薬剤情報
後発品
薬効分類ビタミンB1製剤
一般名フルスルチアミン塩酸塩注射液
薬価117
メーカー武田テバ薬品
最終更新2023年03月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人には次の1日量をできるだけ緩徐(3分間以上の時間をかける方がよい)に静脈内に注射する。

なお、年齢・症状により適宜増減する。

フルスルチアミンとして100mg(1管)。

効能・効果

1). ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。

2). ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時等)。

3). ウェルニッケ脳症。

4). 脚気衝心。

5). 次記疾患のうちビタミンB1欠乏又はビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害、便秘等の胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺。

5.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(頻度不明):血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。

2). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐、舌炎、下痢。

3). その他:(頻度不明)頭痛、頻尿。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 薬物過敏症の既往歴のある患者。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 静脈内注射により、血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。

14.1.2. 細菌等による汚染を避けるため、一部使用後の残液は使用しないこと。

14.1.3. 本剤を吸引した注射筒に血液を吸引すると、赤血球が凝集するが、この凝集は可逆性で血清中では容易に解離する。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

アリナミンF100注
後発品はありません
アリナミンF100注
アリナミンF100注

アリナミンF100注

ビタミンB1製剤
2023年03月改訂(第1版)
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後発品
薬効分類ビタミンB1製剤
一般名フルスルチアミン塩酸塩注射液
薬価117
メーカー武田テバ薬品
最終更新2023年03月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人には次の1日量をできるだけ緩徐(3分間以上の時間をかける方がよい)に静脈内に注射する。

なお、年齢・症状により適宜増減する。

フルスルチアミンとして100mg(1管)。

効能・効果

1). ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。

2). ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時等)。

3). ウェルニッケ脳症。

4). 脚気衝心。

5). 次記疾患のうちビタミンB1欠乏又はビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害、便秘等の胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺。

5.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(頻度不明):血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。

2). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐、舌炎、下痢。

3). その他:(頻度不明)頭痛、頻尿。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 薬物過敏症の既往歴のある患者。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 静脈内注射により、血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。

14.1.2. 細菌等による汚染を避けるため、一部使用後の残液は使用しないこと。

14.1.3. 本剤を吸引した注射筒に血液を吸引すると、赤血球が凝集するが、この凝集は可逆性で血清中では容易に解離する。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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