薬剤情報
後発品
薬効分類アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬
一般名エメダスチンフマル酸塩2mg徐放カプセル
薬価24.3
メーカー東和薬品
最終更新2022年12月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人にはエメダスチンフマル酸塩として1回1〜2mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

高齢者では、副作用の発現に注意し、1回1mgから投与するなどの配慮をすること〔9.8高齢者の項参照〕。

効能・効果

1). アレルギー性鼻炎。

2). じん麻疹。

3). 湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、痒疹。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 精神神経系:(5〜10%未満)眠気、(0.1〜5%未満)倦怠感・脱力感、頭痛・頭重感、頭がボーッとする、ふらつき、(0.1%未満)しびれ感、耳鳴、こわばり、皮膚感覚異常、(頻度不明)舌のしびれ、一過性健忘。

2). 消化器:(0.1〜5%未満)口渇、腹痛、(0.1%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃もたれ感、腹部膨満感、下痢、便秘。

3). 循環器:(頻度不明)動悸、血圧上昇。

4). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒。

5). 血液:(0.1%未満)白血球減少、血小板減少。

6). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇、(0.1%未満)総ビリルビン上昇、Al−P上昇、肝機能異常、(頻度不明)黄疸。

7). 腎臓:(0.1%未満)尿蛋白、尿潜血、血尿、頻尿、尿量減少。

8). 眼:(0.1%未満)眼のしょぼしょぼ感、眼痛。

9). その他:(0.1%未満)浮腫、苦味、鼻乾燥、(頻度不明)息苦しさ、月経異常、胸痛、ほてり。

発現頻度は使用成績調査を含む。なお、男女別にみると女性の副作用症状発現率が高かった。

重要な基本的注意

8.1. 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。更に、日常生活に支障がみられる場合があるので、本剤投与に際してはこのことを患者に十分説明しておくこと。

8.2. 4mg/日投与は、2mg/日投与に比して高度の眠気を惹起する可能性が高いので留意すること。

8.3. 本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 長期ステロイド療法を受けている患者:本剤投与によりステロイドの減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行うこと。

(肝機能障害患者)

9.3.1. 肝機能障害又はその既往歴のある患者:肝機能異常があらわれるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). 向精神薬(鎮静剤、催眠剤等)、抗ヒスタミン剤[相互に作用を増強するおそれがある(本剤の中枢神経抑制作用により、作用が増強されると考えられる)]。

2). アルコール[本剤の中枢神経系での副作用<主に眠気>を増強するおそれがある(本剤の中枢神経抑制作用により、作用が増強されると考えられる)]。

高齢者

一般に生理機能が低下している〔7.用法及び用量に関連する注意の項参照〕。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(妊娠ラットにおいて胎仔中への移行が認められている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(授乳期ラットにおいて乳汁中への移行が認められている)。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤はアレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する前は本剤を投与しないこと。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.1. 本剤は徐放性製剤であるため、薬剤をかみ砕かないで服用させること。

14.1.2. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

エメダスチンフマル酸塩徐放カプセル2mg「トーワ」
エメダスチンフマル酸塩徐放カプセル2mg「トーワ」
エメダスチンフマル酸塩徐放カプセル2mg「トーワ」

エメダスチンフマル酸塩徐放カプセル2mg「トーワ」

アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬
2022年12月改訂(第1版)
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後発品
薬効分類アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬
一般名エメダスチンフマル酸塩2mg徐放カプセル
薬価24.3
メーカー東和薬品
最終更新2022年12月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人にはエメダスチンフマル酸塩として1回1〜2mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

高齢者では、副作用の発現に注意し、1回1mgから投与するなどの配慮をすること〔9.8高齢者の項参照〕。

効能・効果

1). アレルギー性鼻炎。

2). じん麻疹。

3). 湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、痒疹。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 精神神経系:(5〜10%未満)眠気、(0.1〜5%未満)倦怠感・脱力感、頭痛・頭重感、頭がボーッとする、ふらつき、(0.1%未満)しびれ感、耳鳴、こわばり、皮膚感覚異常、(頻度不明)舌のしびれ、一過性健忘。

2). 消化器:(0.1〜5%未満)口渇、腹痛、(0.1%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃もたれ感、腹部膨満感、下痢、便秘。

3). 循環器:(頻度不明)動悸、血圧上昇。

4). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒。

5). 血液:(0.1%未満)白血球減少、血小板減少。

6). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇、(0.1%未満)総ビリルビン上昇、Al−P上昇、肝機能異常、(頻度不明)黄疸。

7). 腎臓:(0.1%未満)尿蛋白、尿潜血、血尿、頻尿、尿量減少。

8). 眼:(0.1%未満)眼のしょぼしょぼ感、眼痛。

9). その他:(0.1%未満)浮腫、苦味、鼻乾燥、(頻度不明)息苦しさ、月経異常、胸痛、ほてり。

発現頻度は使用成績調査を含む。なお、男女別にみると女性の副作用症状発現率が高かった。

重要な基本的注意

8.1. 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。更に、日常生活に支障がみられる場合があるので、本剤投与に際してはこのことを患者に十分説明しておくこと。

8.2. 4mg/日投与は、2mg/日投与に比して高度の眠気を惹起する可能性が高いので留意すること。

8.3. 本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 長期ステロイド療法を受けている患者:本剤投与によりステロイドの減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行うこと。

(肝機能障害患者)

9.3.1. 肝機能障害又はその既往歴のある患者:肝機能異常があらわれるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). 向精神薬(鎮静剤、催眠剤等)、抗ヒスタミン剤[相互に作用を増強するおそれがある(本剤の中枢神経抑制作用により、作用が増強されると考えられる)]。

2). アルコール[本剤の中枢神経系での副作用<主に眠気>を増強するおそれがある(本剤の中枢神経抑制作用により、作用が増強されると考えられる)]。

高齢者

一般に生理機能が低下している〔7.用法及び用量に関連する注意の項参照〕。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(妊娠ラットにおいて胎仔中への移行が認められている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(授乳期ラットにおいて乳汁中への移行が認められている)。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤はアレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する前は本剤を投与しないこと。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.1. 本剤は徐放性製剤であるため、薬剤をかみ砕かないで服用させること。

14.1.2. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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