先
毒
劇
麻
向
覚
薬効分類抗悪性腫瘍薬 > チロシンキナーゼ阻害薬
一般名ゾンゲルチニブ錠
薬価13881.9円
メーカー日本ベーリンガーインゲルハイム
最終更新
2025年11月改訂(第2版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

通常、成人には、ゾンゲルチニブとして1日1回120mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。

7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を参考に本剤を休薬、減量又は中止すること(1日1回60mgに減量しても忍容性が認められない場合は、本剤の投与を中止すること)。

[本剤の休薬、減量又は中止基準]

1). 肝機能障害:

@. Grade3のALT増加又はGrade3のAST増加又はGrade4のALT増加又はGrade4のAST増加:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

A. Grade3の総ビリルビン増加:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

B. Grade4の総ビリルビン増加:投与を中止する。

C. ALTが基準値上限の3倍以上かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍以上又はASTが基準値上限の3倍以上かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍以上:投与を中止する。

2). 下痢:

@. Grade2かつ止瀉薬の投与を行っても症状が2日以上継続する下痢の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

A. Grade3の下痢又はGrade4の下痢:Grade1以下に回復するまで休薬する(14日以内に回復した場合は60mgで再開でき、支持療法を行っても14日以内に回復しない場合は、投与を中止する)。

3). 発熱性好中球減少症:全Grade:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、必要に応じて投与を中止することも考慮する)。

4). 駆出率減少:

@. Grade2の駆出率減少:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は120mgで再開できる(ただし、休薬後4週間以内に正常範囲又はベースラインから5ポイント以内に回復しなかった場合、再開後にベースラインから10ポイント以上低下した場合は60mgに減量する)。

A. Grade3の駆出率減少又はGrade4の駆出率減少:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、休薬後4週間以内に正常範囲又はベースラインから5ポイント以内に回復しなかった場合、再開後にベースラインから10ポイント以上低下した場合は投与を中止する)。

5). 間質性肺疾患:

@. Grade2の間質性肺疾患:Grade1以下に回復するまで休薬する(14日以内に回復した場合は60mgで再開でき、支持療法を行っても14日以内にGrade1以下に回復しない場合は投与を中止する)。

A. Grade3の間質性肺疾患又はGrade4の間質性肺疾患:投与を中止する。

6). その他の副作用:Grade3の副作用又はGrade4の副作用:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、必要に応じて投与を中止することも考慮する)。

GradeはNCI−CTCAE v5.0に準じる。

効能・効果

がん化学療法後増悪HER2遺伝子変異陽性の切除不能進行再発非小細胞肺癌(がん化学療法後増悪ERBB2遺伝子変異陽性の切除不能進行再発非小細胞肺癌)。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

5.1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、HER2(ERBB2)遺伝子変異が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること)。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:

https://www.pmda.go.jp/review−services/drug−reviews/review−information/cd/0001.html。

5.2. 本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。

5.3. 本剤の術前・術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

5.4. 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1参照〕。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 重度下痢(3.0%)。

11.1.2. 肝機能障害(35.2%)〔8.1参照〕。

11.1.3. 血球減少:発熱性好中球減少症(頻度不明)、好中球減少症(0.8%)、貧血(17.8%)、血小板減少症(0.8%)等があらわれることがある〔8.2参照〕。

11.1.4. 間質性肺疾患(1.3%)〔8.3参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 胃腸障害:(20〜30%未満)悪心、(10〜20%未満)口内炎。

2). 臨床検査:(10%未満)駆出率減少。

3). 皮膚および皮下組織障害:(20〜30%未満)発疹、(10〜20%未満)皮膚乾燥、皮膚そう痒症、爪障害。

警告

本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.2参照〕。

8.2. 血球減少があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.3参照〕。

8.3. 間質性肺疾患があらわれることがあるので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部画像検査の実施等、患者の状態を十分に観察すること。また、患者に対して、間質性肺疾患の初期症状があらわれた場合には、速やかに医療機関を受診するよう説明すること〔11.1.4参照〕。

8.4. 左室駆出率低下(LVEF低下)があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(LVEFの変動を含む)を十分に観察すること〔9.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 左室駆出率<LVEF>が低下している患者:LVEF低下を悪化させるおそれがある〔8.4参照〕。

