薬剤情報
後発品
薬効分類モノバクタム系抗生物質
一般名アズトレオナム注射用
薬価1216
メーカーエーザイ
最終更新2020年09月改訂(第9版)

用法・用量

アズトレオナムとして、1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射、点滴静注又は筋肉内注射する。但し、淋菌感染症及び子宮頚管炎には、1日1回1〜2g(力価)を筋肉内注射又は静脈内注射する。

小児には、アズトレオナムとして、1日40〜80mg(力価)/kgを2〜4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には、1日量4g(力価)まで増量し2〜4回に分けて投与し、小児では1日量150mg(力価)/kgまで増量し3〜4回に分けて投与する。

未熟児、新生児には、アズトレオナムとして、1回20mg(力価)/kgを生後3日までは1日2回、4日以降は1日2〜3回静脈内注射又は点滴静注する。

用法・用量(補足)

<用法・用量に関連する使用上の注意>

本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。

<調製法>

1.静脈内注射:5mL以上の日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液又は日本薬局方ブドウ糖注射液で溶解し、1g(力価)あたり全量20mLにする。

2.点滴静注:糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液で溶解する。なお、点滴静注に際しては、注射用水を使用しない(溶液が低張になるため)。

3.筋肉内注射:日本薬局方注射用水又は日本薬局方生理食塩液で溶解し、1g(力価)あたり3mLとする。

<溶液の安定性>

本剤は溶解後微黄色〜淡黄色澄明であり、この溶液は放置するとわずかに変色する。

溶解後は速やかに使用し、やむをえず、保存する場合には、冷蔵庫保存では48時間以内、室温保存では24時間以内に使用する(但し総合アミノ酸補液に溶解して保存しない)。

効能・効果

敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)、尿道炎、子宮頚管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎。

効能・効果(補足)

<効能・効果に関連する使用上の注意>

中耳炎、副鼻腔炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。

適応菌種

本剤に感性の淋菌、髄膜炎菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌。

副作用

総症例15,267例(静注、点滴静注、筋注を含む)中、840例(5.50%)の副作用が報告されている(再審査終了時)。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).ショック:ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

2).急性腎障害:急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

3).大腸炎:偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。

4).本剤投与中に中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)が現れることが報告されている。

2.重大な副作用(類薬)

ペニシリン系又はセフェム系薬剤で溶血性貧血が現れたとの報告があるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

3.その他の副作用

1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、発熱、(0.1%未満)蕁麻疹、そう痒感、(頻度不明)発赤[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。

2).腎臓:(0.1%未満)血清カリウム上昇、血尿、(頻度不明)蛋白尿。

3).血液:(0.1〜5%未満)好酸球増多、(0.1%未満)血小板減少、貧血、顆粒球減少。

4).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、LAP上昇等、(頻度不明)黄疸。

5).消化器:(0.1%未満)嘔吐、食欲不振。

6).菌交代症:(頻度不明)口内炎、カンジダ症。

7).ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。

8).その他:(0.1%未満)胸痛、知覚減退、頭痛、末梢性浮腫、動悸。

禁忌

本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。

慎重投与

1.ペニシリン系又はセフェム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者[交叉アレルギー反応が起こるとの報告がある]。

2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質の患者。

3.高度腎障害のある患者[血中濃度が持続するので、投与量を減ずるか、投与間隔を開けて使用する]。

4.高齢者。

5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症が現れる恐れがあるので観察を十分に行う]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。

1).事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。

2).投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。

3).投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。

2.本剤の投与により、肝機能異常が現れることがあるので、必要に応じ肝機能検査を行うことが望ましい。

相互作用

併用注意:利尿剤(フロセミド等)[腎障害が悪化した報告がある(機序不明)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。

1.本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高齢者の体内薬物動態試験で高い血中濃度が持続する傾向が認められている。

2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。

2.ヒト母乳中へ移行するので、本剤投与中は授乳を避けさせる。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与時:

1).静脈内注射時:静脈内大量投与により血管痛、静脈炎、灼熱感を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くする。

2).筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、次記の点に注意する。

(1).筋肉内注射は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行う。なお、筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。

(2).低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には筋肉内投与しない。

(3).筋肉内注射時神経走行部位を避ける。

(4).注射針を刺入したとき激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

(5).筋肉内注射時、注射部位に疼痛、硬結をみることがある。

2.調製方法:溶解後は速やかに使用する。特に総合アミノ酸補液に溶解して使用する場合には、溶解後保存することにより力価が低下することがあるので、用時溶解して使用する。

保管上の注意

外箱開封後、遮光(本剤は光により徐々に着色する)。

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様々な分野の医師
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アザクタム注射用1g

