薬効分類 | 放射性医薬品 |
一般名 | メチレンジホスホン酸テクネチウム (99mTc) 注射液 |
薬価 | 37443円 |
メーカー | PDRファーマ |
最終更新 | 2025年02月改訂(第3版) 添付文書のPDFはこちら |
〈骨シンチグラフィ〉
本品370〜740MBqを静注し、2時間以後にシンチレーションスキャナ又はシンチレーションカメラを用いてディテクタを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
〈脳シンチグラフィ〉
本品740〜925MBqを静注し、静注直後より速やかにディテクタを体外より頭部に向けて走査又は撮影することにより、RIアンギオグラムを得る。
また、RIアンギオグラフィ終了後に撮影することにより、早期シンチグラムを得る。さらに静注2時間以後に撮影することにより遅延シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
1). 骨シンチグラフィによる骨疾患の診断。
2). 脳シンチグラフィによる脳腫瘍及び脳血管障害の診断。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)皮膚発疹。
2). 循環器:(頻度不明)低血圧。
3). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐。
4). その他:(頻度不明)結膜充血、気分不良、発熱。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにすること。
14.1.2. シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与すること。
14.1.3. 静注後尿中に排泄されるので、特に骨盤部を対象とする場合はシンチグラフィ開始直前に排尿させた方が好ましい。
14.2. 診断上の注意
14.2.1. シンチグラムの質には肥満や老年、腎機能障害が影響する可能性があるので注意を要する。
14.2.2. 血液透析患者では大関節周囲骨集積増加や頭蓋骨集積増加・肋軟骨集積増加等を示すことがある。
14.2.3. カルシウム沈着のある腫瘍や代謝異常疾患の異所性石灰沈着の場合は、骨外集積を示すことがある。
14.2.4. 本品を投与した後コンドロイチン硫酸鉄コロイドを投与すると肝描出を認めることがある。
(取扱い上の注意)
放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 放射性医薬品 |
一般名 | メチレンジホスホン酸テクネチウム (99mTc) 注射液 |
薬価 | 37443円 |
メーカー | PDRファーマ |
最終更新 | 2025年02月改訂(第3版) 添付文書のPDFはこちら |
〈骨シンチグラフィ〉
本品370〜740MBqを静注し、2時間以後にシンチレーションスキャナ又はシンチレーションカメラを用いてディテクタを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
〈脳シンチグラフィ〉
本品740〜925MBqを静注し、静注直後より速やかにディテクタを体外より頭部に向けて走査又は撮影することにより、RIアンギオグラムを得る。
また、RIアンギオグラフィ終了後に撮影することにより、早期シンチグラムを得る。さらに静注2時間以後に撮影することにより遅延シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
1). 骨シンチグラフィによる骨疾患の診断。
2). 脳シンチグラフィによる脳腫瘍及び脳血管障害の診断。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)皮膚発疹。
2). 循環器:(頻度不明)低血圧。
3). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐。
4). その他:(頻度不明)結膜充血、気分不良、発熱。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにすること。
14.1.2. シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与すること。
14.1.3. 静注後尿中に排泄されるので、特に骨盤部を対象とする場合はシンチグラフィ開始直前に排尿させた方が好ましい。
14.2. 診断上の注意
14.2.1. シンチグラムの質には肥満や老年、腎機能障害が影響する可能性があるので注意を要する。
14.2.2. 血液透析患者では大関節周囲骨集積増加や頭蓋骨集積増加・肋軟骨集積増加等を示すことがある。
14.2.3. カルシウム沈着のある腫瘍や代謝異常疾患の異所性石灰沈着の場合は、骨外集積を示すことがある。
14.2.4. 本品を投与した後コンドロイチン硫酸鉄コロイドを投与すると肝描出を認めることがある。
(取扱い上の注意)
放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。
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