(肝機能障害患者)

9.3.1. 中等度以上の肝機能障害を有する患者:本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇する可能性がある(なお、中等度以上の肝機能障害のある患者*を対象とした臨床試験は実施していない)。

*)NCI−ODWG(National Cancer Institute−Organ Dysfunction Working Group)基準による分類。

(生殖能を有する者)

9.4.1. 妊娠する可能性のある女性:妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後10日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること〔9.5妊婦の項参照〕。

9.4.2. 生殖可能な女性に投与する場合には、受胎能低下があらわれる可能性があることを考慮すること(動物実験(ラット)において、子宮萎縮、並びに子宮頸部過形成/子宮頸部過角化及び膣過形成/膣過角化が報告されている)。

相互作用

本剤は、主にCYP3Aによって代謝され、P−gp及びBCRPの阻害作用を示す。

10.2. 併用注意:

1). 強いCYP3A誘導剤(カルバマゼピン、リファンピシン、フェニトイン等)〔16.7.1参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること(これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。

2). 治療域の狭いP−gpの基質となる薬剤(シクロスポリン、エベロリムス、シロリムス等)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がP−gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。

3). BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、メトトレキサート、サラゾスルファピリジン等)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(生殖発生毒性試験(ラット)において、本剤の胎仔への移行の可能性が推定され、本剤120mg投与時の4.4倍に相当する曝露量で胚死亡・胎仔死亡が報告されている)〔9.4.1、9.6授乳婦の項参照〕。

(授乳婦)

授乳しないことが望ましい(本剤が乳汁に移行する可能性があり、乳児が乳汁を介して摂取した場合、乳児に重篤な副作用が発現するおそれがある)〔9.5妊婦の項参照〕。

小児等

小児等を対象とした本剤の有効性及び安全性は確立していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.1. 湿気を避けるため、乾燥剤を同封したボトル包装品のまま患者に交付すること。

14.1.2. 湿気を避けるため、乾燥剤を同封した元の容器にて保存し、使用の都度、密栓するよう患者に指導すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(保険給付上の注意)

本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2026年11月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。

ヘルネクシオス錠60mg
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抗悪性腫瘍薬 > チロシンキナーゼ阻害薬
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用法・用量

通常、成人には、ゾンゲルチニブとして1日1回120mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。

7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を参考に本剤を休薬、減量又は中止すること(1日1回60mgに減量しても忍容性が認められない場合は、本剤の投与を中止すること)。

[本剤の休薬、減量又は中止基準]

1). 肝機能障害:

@. Grade3のALT増加又はGrade3のAST増加又はGrade4のALT増加又はGrade4のAST増加:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

A. Grade3の総ビリルビン増加:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

B. Grade4の総ビリルビン増加:投与を中止する。

C. ALTが基準値上限の3倍以上かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍以上又はASTが基準値上限の3倍以上かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍以上:投与を中止する。

2). 下痢:

@. Grade2かつ止瀉薬の投与を行っても症状が2日以上継続する下痢の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる。

A. Grade3の下痢又はGrade4の下痢:Grade1以下に回復するまで休薬する(14日以内に回復した場合は60mgで再開でき、支持療法を行っても14日以内に回復しない場合は、投与を中止する)。

3). 発熱性好中球減少症:全Grade:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、必要に応じて投与を中止することも考慮する)。

4). 駆出率減少:

@. Grade2の駆出率減少:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は120mgで再開できる(ただし、休薬後4週間以内に正常範囲又はベースラインから5ポイント以内に回復しなかった場合、再開後にベースラインから10ポイント以上低下した場合は60mgに減量する)。

A. Grade3の駆出率減少又はGrade4の駆出率減少:Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、休薬後4週間以内に正常範囲又はベースラインから5ポイント以内に回復しなかった場合、再開後にベースラインから10ポイント以上低下した場合は投与を中止する)。

5). 間質性肺疾患:

@. Grade2の間質性肺疾患:Grade1以下に回復するまで休薬する(14日以内に回復した場合は60mgで再開でき、支持療法を行っても14日以内にGrade1以下に回復しない場合は投与を中止する)。

