薬剤情報
後発品
薬効分類散瞳薬
一般名トロピカミド・フェニレフリン塩酸塩液
薬価18.4
メーカーわかもと製薬
最終更新2017年07月改訂(第14版)

用法・用量

1.散瞳:1回1〜2滴を点眼するか、又は1回1滴を3〜5分おきに2回点眼する。

2.調節麻痺:1回1滴を3〜5分おきに2〜3回点眼する。

なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

診断及び治療を目的とする散瞳と調節麻痺。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。

全身症状が現れた場合には投与を中止する。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが起こることがあるので、観察を十分に行い、紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用:副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。

1).過敏症:(頻度不明)眼瞼炎(眼瞼発赤・眼瞼腫脹等)、眼瞼皮膚炎、そう痒感、発疹、蕁麻疹。

2).眼:(頻度不明)結膜炎(結膜充血・結膜浮腫、眼脂等)、角膜上皮障害、眼圧上昇。

3).消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐。

4).その他:(頻度不明)顔面潮紅、頻脈、血圧上昇、頭痛。

禁忌

1.緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇素因のある患者[急性閉塞隅角緑内障発作を起こすことがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

慎重投与

1.小児。

2.高血圧症の患者[フェニレフリンの血圧上昇作用により症状が増悪する恐れがある]。

3.動脈硬化症の患者[フェニレフリンの血圧上昇作用により症状が増悪する恐れがある]。

4.冠不全又は心不全などの心臓疾患のある患者[フェニレフリンのβ1作用により症状が増悪する恐れがある]。

5.糖尿病の患者[フェニレフリンの糖新生促進作用により症状が増悪する恐れがある]。

6.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症の患者では心悸亢進、頻脈等の交感神経刺激症状がみられることがあり、本剤の投与により症状が増悪する恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.低出生体重児の眼底検査実施において、徐脈、無呼吸等が起こるとの報告があるので、投与中は観察を十分に行い、慎重に投与する。

2.散瞳又は調節麻痺が起こるので、本剤投与中の患者には、散瞳又は調節麻痺が回復するまで自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。また、サングラスを着用する等太陽光や強い光を直接見ないよう指導する。

相互作用

併用注意:

1.MAO阻害剤治療中及びMAO阻害剤治療後3週間以内[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(本剤の代謝酵素を阻害することにより、カテコールアミン感受性が亢進すると考えられている)]。

2.三環系抗うつ剤及び四環系抗うつ剤(マプロチリン塩酸塩、クロミプラミン塩酸塩、アモキサピン)[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(交感神経終末でのノルアドレナリン再取り込みを阻害し、受容体のアドレナリン濃度を上昇させる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児に投与する場合には全身の副作用が起こりやすいので、観察を十分に行い、慎重に投与する。特に低出生体重児では徐脈、無呼吸、消化管運動低下(腹部膨満、哺乳量低下等)等が起こるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う(なお、必要に応じて本剤を希釈して使用することが望ましい)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与経路:点眼用にのみ使用する。

2.薬剤交付時:次のことを患者へ指導する。

1).原則として結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼と共に涙嚢部を圧迫する。

2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。

3).点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取る。

安定性試験:長期保存試験(25±1℃、相対湿度60±5%、3年)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

その他の注意

液が変色したり、沈殿を生じたものを使用しない。

オフミック点眼液
オフミック点眼液

オフミック点眼液

散瞳薬
2017年07月改訂(第14版)
薬剤情報
後発品
薬効分類散瞳薬
一般名トロピカミド・フェニレフリン塩酸塩液
薬価18.4
メーカーわかもと製薬
最終更新2017年07月改訂(第14版)

用法・用量

1.散瞳:1回1〜2滴を点眼するか、又は1回1滴を3〜5分おきに2回点眼する。

2.調節麻痺:1回1滴を3〜5分おきに2〜3回点眼する。

なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

診断及び治療を目的とする散瞳と調節麻痺。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。

全身症状が現れた場合には投与を中止する。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが起こることがあるので、観察を十分に行い、紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用:副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。

1).過敏症:(頻度不明)眼瞼炎(眼瞼発赤・眼瞼腫脹等)、眼瞼皮膚炎、そう痒感、発疹、蕁麻疹。

2).眼:(頻度不明)結膜炎(結膜充血・結膜浮腫、眼脂等)、角膜上皮障害、眼圧上昇。

3).消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐。

4).その他:(頻度不明)顔面潮紅、頻脈、血圧上昇、頭痛。

禁忌

1.緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇素因のある患者[急性閉塞隅角緑内障発作を起こすことがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

慎重投与

1.小児。

2.高血圧症の患者[フェニレフリンの血圧上昇作用により症状が増悪する恐れがある]。

3.動脈硬化症の患者[フェニレフリンの血圧上昇作用により症状が増悪する恐れがある]。

4.冠不全又は心不全などの心臓疾患のある患者[フェニレフリンのβ1作用により症状が増悪する恐れがある]。

5.糖尿病の患者[フェニレフリンの糖新生促進作用により症状が増悪する恐れがある]。

6.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症の患者では心悸亢進、頻脈等の交感神経刺激症状がみられることがあり、本剤の投与により症状が増悪する恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.低出生体重児の眼底検査実施において、徐脈、無呼吸等が起こるとの報告があるので、投与中は観察を十分に行い、慎重に投与する。

2.散瞳又は調節麻痺が起こるので、本剤投与中の患者には、散瞳又は調節麻痺が回復するまで自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。また、サングラスを着用する等太陽光や強い光を直接見ないよう指導する。

相互作用

併用注意:

1.MAO阻害剤治療中及びMAO阻害剤治療後3週間以内[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(本剤の代謝酵素を阻害することにより、カテコールアミン感受性が亢進すると考えられている)]。

2.三環系抗うつ剤及び四環系抗うつ剤(マプロチリン塩酸塩、クロミプラミン塩酸塩、アモキサピン)[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(交感神経終末でのノルアドレナリン再取り込みを阻害し、受容体のアドレナリン濃度を上昇させる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児に投与する場合には全身の副作用が起こりやすいので、観察を十分に行い、慎重に投与する。特に低出生体重児では徐脈、無呼吸、消化管運動低下(腹部膨満、哺乳量低下等)等が起こるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う(なお、必要に応じて本剤を希釈して使用することが望ましい)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与経路:点眼用にのみ使用する。

2.薬剤交付時:次のことを患者へ指導する。

1).原則として結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼と共に涙嚢部を圧迫する。

2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。

3).点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取る。

安定性試験:長期保存試験(25±1℃、相対湿度60±5%、3年)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

その他の注意

液が変色したり、沈殿を生じたものを使用しない。

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