薬効分類 | パントテン酸製剤 |
一般名 | パンテノール注射液 |
薬価 | 57円 |
メーカー | トーアエイヨー |
最終更新 | 2024年07月改訂(第2版) |
通常、成人にはパンテノールとして1回20〜100mgを1日1〜2回、術後腸管麻痺には1回50〜500mgを1日1〜3回、必要に応じては6回まで、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(1). パントテン酸欠乏症の予防及び治療。
(2). パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)。
(3). 次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:ストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される接触皮膚炎、急性湿疹・慢性湿疹、術後腸管麻痺。
前記3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
消化器:(頻度不明)腹痛、下痢。
血友病の患者[出血時間を延長させるおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
9.7.1. 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)。
9.7.2. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 副交感神経興奮剤(ネオスチグミン等)使用後は12時間の間隔を置いて投与、また、サクシニルコリン投与後は1時間の間隔を置いて投与することが望ましい。
14.1.2. 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮すること。
・ 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意すること。
・ 筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
15.1. 臨床使用に基づく情報
低カリウム血症、機械的腸閉塞症の患者には臨床効果は得られない。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | パントテン酸製剤 |
一般名 | パンテノール注射液 |
薬価 | 57円 |
メーカー | トーアエイヨー |
最終更新 | 2024年07月改訂(第2版) |
通常、成人にはパンテノールとして1回20〜100mgを1日1〜2回、術後腸管麻痺には1回50〜500mgを1日1〜3回、必要に応じては6回まで、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(1). パントテン酸欠乏症の予防及び治療。
(2). パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)。
(3). 次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:ストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される接触皮膚炎、急性湿疹・慢性湿疹、術後腸管麻痺。
前記3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
消化器:(頻度不明)腹痛、下痢。
血友病の患者[出血時間を延長させるおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
9.7.1. 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)。
9.7.2. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 副交感神経興奮剤(ネオスチグミン等)使用後は12時間の間隔を置いて投与、また、サクシニルコリン投与後は1時間の間隔を置いて投与することが望ましい。
14.1.2. 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮すること。
・ 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意すること。
・ 筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
15.1. 臨床使用に基づく情報
低カリウム血症、機械的腸閉塞症の患者には臨床効果は得られない。
(保管上の注意)
室温保存。
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