薬効分類 | 高脂血症薬 |
一般名 | プロブコール250mg錠 |
薬価 | 7.6円 |
メーカー | 日医工ファーマ |
最終更新 | 2017年04月改訂(第2版) |
通常、成人にはプロブコールとして1日量500mgを2回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、家族性高コレステロール血症の場合は、プロブコールとして1日量1000mgまで増量することができる。
高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む)。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).心室性不整脈(Torsades de Pointes)、失神:著明なQT延長に伴う心室性不整脈(Torsades de Pointes)、失神が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).消化管出血、末梢神経炎:消化管出血、末梢神経炎が現れたとの報告がある。
3).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).心臓:(頻度不明)QT延長。
2).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒等。
3).血液:(頻度不明)貧血、白血球減少、血小板減少等。
4).精神神経系:(頻度不明)眩暈、頭痛。
5).消化器:(頻度不明)下痢・軟便、嘔気・嘔吐、食欲不振、腹痛、胸やけ、腹部膨満感等。
6).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇等。
7).腎臓:(頻度不明)BUN上昇等。
8).筋肉:(頻度不明)CK上昇(CPK上昇)。
9).その他:(頻度不明)尿酸上昇、空腹時血糖上昇、倦怠感。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.重篤な心室性不整脈(多源性心室性期外収縮多発)のある患者[より重篤な心室性不整脈(重篤なTorsades de Pointes)を起こす恐れがある]。
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.心筋梗塞の新鮮例及びうっ血性心不全のある患者[心室性不整脈を起こす恐れがある]。
2.心室性不整脈のある患者。
3.QT延長を起こしやすい患者(先天性QT延長症候群、低カリウム血症等)[心室性不整脈を起こす恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤の適用にあたっては、次の点に十分留意する。
1).適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む)であることを確認した上で本剤の適用を考慮する(本剤はコレステロール値の異常を主とした高脂血症によく反応する)。
2).あらかじめ高脂血症の基本である食事療法を行い、更に運動療法や高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分考慮する。
3).投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止する。
2.本剤の投与により心電図上QT延長、心室性不整脈の報告があるので、本剤投与中は定期的に心電図を測定することが望ましい。
併用注意:
1.シクロスポリン[シクロスポリンの作用が減弱する恐れがある(機序は不明であるが、シクロスポリンの血中濃度が低下したとの報告がある)]。
2.クロフィブラート[HDL−コレステロールが著しく低下したとの報告がある(機序は不明である)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット、ウサギ)で乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:長期保存試験(25℃、相対湿度60%)の結果より、プロブコール錠250mg「日医工」は通常の市場流通下において5年間安定であることが確認された。
動物実験において、ビーグル犬で死亡例がみられており、心筋のアドレナリンに対する感受性が本剤投与により亢進したことによる種特異的な現象と報告されている。赤毛ザルにおいて、異常な高脂肪・高コレステロール食と本剤の同時投与群で死亡例が報告されている。正常食では8年間投与でも死亡例は認められていない。
遮光。
薬効分類 | 高脂血症薬 |
一般名 | プロブコール250mg錠 |
薬価 | 7.6円 |
メーカー | 日医工ファーマ |
最終更新 | 2017年04月改訂(第2版) |
通常、成人にはプロブコールとして1日量500mgを2回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、家族性高コレステロール血症の場合は、プロブコールとして1日量1000mgまで増量することができる。
高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む)。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).心室性不整脈(Torsades de Pointes)、失神:著明なQT延長に伴う心室性不整脈(Torsades de Pointes)、失神が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).消化管出血、末梢神経炎:消化管出血、末梢神経炎が現れたとの報告がある。
3).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).心臓:(頻度不明)QT延長。
2).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒等。
3).血液:(頻度不明)貧血、白血球減少、血小板減少等。
4).精神神経系:(頻度不明)眩暈、頭痛。
5).消化器:(頻度不明)下痢・軟便、嘔気・嘔吐、食欲不振、腹痛、胸やけ、腹部膨満感等。
6).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇等。
7).腎臓:(頻度不明)BUN上昇等。
8).筋肉:(頻度不明)CK上昇(CPK上昇)。
9).その他:(頻度不明)尿酸上昇、空腹時血糖上昇、倦怠感。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.重篤な心室性不整脈(多源性心室性期外収縮多発)のある患者[より重篤な心室性不整脈(重篤なTorsades de Pointes)を起こす恐れがある]。
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.心筋梗塞の新鮮例及びうっ血性心不全のある患者[心室性不整脈を起こす恐れがある]。
2.心室性不整脈のある患者。
3.QT延長を起こしやすい患者(先天性QT延長症候群、低カリウム血症等)[心室性不整脈を起こす恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤の適用にあたっては、次の点に十分留意する。
1).適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む)であることを確認した上で本剤の適用を考慮する(本剤はコレステロール値の異常を主とした高脂血症によく反応する)。
2).あらかじめ高脂血症の基本である食事療法を行い、更に運動療法や高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分考慮する。
3).投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止する。
2.本剤の投与により心電図上QT延長、心室性不整脈の報告があるので、本剤投与中は定期的に心電図を測定することが望ましい。
併用注意:
1.シクロスポリン[シクロスポリンの作用が減弱する恐れがある(機序は不明であるが、シクロスポリンの血中濃度が低下したとの報告がある)]。
2.クロフィブラート[HDL−コレステロールが著しく低下したとの報告がある(機序は不明である)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット、ウサギ)で乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:長期保存試験(25℃、相対湿度60%)の結果より、プロブコール錠250mg「日医工」は通常の市場流通下において5年間安定であることが確認された。
動物実験において、ビーグル犬で死亡例がみられており、心筋のアドレナリンに対する感受性が本剤投与により亢進したことによる種特異的な現象と報告されている。赤毛ザルにおいて、異常な高脂肪・高コレステロール食と本剤の同時投与群で死亡例が報告されている。正常食では8年間投与でも死亡例は認められていない。
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