疥癬治療薬
薬効分類 | 疥癬治療薬 |
一般名 | フェノトリン液 |
薬価 | 73.7円 |
メーカー | クラシエ |
最終更新 | 2019年07月改訂(第2版) |
1週間隔で、1回1本(30g)を頚部以下(頚部から足底まで)の皮膚に塗布し、塗布後12時間以上経過した後に入浴、シャワー等で洗浄、除去する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.ヒゼンダニを確実に駆除するため、少なくとも2回の塗布を行う。
2.2回目塗布以降は1週ごとに検鏡を含めて効果を確認し、再塗布を考慮する。
3.疥癬は多くの場合そう痒を伴うが、本剤による治療初期にそう痒が一過性増悪することがある。
4.ヒゼンダニの死滅後もアレルギー反応として全身そう痒遷延することがある。そう痒が持続しても、特徴的な皮疹の発生や感染が認められない場合には、漫然と再塗布しない。
5.小児では体表面積が小さいことから、1回塗布量を適宜減量する。
疥癬。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.疥癬については、確定診断された患者又はその患者と接触の機会があり、かつ疥癬の症状を呈する者に使用する。
2.角化型疥癬及び爪疥癬における有効性及び安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
承認時の臨床試験での安全性評価対象症例102例中、臨床検査値の異常を含む副作用の発現は8例(7.8%)に認められた。主な副作用は皮膚炎2例(2.0%)、AST(GOT)上昇2例(2.0%)、ALT(GPT)上昇2例(2.0%)であった(承認時)。
使用成績調査での安全性解析対象症例3,080例中、68例(2.2%)で臨床検査値の異常を含む副作用の発現が認められた。主な副作用は紅斑17例(0.6%)、接触皮膚炎17例(0.6%)、そう痒症15例(0.5%)、皮膚乾燥5例(0.2%)であった(再審査終了時)。
次のような症状又は異常が現れた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。
1.皮膚:(1%〜5%未満)皮膚炎、接触性皮膚炎、ひびあかぎれ(皮膚亀裂)、皮膚水疱、末梢性浮腫、(頻度不明)皮膚乾燥。
2.肝臓:(1%〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
3.血液:(1%〜5%未満)血小板増加。
4.末梢神経系:(1%〜5%未満)ヒリヒリ感(錯感覚)。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(高齢者への投与)
一般に高齢者は合併症を有し、もしくは他の薬剤を併用している場合が多いため、注意して使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の婦人に対する使用経験が少なく、安全性は確立していない]。
2.授乳婦への使用は避けることが望ましいが、やむを得ず使用する場合は授乳を避けさせる。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(低出生体重児、新生児に対しては使用経験がなく、乳児、幼児又は小児に対しては使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
使用部位:潰瘍・糜爛面への塗布を避ける。眼、粘膜には使用しない。
薬効分類 | 疥癬治療薬 |
一般名 | フェノトリン液 |
薬価 | 73.7円 |
メーカー | クラシエ |
最終更新 | 2019年07月改訂(第2版) |
1週間隔で、1回1本(30g)を頚部以下(頚部から足底まで)の皮膚に塗布し、塗布後12時間以上経過した後に入浴、シャワー等で洗浄、除去する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.ヒゼンダニを確実に駆除するため、少なくとも2回の塗布を行う。
2.2回目塗布以降は1週ごとに検鏡を含めて効果を確認し、再塗布を考慮する。
3.疥癬は多くの場合そう痒を伴うが、本剤による治療初期にそう痒が一過性増悪することがある。
4.ヒゼンダニの死滅後もアレルギー反応として全身そう痒遷延することがある。そう痒が持続しても、特徴的な皮疹の発生や感染が認められない場合には、漫然と再塗布しない。
5.小児では体表面積が小さいことから、1回塗布量を適宜減量する。
疥癬。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.疥癬については、確定診断された患者又はその患者と接触の機会があり、かつ疥癬の症状を呈する者に使用する。
2.角化型疥癬及び爪疥癬における有効性及び安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
承認時の臨床試験での安全性評価対象症例102例中、臨床検査値の異常を含む副作用の発現は8例(7.8%)に認められた。主な副作用は皮膚炎2例(2.0%)、AST(GOT)上昇2例(2.0%)、ALT(GPT)上昇2例(2.0%)であった(承認時)。
使用成績調査での安全性解析対象症例3,080例中、68例(2.2%)で臨床検査値の異常を含む副作用の発現が認められた。主な副作用は紅斑17例(0.6%)、接触皮膚炎17例(0.6%)、そう痒症15例(0.5%)、皮膚乾燥5例(0.2%)であった(再審査終了時)。
次のような症状又は異常が現れた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。
1.皮膚:(1%〜5%未満)皮膚炎、接触性皮膚炎、ひびあかぎれ(皮膚亀裂)、皮膚水疱、末梢性浮腫、(頻度不明)皮膚乾燥。
2.肝臓:(1%〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
3.血液:(1%〜5%未満)血小板増加。
4.末梢神経系:(1%〜5%未満)ヒリヒリ感(錯感覚)。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(高齢者への投与)
一般に高齢者は合併症を有し、もしくは他の薬剤を併用している場合が多いため、注意して使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の婦人に対する使用経験が少なく、安全性は確立していない]。
2.授乳婦への使用は避けることが望ましいが、やむを得ず使用する場合は授乳を避けさせる。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(低出生体重児、新生児に対しては使用経験がなく、乳児、幼児又は小児に対しては使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
使用部位:潰瘍・糜爛面への塗布を避ける。眼、粘膜には使用しない。
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