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23日前

Seoらは、 ESBL産生腸内細菌による複雑性尿路感染症 (UTI) で、 静注抗菌薬により改善した入院患者を対象に、 経口ホスホマイシンへの切替を静注継続と比較する無作為化比較試験で検討した。 その結果、 臨床的治癒は経口ホスホマイシン群で92.8%、 静注群95.2%であり、 非劣性が確認された。 試験結果はClin Infect Dis誌において発表された。
3~7日間の静脈内抗菌薬で部分的に改善した患者のみを無作為化したため、 一部は既に早期治癒に達していた可能性があり、 経口切り替え療法の効果を過小評価した可能性があります。
UTI疑い成人患者の外来・オンライン診療におけるトリアージ指針
ESBL産生腸内細菌はUTIの原因として増加しており、 治療がカルバペネムに依存することで、 耐性化を加速させる。 最終選択薬であるカルバペネムを温存し、 医療負担を軽減するため、 有効な経口切替の選択肢が強く求められている。
対象は、 ESBL産生腸内細菌による複雑性UTIで入院し、 3~7日間の静注抗菌薬投与後に改善した成人だった。 患者は以下の2群に1:1で割り付けられた。
主要評価項目は臨床的治癒とし、 治療終了後4日以内のUTI関連症状・徴候の消失と定義した。
臨床的治癒は経口ホスホマイシン群92.8%、 静注継続群95.2%に認められ、 両群間のリスク差は -2.47% (95%CI -7.84-2.89) で非劣性が確認された。
微生物学的治癒も両群で同様に高く、 尿で経口ホスホマイシン群98.0%、 静注継続群96.6%、 血液でそれぞれ97.3%/97.5%であった。
安全性プロファイルおよび30日時点のアウトカムも両群で同等だった。
著者らは 「本試験の結果は、 複雑性UTI患者に対するカルバペネム温存の抗菌薬適正使用支援戦略として、 経口ホスホマイシン切替を支持するエビデンスを提供する」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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