薬剤情報
後発品
薬効分類強心薬 > 選択的β1刺激薬
一般名デノパミン10mg錠
薬価19.4
メーカー日医工
最終更新2023年08月改訂(第1版)

用法・用量

デノパミンとして通常成人1日量15〜30mgを3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

ただし、多くの場合、他剤(ジギタリス、利尿剤、血管拡張剤等)と併用する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 1日あたりの製剤量は次のとおりである。

成人1日量(15mg〜30mg):3錠。

効能・効果

慢性心不全。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 心室頻拍等の不整脈(0.1〜5%未満):症状があらわれた場合には、減量、休薬又は抗不整脈剤を投与するなど適切な処置を行うこと〔8.1参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)頻脈、心室性期外収縮等の不整脈、動悸、(0.1%未満)血圧上昇、胸痛、前胸部不快感。

2). 精神神経系:(0.1%未満)頭痛。

3). 消化器:(0.1%未満)嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛。

4). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇。

5). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒。

発現頻度は、製造販売後調査の結果を含む。

重要な基本的注意

8.1. 本剤投与中、心電図検査を定期的に行うこと、特に心室性期外収縮、心室頻拍等の不整脈の管理のため、心電図検査は通常3〜6ヵ月ごとに実施することが望ましい〔11.1.1参照〕。

8.2. 心室性期外収縮、心室頻拍等の不整脈の発現は慢性心不全の重症例に多くみられている。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 急性心筋梗塞の患者:胸痛、前胸部不快感等の症状が発現することがある。

9.1.2. 不整脈のある患者:心室性期外収縮等の不整脈が発現することがある。

9.1.3. 肥大型閉塞性心筋症(特発性肥厚性大動脈弁下狭窄)の患者:心収縮力増強作用により、左室流出障害を増強させるおそれがある。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験で、催奇形性(骨格異常)、胎仔致死及び胎仔発育抑制(ラット及びウサギ)、出生仔生存率低下、出生仔体重増加抑制、出生仔下腹部大動脈血栓形成等(ラット)が報告されている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること(動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている)。

小児等

少量より開始するなど慎重に投与すること(小児等を対象とした臨床試験は実施していない)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

デノパミン錠10mg「日医工」
デノパミン錠10mg「日医工」

デノパミン錠10mg「日医工」

強心薬 > 選択的β1刺激薬
2023年08月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類強心薬 > 選択的β1刺激薬
一般名デノパミン10mg錠
薬価19.4
メーカー日医工
最終更新2023年08月改訂(第1版)

用法・用量

デノパミンとして通常成人1日量15〜30mgを3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

ただし、多くの場合、他剤(ジギタリス、利尿剤、血管拡張剤等)と併用する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 1日あたりの製剤量は次のとおりである。

成人1日量(15mg〜30mg):3錠。

効能・効果

慢性心不全。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 心室頻拍等の不整脈(0.1〜5%未満):症状があらわれた場合には、減量、休薬又は抗不整脈剤を投与するなど適切な処置を行うこと〔8.1参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)頻脈、心室性期外収縮等の不整脈、動悸、(0.1%未満)血圧上昇、胸痛、前胸部不快感。

2). 精神神経系:(0.1%未満)頭痛。

3). 消化器:(0.1%未満)嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛。

4). 肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇、ALT上昇。

5). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒。

発現頻度は、製造販売後調査の結果を含む。

重要な基本的注意

8.1. 本剤投与中、心電図検査を定期的に行うこと、特に心室性期外収縮、心室頻拍等の不整脈の管理のため、心電図検査は通常3〜6ヵ月ごとに実施することが望ましい〔11.1.1参照〕。

8.2. 心室性期外収縮、心室頻拍等の不整脈の発現は慢性心不全の重症例に多くみられている。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 急性心筋梗塞の患者:胸痛、前胸部不快感等の症状が発現することがある。

9.1.2. 不整脈のある患者:心室性期外収縮等の不整脈が発現することがある。

9.1.3. 肥大型閉塞性心筋症(特発性肥厚性大動脈弁下狭窄)の患者:心収縮力増強作用により、左室流出障害を増強させるおそれがある。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験で、催奇形性(骨格異常)、胎仔致死及び胎仔発育抑制(ラット及びウサギ)、出生仔生存率低下、出生仔体重増加抑制、出生仔下腹部大動脈血栓形成等(ラット)が報告されている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること(動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている)。

小児等

少量より開始するなど慎重に投与すること(小児等を対象とした臨床試験は実施していない)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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