薬剤情報
後発品
薬効分類ブドウ糖製剤
一般名ブドウ糖注射液
薬価159
メーカー扶桑薬品
最終更新2022年02月改訂(第10版)

用法・用量

水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患には1回500〜1000mLを静脈内注射する。

点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とする。

注射剤の溶解希釈には適量を用いる。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物中毒・毒物中毒、肝疾患。

2.注射剤の溶解希釈剤。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:(頻度不明)大量を急速投与すると、電解質喪失[慎重に投与する]。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。

慎重投与

1.カリウム欠乏傾向のある患者[ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化する恐れがある]。

2.糖尿病の患者[高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

3.尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。

4.腎不全のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.皮下大量投与:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下投与しない。

2.調製時:注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は、ブドウ糖注射液が適切であることを確認する。

3.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

4.投与速度:ゆっくり静脈内に投与する。

1.通気針は不要。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

ブドウ糖注5%バッグ「フソー」
後発品はありません
ブドウ糖注5%バッグ「フソー」
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ブドウ糖注5%バッグ「フソー」

ブドウ糖製剤
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後発品
薬効分類ブドウ糖製剤
一般名ブドウ糖注射液
薬価159
メーカー扶桑薬品
最終更新2022年02月改訂(第10版)

用法・用量

水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患には1回500〜1000mLを静脈内注射する。

点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とする。

注射剤の溶解希釈には適量を用いる。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物中毒・毒物中毒、肝疾患。

2.注射剤の溶解希釈剤。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:(頻度不明)大量を急速投与すると、電解質喪失[慎重に投与する]。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。

慎重投与

1.カリウム欠乏傾向のある患者[ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化する恐れがある]。

2.糖尿病の患者[高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

3.尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。

4.腎不全のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.皮下大量投与:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下投与しない。

2.調製時:注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は、ブドウ糖注射液が適切であることを確認する。

3.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

4.投与速度:ゆっくり静脈内に投与する。

1.通気針は不要。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

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