HOKUTO通信
3日前
アルバイトをしている医師の平均バイト収入は年約380万円ーー。 HOKUTOが医師会員を対象に行ったアンケートでこんな結果が明らかとなりました。
HOKUTO編集部は2024年11月、 医師の働き方改革がスタートしたことに伴うアルバイトへの影響などについてHOKUTOアプリ上でアンケート。 6559人の先生から有効回答を得ました。
アンケートは、 ①あくまで自己申告のものである ②アルバイトの年収20万円未満、 または3000万円超を 「外れ値」 として集計対象外としている ③統計に基づく世論調査ではない―― ことにご留意下さい。
まず、 医師の働き方改革でアルバイト収入がどうなったかを見てみましょう。 「増えた」 「減った」 「変わらない」 「バイトをしていない」 の4択で尋ねたところ、 以下の円グラフのような結果となりました。
バイトをしている医師 (4190人) を分母にとると、 「変わらない」 が7割超、 「減った」 が2割、 「増えた」 が1割弱となる計算です。
診療科別で分けると、 以下の表です。
次に、 アルバイトの平均年収について見ていきましょう。 バイトをしている医師のうち、 収入額の未記載など無効回答を省いて平均値を計算すると、 医師全体では約378万円となりました。
診療科別で見ると、 バイトの平均収入が最も高かったのは集中治療科 (835万円)。 2位は産業医 (676万円)、 3位は小児外科 (554万円) と続きました。
今回のアンケート集計で上限値となる3000万円を稼ぐ医師は、 産婦人科、 形成外科、 消化器内科、 循環器内科の4診療科でいました。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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