放射性医薬品調製剤
薬効分類 | 放射性医薬品調製剤 |
一般名 | テトロホスミンテクネチウム (99mTc) 注射用 |
薬価 | 30103円 |
メーカー | 日本メジフィジックス |
最終更新 | 2022年03月改訂(第1版) |
〈テトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液の調製〉
本品に日局過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液2〜8mLを加え、静かに振とうした後、常温で15分間以上放置し、テトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液を調製する。
〈心筋シンチグラフィ〉
通常、成人にはテトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液185〜740MBqを静脈内に投与し、投与後10分以降に、被検部に検出器を向け、撮像もしくはデータ収集及び処理を行い、心筋シンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。
〈初回循環時法〉
通常、成人にはテトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液370〜740MBqを静脈内に急速に投与し、投与直後よりデータを収集し、心RIアンジオグラムを得る。
必要に応じ、収集したデータより、左室駆出分画等を算出する。
なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。
1). 心筋シンチグラフィによる心臓疾患の診断。
2). 初回循環時法による心機能の診断。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 消化器:(頻度不明)嘔吐。
3). 循環器:(頻度不明)血圧低下。
4). その他:(頻度不明)潮紅、熱感、口内灼熱感、金属味、動悸、口内異常感、嗅覚錯誤。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 本品は用時調製する。
14.1.2. 調製中の術者への被曝を軽減するため、調製は注意深く、かつ迅速に行うこと。
14.1.3. 調製方法:調製時の酸素不足により極めてまれに標識不良が起こることが報告されているので、調製は次のように行うこと。
テクネチウム−99mとして555MBq/mLを超えない濃度の日局過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を入れた注射筒を準備する。通気針をバイアルゴム栓に刺した後、過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を必要量加え、そのままプランジャーを引いてバイアル内のガス2mLを抜き取ることにより通気針から無菌空気を導入する。
14.1.4. 調製後は6時間以内に使用すること。
14.1.5. 調製液を保存する場合は、常温で遮光すること。
(保管上の注意)
2〜8℃。
薬効分類 | 放射性医薬品調製剤 |
一般名 | テトロホスミンテクネチウム (99mTc) 注射用 |
薬価 | 30103円 |
メーカー | 日本メジフィジックス |
最終更新 | 2022年03月改訂(第1版) |
〈テトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液の調製〉
本品に日局過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液2〜8mLを加え、静かに振とうした後、常温で15分間以上放置し、テトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液を調製する。
〈心筋シンチグラフィ〉
通常、成人にはテトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液185〜740MBqを静脈内に投与し、投与後10分以降に、被検部に検出器を向け、撮像もしくはデータ収集及び処理を行い、心筋シンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。
〈初回循環時法〉
通常、成人にはテトロホスミンテクネチウム(99mTc)注射液370〜740MBqを静脈内に急速に投与し、投与直後よりデータを収集し、心RIアンジオグラムを得る。
必要に応じ、収集したデータより、左室駆出分画等を算出する。
なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。
1). 心筋シンチグラフィによる心臓疾患の診断。
2). 初回循環時法による心機能の診断。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 消化器:(頻度不明)嘔吐。
3). 循環器:(頻度不明)血圧低下。
4). その他:(頻度不明)潮紅、熱感、口内灼熱感、金属味、動悸、口内異常感、嗅覚錯誤。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 本品は用時調製する。
14.1.2. 調製中の術者への被曝を軽減するため、調製は注意深く、かつ迅速に行うこと。
14.1.3. 調製方法:調製時の酸素不足により極めてまれに標識不良が起こることが報告されているので、調製は次のように行うこと。
テクネチウム−99mとして555MBq/mLを超えない濃度の日局過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を入れた注射筒を準備する。通気針をバイアルゴム栓に刺した後、過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を必要量加え、そのままプランジャーを引いてバイアル内のガス2mLを抜き取ることにより通気針から無菌空気を導入する。
14.1.4. 調製後は6時間以内に使用すること。
14.1.5. 調製液を保存する場合は、常温で遮光すること。
(保管上の注意)
2〜8℃。
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