A. Grade3の間質性肺疾患又はGrade4の間質性肺疾患:投与を中止する。

6). その他の副作用:Grade3の副作用又はGrade4の副作用:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は60mgで再開できる(ただし、必要に応じて投与を中止することも考慮する)。

GradeはNCI−CTCAE v5.0に準じる。

効能・効果

がん化学療法後増悪HER2遺伝子変異陽性の切除不能進行再発非小細胞肺癌(がん化学療法後増悪ERBB2遺伝子変異陽性の切除不能進行再発非小細胞肺癌)。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

5.1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、HER2(ERBB2)遺伝子変異が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること)。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:

https://www.pmda.go.jp/review−services/drug−reviews/review−information/cd/0001.html。

5.2. 本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。

5.3. 本剤の術前・術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

5.4. 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1参照〕。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 重度下痢(3.0%)。

11.1.2. 肝機能障害(35.2%)〔8.1参照〕。

11.1.3. 血球減少:発熱性好中球減少症(頻度不明)、好中球減少症(0.8%)、貧血(17.8%)、血小板減少症(0.8%)等があらわれることがある〔8.2参照〕。

11.1.4. 間質性肺疾患(1.3%)〔8.3参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 胃腸障害:(20〜30%未満)悪心、(10〜20%未満)口内炎。

2). 臨床検査:(10%未満)駆出率減少。

3). 皮膚および皮下組織障害:(20〜30%未満)発疹、(10〜20%未満)皮膚乾燥、皮膚そう痒症、爪障害。

警告

本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.2参照〕。

8.2. 血球減少があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.3参照〕。

8.3. 間質性肺疾患があらわれることがあるので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部画像検査の実施等、患者の状態を十分に観察すること。また、患者に対して、間質性肺疾患の初期症状があらわれた場合には、速やかに医療機関を受診するよう説明すること〔11.1.4参照〕。

8.4. 左室駆出率低下(LVEF低下)があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(LVEFの変動を含む)を十分に観察すること〔9.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 左室駆出率<LVEF>が低下している患者:LVEF低下を悪化させるおそれがある〔8.4参照〕。

(肝機能障害患者)

9.3.1. 中等度以上の肝機能障害を有する患者:本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇する可能性がある(なお、中等度以上の肝機能障害のある患者*を対象とした臨床試験は実施していない)。

*)NCI−ODWG(National Cancer Institute−Organ Dysfunction Working Group)基準による分類。

(生殖能を有する者)

9.4.1. 妊娠する可能性のある女性:妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後10日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること〔9.5妊婦の項参照〕。

9.4.2. 生殖可能な女性に投与する場合には、受胎能低下があらわれる可能性があることを考慮すること(動物実験(ラット)において、子宮萎縮、並びに子宮頸部過形成/子宮頸部過角化及び膣過形成/膣過角化が報告されている)。

相互作用

本剤は、主にCYP3Aによって代謝され、P−gp及びBCRPの阻害作用を示す。

10.2. 併用注意:

1). 強いCYP3A誘導剤(カルバマゼピン、リファンピシン、フェニトイン等)〔16.7.1参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること(これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。

2). 治療域の狭いP−gpの基質となる薬剤(シクロスポリン、エベロリムス、シロリムス等)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がP−gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。

3). BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、メトトレキサート、サラゾスルファピリジン等)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(生殖発生毒性試験(ラット)において、本剤の胎仔への移行の可能性が推定され、本剤120mg投与時の4.4倍に相当する曝露量で胚死亡・胎仔死亡が報告されている)〔9.4.1、9.6授乳婦の項参照〕。

(授乳婦)

授乳しないことが望ましい(本剤が乳汁に移行する可能性があり、乳児が乳汁を介して摂取した場合、乳児に重篤な副作用が発現するおそれがある)〔9.5妊婦の項参照〕。

小児等

小児等を対象とした本剤の有効性及び安全性は確立していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.1. 湿気を避けるため、乾燥剤を同封したボトル包装品のまま患者に交付すること。

14.1.2. 湿気を避けるため、乾燥剤を同封した元の容器にて保存し、使用の都度、密栓するよう患者に指導すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(保険給付上の注意)

本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2026年11月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。

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