.1% vs 15%)。 有害事象発現率は両群で同程度であった。 試験結果はBr J Dermatol誌に発表された。
対象が中国人の中等症から重症のADを有する思春期患者のみに限定されていた点と、 治療期間が18週間と比較的短期間であった点がlimitationです。
思春期における中等症から重症アトピー性皮膚炎 (AD) は、 患者とその家族の生活の質を著しく低下させる。
IL-4受容体αを標的とするstapokibartは、 中国では成人の中等症から重症ADに対し承認されている。本研究では、 中等症から重症AD思春期患者におけるstapokibartの有効性・安全性を評価した。
本研究は、 第Ⅲ相・二重盲検・プラセボ対照・無作為化比較試験であり、 対象患者をstapokibart 300mg (負荷用量600mg) 群またはプラセボ群に2:1で割り付け、 18週間投与した。
ベースライン体重60kg以上の患者には、 試験薬を2週ごと (Q2W) に皮下投与し、 体重30kg以上60kg未満の患者には3週ごと (Q3W) に投与した。
共主要評価項目は、 18週時点におけるEASI 75達成率 (EASIの75%以上の改善)、 およびIGA反応達成率 (IGA 0または1、 かつベースラインから2ポイント以上の低下) とした。
120例がstapokibart群 (Q2W : 54例、 Q3W : 66例)、 60例がプラセボ群 (Q2W : 26例、 Q3W : 34例) に割り付けられた。
18週時点での、 EASI 75達成率およびIGA反応達成率はいずれもstapokibart群でプラセボ群より高かった。
EASI 75達成率
差 30.5% (95%CI 15.3-44.3、 p<0.001)
IGA反応達成率
差 31.8% (95%CI 16.6-44.4、 p<0.001)
痒みの強さを示すPP-NRSスコアについても、 日ごとのスコアの週平均が4ポイント以上低下した患者割合が、 stapokibart群でプラセボ群より有意に高かった
PP-NRSスコア
差 21.1% (95%CI 7.4-32.4、 p=0.004)
有害事象発現率は、 stapokibart群62.5%、 プラセボ群62%で同程度であった。 結膜炎は認められなかった。
著者らは、 「stapokibartは、 中等症から重症のAD思春期患者において高い有効性と良好な安全性を示した」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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