血管収縮薬・副腎皮質ホルモン > α刺激薬
薬効分類 | 血管収縮薬・副腎皮質ホルモン > α刺激薬 |
一般名 | 塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロン液 |
薬価 | 8円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2017年12月改訂(第3版) |
本剤は原則として6歳以上の小児及び成人に用いる。成人3〜5時間毎に2〜3回鼻腔内に噴霧するか、又は2〜4滴を鼻腔内に点鼻する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
諸種疾患による鼻充血・鼻うっ血。
総症例354例中、20例(5.65%)に副作用が認められ、主なものは苦味(2.26%)、鼻やのどの刺激感(1.69%)、口渇(0.85%)等であった(再評価終了時)。
次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[発現した場合には投与を中止する]。
2.精神・神経系:(頻度不明)傾眠、頭痛、眩暈、振戦、不眠症、脱力感。
3.循環器:(頻度不明)血圧上昇、心悸亢進、不整脈。
4.呼吸器:(頻度不明)呼吸器熱感、反応性呼吸器充血、鼻局所の化膿性感染症誘発、(1%以上)鼻刺激(鼻刺激感)やのど刺激(のど刺激感)、(0.1〜1%未満)呼吸器乾燥感、鼻漏。
5.その他:(頻度不明)長期投与により反応性低下、創傷治癒遅延、(1%以上)苦味、(0.1〜1%未満)口渇。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2歳未満の乳・小児。
3.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中の患者。
鼻に結核性疾患又は鼻にウイルス性疾患のある患者[結核性又はウイルス性疾患を悪化させる恐れがある]。
1.冠動脈疾患のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
2.高血圧症の患者[高血圧症を悪化させる恐れがある]。
3.甲状腺機能亢進症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
4.糖尿病の患者[糖尿病を悪化させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
連用又は頻回投与により反応性低下や局所粘膜二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って投与するか又は適切な休薬期間をおいて投与する。
併用禁忌:モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(MAO阻害剤はカテコールアミンの蓄積をおこし、本剤の交感神経刺激作用を増強する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
1.過量投与により、過度の鎮静、発汗、徐脈、昏睡等の全身症状が現れやすいので投与しないことが望ましい。
2.やむを得ず小児に投与する場合には、使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行う。
1.症状:本剤の過量投与により徐脈、低血圧を伴うショック症状が現れることがある。
2.処置:症状に応じて対症療法を行う。過量投与時、体温の維持、輸液等の処置を行い、過量投与時、呼吸機能低下した場合には補助呼吸を行う。過量投与時、過度な低血圧を防ぐため血圧を頻回に測定する(但し、交感神経刺激薬(エピネフリン、ノルエピネフリン等)は症状を悪化させる恐れがあるため、投与しない)。
(適用上の注意)
眼科用として使用しない。
薬効分類 | 血管収縮薬・副腎皮質ホルモン > α刺激薬 |
一般名 | 塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロン液 |
薬価 | 8円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2017年12月改訂(第3版) |
本剤は原則として6歳以上の小児及び成人に用いる。成人3〜5時間毎に2〜3回鼻腔内に噴霧するか、又は2〜4滴を鼻腔内に点鼻する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
諸種疾患による鼻充血・鼻うっ血。
総症例354例中、20例(5.65%)に副作用が認められ、主なものは苦味(2.26%)、鼻やのどの刺激感(1.69%)、口渇(0.85%)等であった(再評価終了時)。
次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[発現した場合には投与を中止する]。
2.精神・神経系:(頻度不明)傾眠、頭痛、眩暈、振戦、不眠症、脱力感。
3.循環器:(頻度不明)血圧上昇、心悸亢進、不整脈。
4.呼吸器:(頻度不明)呼吸器熱感、反応性呼吸器充血、鼻局所の化膿性感染症誘発、(1%以上)鼻刺激(鼻刺激感)やのど刺激(のど刺激感)、(0.1〜1%未満)呼吸器乾燥感、鼻漏。
5.その他:(頻度不明)長期投与により反応性低下、創傷治癒遅延、(1%以上)苦味、(0.1〜1%未満)口渇。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2歳未満の乳・小児。
3.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中の患者。
鼻に結核性疾患又は鼻にウイルス性疾患のある患者[結核性又はウイルス性疾患を悪化させる恐れがある]。
1.冠動脈疾患のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
2.高血圧症の患者[高血圧症を悪化させる恐れがある]。
3.甲状腺機能亢進症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
4.糖尿病の患者[糖尿病を悪化させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
連用又は頻回投与により反応性低下や局所粘膜二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って投与するか又は適切な休薬期間をおいて投与する。
併用禁忌:モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(MAO阻害剤はカテコールアミンの蓄積をおこし、本剤の交感神経刺激作用を増強する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
1.過量投与により、過度の鎮静、発汗、徐脈、昏睡等の全身症状が現れやすいので投与しないことが望ましい。
2.やむを得ず小児に投与する場合には、使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行う。
1.症状:本剤の過量投与により徐脈、低血圧を伴うショック症状が現れることがある。
2.処置:症状に応じて対症療法を行う。過量投与時、体温の維持、輸液等の処置を行い、過量投与時、呼吸機能低下した場合には補助呼吸を行う。過量投与時、過度な低血圧を防ぐため血圧を頻回に測定する(但し、交感神経刺激薬(エピネフリン、ノルエピネフリン等)は症状を悪化させる恐れがあるため、投与しない)。
(適用上の注意)
眼科用として使用しない。
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