薬剤情報
後発品
薬効分類消化酵素剤
一般名プロナーゼ散
薬価126
メーカー科研製薬
最終更新2022年06月改訂(第9版)

用法・用量

検査15〜30分前に、プロナーゼとして20000単位を炭酸水素ナトリウム1gとともに約50〜80mLの水に溶かし、経口投与する。

効能・効果

胃内視鏡検査における胃内粘液の溶解除去。

副作用

総症例4,207例中、副作用(臨床検査値異常を含む)が認められたのは9例(0.21%)15件で、その主なものは胃出血2件(0.05%)等であった(効能追加承認時及び再審査結果時)。

重大な副作用

1.重大な副作用

ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、浮腫等)(いずれも頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用

1).消化器:(0.1%未満)胃出血(胃の潰瘍部、ポリープ等の病変からの出血)、(頻度不明)嘔気・嘔吐、下痢。

2).過敏症:(頻度不明)発疹・発赤等。

禁忌

1.胃内出血のある患者[粘液の除去に伴い、出血が悪化する恐れがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

慎重投与

1.胃内出血の疑いのある患者[粘液の除去に伴い、患部より出血する恐れがある]。

2.血液凝固異常のある患者[in vitroでフィブリン溶解作用が認められていることから、血液凝固系に影響を与える恐れがある]。

3.重篤な肝障害、重篤な腎障害のある患者[重篤な肝障害、腎障害のある患者では、血液凝固能異常がみられる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

本剤の投与により、胃の潰瘍部、ポリープ等の病変から出血が現れることがあるので、胃内出血のある患者には投与しない。また、胃内出血の疑いのある患者には十分注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

投与・服用時:

1.本剤は内視鏡検査時に実施されている通常の前処置(6時間以上の絶食、咽頭麻酔及び鎮痙剤、抗不安剤等の投与)として投与する。

2.本剤は酸性条件下では不安定であるため、炭酸水素ナトリウム1gを同時に投与する。また、ジメチコン等の消泡剤と同時に投与することが望ましい。

3.本剤の溶解には水を使用し、溶解後、直ちに服用する。

4.本剤の十分な効果を得るため、投与後は臥位による体位変換を行うことが望ましい。

注意:本剤は飛散しやすく、特に多量に取扱う際に過敏症状(くしゃみ、鼻水等)を起こすことがあるので、マスクを使用するなど一般的保護手段を講じることが望ましい。

保管上の注意

気密容器。

プロナーゼMS
プロナーゼMS

プロナーゼMS

消化酵素剤
2022年06月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消化酵素剤
一般名プロナーゼ散
薬価126
メーカー科研製薬
最終更新2022年06月改訂(第9版)

用法・用量

検査15〜30分前に、プロナーゼとして20000単位を炭酸水素ナトリウム1gとともに約50〜80mLの水に溶かし、経口投与する。

効能・効果

胃内視鏡検査における胃内粘液の溶解除去。

副作用

総症例4,207例中、副作用(臨床検査値異常を含む)が認められたのは9例(0.21%)15件で、その主なものは胃出血2件(0.05%)等であった(効能追加承認時及び再審査結果時)。

重大な副作用

1.重大な副作用

ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、浮腫等)(いずれも頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用

1).消化器:(0.1%未満)胃出血(胃の潰瘍部、ポリープ等の病変からの出血)、(頻度不明)嘔気・嘔吐、下痢。

2).過敏症:(頻度不明)発疹・発赤等。

禁忌

1.胃内出血のある患者[粘液の除去に伴い、出血が悪化する恐れがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

慎重投与

1.胃内出血の疑いのある患者[粘液の除去に伴い、患部より出血する恐れがある]。

2.血液凝固異常のある患者[in vitroでフィブリン溶解作用が認められていることから、血液凝固系に影響を与える恐れがある]。

3.重篤な肝障害、重篤な腎障害のある患者[重篤な肝障害、腎障害のある患者では、血液凝固能異常がみられる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

本剤の投与により、胃の潰瘍部、ポリープ等の病変から出血が現れることがあるので、胃内出血のある患者には投与しない。また、胃内出血の疑いのある患者には十分注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

投与・服用時:

1.本剤は内視鏡検査時に実施されている通常の前処置(6時間以上の絶食、咽頭麻酔及び鎮痙剤、抗不安剤等の投与)として投与する。

2.本剤は酸性条件下では不安定であるため、炭酸水素ナトリウム1gを同時に投与する。また、ジメチコン等の消泡剤と同時に投与することが望ましい。

3.本剤の溶解には水を使用し、溶解後、直ちに服用する。

4.本剤の十分な効果を得るため、投与後は臥位による体位変換を行うことが望ましい。

注意:本剤は飛散しやすく、特に多量に取扱う際に過敏症状(くしゃみ、鼻水等)を起こすことがあるので、マスクを使用するなど一般的保護手段を講じることが望ましい。

保管上の注意

気密容器。

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