薬効分類 | 昇圧薬 > ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 |
一般名 | アメジニウムメチル硫酸塩10mg錠 |
薬価 | 6.7円 |
メーカー | 東和薬品 |
最終更新 | 2024年03月改訂(第1版) |
〈本態性低血圧、起立性低血圧〉
通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、1日20mgを1日2回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈透析施行時の血圧低下の改善〉
通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、透析開始時に1回10mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
本態性低血圧、起立性低血圧、透析施行時の血圧低下の改善。
(効能又は効果に関連する注意)
〈透析施行時の血圧低下の改善〉透析中に血圧が低下したために透析の継続が困難となることが確認されている慢性腎不全患者のみを対象とすること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、湿疹、じん麻疹。
2). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、頻脈、血圧変動、不整脈(期外収縮、心房細動等)、ほてり感、のぼせた感じ、(0.1%未満)胸部不快感、息苦しさ、浮腫、胸内苦悶感、(頻度不明)四肢冷感。
3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)めまい、立ちくらみ、頭痛、頭重、気分不良、(0.1%未満)ふらつき、全身倦怠感、焦燥感、情緒不安定、不眠、眠気、全身のしびれ、耳鳴。
4). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、腹痛、(0.1%未満)胸やけ、食欲不振、腹部膨満、下痢、便秘、口渇感。
5). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇等の肝機能異常。
6). その他:(0.1〜5%未満)排尿障害、(0.1%未満)白血球減少、発熱、全身熱感、頸部痛、下肢痛、視力障害、歩行障害悪化、構語障害悪化。
発現頻度は市販後の調査を含む。
2.1. 高血圧症の患者[高血圧症を悪化させる]。
2.2. 甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症を悪化させる]。
2.3. 褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者[急激な昇圧発作を起こすおそれがある]。
2.4. 閉塞隅角緑内障の患者[急激な眼圧上昇をきたすおそれがある]。
2.5. 残尿を伴う前立腺肥大のある患者[尿閉をきたすおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 重篤な心臓障害のある患者:本剤の交感神経機能亢進作用を介する心臓刺激作用により、心臓障害が悪化するおそれがある。
10.2. 併用注意:
1). ドロキシドパ[血圧の異常上昇をきたすことがある(ドロキシドパから変換したノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が、本剤により抑制される)]。
2). ノルアドレナリン[血圧の異常上昇をきたすことがある(ノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が、本剤により抑制される)]。
投与に際しては少量から開始するなど用量に留意すること(生理機能(腎機能、肝機能)が低下していることが多い)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)において乳汁中への移行が報告されている)。
乳児及び幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(取扱い上の注意)
アルミピロー又は瓶開封後は吸湿に注意すること。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 昇圧薬 > ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 |
一般名 | アメジニウムメチル硫酸塩10mg錠 |
薬価 | 6.7円 |
メーカー | 東和薬品 |
最終更新 | 2024年03月改訂(第1版) |
〈本態性低血圧、起立性低血圧〉
通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、1日20mgを1日2回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈透析施行時の血圧低下の改善〉
通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、透析開始時に1回10mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
本態性低血圧、起立性低血圧、透析施行時の血圧低下の改善。
(効能又は効果に関連する注意)
〈透析施行時の血圧低下の改善〉透析中に血圧が低下したために透析の継続が困難となることが確認されている慢性腎不全患者のみを対象とすること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、湿疹、じん麻疹。
2). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、頻脈、血圧変動、不整脈(期外収縮、心房細動等)、ほてり感、のぼせた感じ、(0.1%未満)胸部不快感、息苦しさ、浮腫、胸内苦悶感、(頻度不明)四肢冷感。
3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)めまい、立ちくらみ、頭痛、頭重、気分不良、(0.1%未満)ふらつき、全身倦怠感、焦燥感、情緒不安定、不眠、眠気、全身のしびれ、耳鳴。
4). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、腹痛、(0.1%未満)胸やけ、食欲不振、腹部膨満、下痢、便秘、口渇感。
5). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇等の肝機能異常。
6). その他:(0.1〜5%未満)排尿障害、(0.1%未満)白血球減少、発熱、全身熱感、頸部痛、下肢痛、視力障害、歩行障害悪化、構語障害悪化。
発現頻度は市販後の調査を含む。
2.1. 高血圧症の患者[高血圧症を悪化させる]。
2.2. 甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症を悪化させる]。
2.3. 褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者[急激な昇圧発作を起こすおそれがある]。
2.4. 閉塞隅角緑内障の患者[急激な眼圧上昇をきたすおそれがある]。
2.5. 残尿を伴う前立腺肥大のある患者[尿閉をきたすおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 重篤な心臓障害のある患者:本剤の交感神経機能亢進作用を介する心臓刺激作用により、心臓障害が悪化するおそれがある。
10.2. 併用注意:
1). ドロキシドパ[血圧の異常上昇をきたすことがある(ドロキシドパから変換したノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が、本剤により抑制される)]。
2). ノルアドレナリン[血圧の異常上昇をきたすことがある(ノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が、本剤により抑制される)]。
投与に際しては少量から開始するなど用量に留意すること(生理機能(腎機能、肝機能)が低下していることが多い)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)において乳汁中への移行が報告されている)。
乳児及び幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(取扱い上の注意)
アルミピロー又は瓶開封後は吸湿に注意すること。
(保管上の注意)
室温保存。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。