副腎皮質ホルモン
薬効分類 | 副腎皮質ホルモン |
一般名 | ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム0.1%点眼点耳点鼻液 |
薬価 | 16.3円 |
メーカー | 参天製薬 |
最終更新 | 2020年08月改訂(第9版) |
1.眼科用:1日3〜4回、1回1〜2滴宛点眼する。なお、症状により適宜増減する。
2.耳鼻科用:1日1〜数回、適量を点耳、点鼻、耳浴、ネブライザー又はタンポンにて使用するか、又は患部に注入する。なお、症状により適宜増減する。
1.眼科用:外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ぶどう膜炎、眼科術後炎症の対症療法)。
2.耳鼻科用:外耳・中耳(耳管を含む)又は上気道の炎症性疾患・アレルギー性疾患(外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎など)、耳鼻科術後処置。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
眼:
1).緑内障:連用により、数週後から眼内圧亢進、緑内障が現れることがあるので、定期的に眼内圧検査を実施する。
2).角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症:角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症等を誘発することがある。このような場合には、適切な処置を行う。
3).穿孔:角膜ヘルペス、角膜潰瘍又は角膜外傷等に投与した場合には角膜穿孔を生ずることがある。
4).後嚢下白内障:長期投与により、後嚢下白内障が現れることがある。
2.その他の副作用:副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).過敏症:(頻度不明)刺激感。
2).眼:(頻度不明)角膜沈着物(眼科術後炎症に使用した場合)。
3).耳・鼻:(頻度不明)化膿性感染症の誘発。
4).下垂体・副腎皮質系機能(長期連用した場合):(頻度不明)下垂体・副腎皮質系機能抑制、クッシング症候群。
5).その他:(頻度不明)創傷治癒遅延。
6).全身使用の場合と同様な症状が現れる可能性があるので、長期連用を避ける。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
1.角膜上皮剥離又は角膜潰瘍のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがあり、また、角膜穿孔を生ずる恐れがある]。
2.ウイルス性結膜疾患・ウイルス性角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患又は化膿性眼疾患のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがあり、また、角膜穿孔を生ずる恐れがある]。
3.耳に結核性疾患又は鼻に結核性疾患、又は耳にウイルス性疾患又は鼻にウイルス性疾患のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがある]。
糖尿病の患者[糖尿病が増悪する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、本剤の投与により全身性作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児成長遅延、骨密度低下、白内障、緑内障、中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が発現する可能性がある。特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性作用が認められた場合には適切な処置を行う。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には長期・頻回投与を避ける[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
特に2歳未満の場合には、慎重に投与する[乳児・小児に対する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼及び耳鼻科用にのみ使用する。
2.投与時:薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意するよう指導する。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、外観、含量、pH及び浸透圧比等は規格の範囲内であり、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器、遮光。
薬効分類 | 副腎皮質ホルモン |
一般名 | ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム0.1%点眼点耳点鼻液 |
薬価 | 16.3円 |
メーカー | 参天製薬 |
最終更新 | 2020年08月改訂(第9版) |
1.眼科用:1日3〜4回、1回1〜2滴宛点眼する。なお、症状により適宜増減する。
2.耳鼻科用:1日1〜数回、適量を点耳、点鼻、耳浴、ネブライザー又はタンポンにて使用するか、又は患部に注入する。なお、症状により適宜増減する。
1.眼科用:外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ぶどう膜炎、眼科術後炎症の対症療法)。
2.耳鼻科用:外耳・中耳(耳管を含む)又は上気道の炎症性疾患・アレルギー性疾患(外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎など)、耳鼻科術後処置。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
眼:
1).緑内障:連用により、数週後から眼内圧亢進、緑内障が現れることがあるので、定期的に眼内圧検査を実施する。
2).角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症:角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症等を誘発することがある。このような場合には、適切な処置を行う。
3).穿孔:角膜ヘルペス、角膜潰瘍又は角膜外傷等に投与した場合には角膜穿孔を生ずることがある。
4).後嚢下白内障:長期投与により、後嚢下白内障が現れることがある。
2.その他の副作用:副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).過敏症:(頻度不明)刺激感。
2).眼:(頻度不明)角膜沈着物(眼科術後炎症に使用した場合)。
3).耳・鼻:(頻度不明)化膿性感染症の誘発。
4).下垂体・副腎皮質系機能(長期連用した場合):(頻度不明)下垂体・副腎皮質系機能抑制、クッシング症候群。
5).その他:(頻度不明)創傷治癒遅延。
6).全身使用の場合と同様な症状が現れる可能性があるので、長期連用を避ける。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
1.角膜上皮剥離又は角膜潰瘍のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがあり、また、角膜穿孔を生ずる恐れがある]。
2.ウイルス性結膜疾患・ウイルス性角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患又は化膿性眼疾患のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがあり、また、角膜穿孔を生ずる恐れがある]。
3.耳に結核性疾患又は鼻に結核性疾患、又は耳にウイルス性疾患又は鼻にウイルス性疾患のある患者[これらの疾患が増悪する恐れがある]。
糖尿病の患者[糖尿病が増悪する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、本剤の投与により全身性作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児成長遅延、骨密度低下、白内障、緑内障、中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が発現する可能性がある。特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性作用が認められた場合には適切な処置を行う。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には長期・頻回投与を避ける[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
特に2歳未満の場合には、慎重に投与する[乳児・小児に対する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼及び耳鼻科用にのみ使用する。
2.投与時:薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意するよう指導する。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、外観、含量、pH及び浸透圧比等は規格の範囲内であり、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器、遮光。
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