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13日前

Chaftらは、 切除された非小細胞肺癌 (NSCLC) の患者を対象に、 術後補助療法としてのニボルマブによる無病生存期間 (DFS) の改善効果を経過観察と比較する第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験 (ALCHEMIST) を実施。 その結果、 DFS中央値はニボルマブ群で71.3ヵ月、 経過観察群で68.8ヵ月で、 両群間で有意差は認められなかった。 試験結果はJAMA誌に発表された。
術後登録時期は28~300日と幅があり、 登録前の早期再発例が除外されたことで、 DFSが想定を上回った可能性があります。
切除可能なNSCLCでは、 ニボルマブの術前投与および周術期投与によって無イベント生存期間が改善することが示されている。 これに対し、 手術を先行した症例に術後補助療法としてニボルマブを投与した場合の影響については明らかにされていない。
本試験は、 米国National Clinical Trials Networkの378施設で実施された第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験である。 2016年5月~2019年9月に患者登録を行った。 2025年12月のデータカットオフ時点で追跡期間中央値は72.6ヵ月であった。 対象は、 スクリーニング試験を通じて同定された切除例で、腫瘍径4cm以上および/またはリンパ節転移陽性 (N1/N2) であり、 計画された標準的な術後補助療法を完了した患者とした。 組織型についてはEGFRおよびALKの感受性遺伝子変異を認めない腺癌または扁平上皮癌とした。
患者は以下の2群に1:1で無作為化された。
共主要評価項目はintention-to-treat (ITT) 集団および腫瘍のPD-L1発現50%以上の集団におけるDFSで、 全生存期間 (OS) は対応するDFSの検定が統計学的に有意であった場合に検定することとした。
ITT集団のDFS中央値は、 ニボルマブ群で71.3ヵ月、 経過観察群で68.8ヵ月であり、 ニボルマブ群における有意な延長は示されなかった (HR 0.97, 97%CI 0.79-1.20 [95%CI 0.81-1.17], 片側p=0.39)。
PD-L1発現50%以上の集団におけるDFS中央値は、 ニボルマブ群で89.8ヵ月、 経過観察群で78.5ヵ月であり、 有意差は認められなかった (HR 0.86, 98%CI 0.55-1.34 [95%CI 0.59-1.25], 片側p=0.22)。
本試験は予定された情報量の75%が蓄積した時点で、 無益性により早期中止された。 OSは対応するDFSの検定が統計学的に有意であった場合に検定する規定であり、 共主要評価項目のDFSはいずれも有意ではなかったため検定は行われなかった。
著者らは、 「EGFRおよびALKの感受性遺伝子変異を認めない切除NSCLC患者において、 計画された術後補助化学療法および/または放射線療法後にニボルマブによる術後補助療法を行っても、 DFSの改善との関連は認められなかった」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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