モノバクタム系抗生物質
2020年09月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類モノバクタム系抗生物質
一般名アズトレオナム注射用
薬価1216
メーカーエーザイ
最終更新2020年09月改訂(第9版)

用法・用量

アズトレオナムとして、1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射、点滴静注又は筋肉内注射する。但し、淋菌感染症及び子宮頚管炎には、1日1回1〜2g(力価)を筋肉内注射又は静脈内注射する。

小児には、アズトレオナムとして、1日40〜80mg(力価)/kgを2〜4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には、1日量4g(力価)まで増量し2〜4回に分けて投与し、小児では1日量150mg(力価)/kgまで増量し3〜4回に分けて投与する。

未熟児、新生児には、アズトレオナムとして、1回20mg(力価)/kgを生後3日までは1日2回、4日以降は1日2〜3回静脈内注射又は点滴静注する。

用法・用量(補足)

<用法・用量に関連する使用上の注意>

本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。

<調製法>

1.静脈内注射:5mL以上の日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液又は日本薬局方ブドウ糖注射液で溶解し、1g(力価)あたり全量20mLにする。

2.点滴静注:糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液で溶解する。なお、点滴静注に際しては、注射用水を使用しない(溶液が低張になるため)。

3.筋肉内注射:日本薬局方注射用水又は日本薬局方生理食塩液で溶解し、1g(力価)あたり3mLとする。

<溶液の安定性>

本剤は溶解後微黄色〜淡黄色澄明であり、この溶液は放置するとわずかに変色する。

溶解後は速やかに使用し、やむをえず、保存する場合には、冷蔵庫保存では48時間以内、室温保存では24時間以内に使用する(但し総合アミノ酸補液に溶解して保存しない)。

効能・効果

敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)、尿道炎、子宮頚管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎。

効能・効果(補足)

<効能・効果に関連する使用上の注意>

中耳炎、副鼻腔炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。

適応菌種

本剤に感性の淋菌、髄膜炎菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌。

副作用

総症例15,267例(静注、点滴静注、筋注を含む)中、840例(5.50%)の副作用が報告されている(再審査終了時)。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).ショック:ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

2).急性腎障害:急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

3).大腸炎:偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。

4).本剤投与中に中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)が現れることが報告されている。

2.重大な副作用(類薬)

ペニシリン系又はセフェム系薬剤で溶血性貧血が現れたとの報告があるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

3.その他の副作用

1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、発熱、(0.1%未満)蕁麻疹、そう痒感、(頻度不明)発赤[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。

2).腎臓:(0.1%未満)血清カリウム上昇、血尿、(頻度不明)蛋白尿。

3).血液:(0.1〜5%未満)好酸球増多、(0.1%未満)血小板減少、貧血、顆粒球減少。

4).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、LAP上昇等、(頻度不明)黄疸。

5).消化器:(0.1%未満)嘔吐、食欲不振。

6).菌交代症:(頻度不明)口内炎、カンジダ症。

7).ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。

8).その他:(0.1%未満)胸痛、知覚減退、頭痛、末梢性浮腫、動悸。

禁忌

本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。

慎重投与

1.ペニシリン系又はセフェム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者[交叉アレルギー反応が起こるとの報告がある]。

2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質の患者。

3.高度腎障害のある患者[血中濃度が持続するので、投与量を減ずるか、投与間隔を開けて使用する]。

4.高齢者。

5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症が現れる恐れがあるので観察を十分に行う]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。

1).事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。

2).投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。

3).投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。

2.本剤の投与により、肝機能異常が現れることがあるので、必要に応じ肝機能検査を行うことが望ましい。

相互作用

併用注意:利尿剤(フロセミド等)[腎障害が悪化した報告がある(機序不明)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。

1.本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高齢者の体内薬物動態試験で高い血中濃度が持続する傾向が認められている。

2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。

2.ヒト母乳中へ移行するので、本剤投与中は授乳を避けさせる。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与時:

1).静脈内注射時:静脈内大量投与により血管痛、静脈炎、灼熱感を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くする。

2).筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、次記の点に注意する。

(1).筋肉内注射は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行う。なお、筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。

(2).低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には筋肉内投与しない。

(3).筋肉内注射時神経走行部位を避ける。

(4).注射針を刺入したとき激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

(5).筋肉内注射時、注射部位に疼痛、硬結をみることがある。

2.調製方法:溶解後は速やかに使用する。特に総合アミノ酸補液に溶解して使用する場合には、溶解後保存することにより力価が低下することがあるので、用時溶解して使用する。

保管上の注意

外箱開封後、遮光(本剤は光により徐々に着色する)。

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