薬剤情報
後発品
薬効分類ペニシリン系抗生物質・βラクタマーゼ阻害薬
一般名アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウムシロップ用
薬価114.3
メーカーGSK
最終更新2022年11月改訂(第2版)

用法・用量

通常、小児には、本剤として1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて12時間ごとに食直前に経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 〈分包製剤〉次の体重換算による服用量を目安とし、症状に応じて適宜投与量を決めること。

1). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)1.01g:体重6〜10kg。

2). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)2.02g:体重11〜16kg。

3). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)3.03g:体重17〜23kg。

4). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)4.04g:体重24〜30kg。

5). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)5.05g:体重31〜36kg。

6). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)6.06g:体重37〜39kg。

7.2. 〈ボトル製剤〉1日量(調製後懸濁液として)が0.75mL/kgになるよう調製すること〔14.1.1参照〕。

効能・効果

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

適応菌種

本剤に感性の肺炎球菌(ペニシリンGに対するMIC≦2μg/mL)、モラクセラ・カタラーリス(ブランハメラ・カタラーリス)、インフルエンザ菌、ブドウ球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、顔面浮腫、眼瞼浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔2.1、8.2、9.1.1参照〕。

11.1.2. アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)〔2.1、8.2、9.1.1参照〕。

11.1.3. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明):発熱、頭痛、関節痛、皮膚紅斑・皮膚水疱や粘膜紅斑・粘膜水疱、膿疱、皮膚緊張感・皮膚灼熱感・皮膚疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

11.1.4. 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)〔8.3参照〕。

11.1.5. 急性腎障害(頻度不明)〔8.4、9.2.1参照〕。

11.1.6. 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明):偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある(腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと)。

11.1.7. 肝障害:肝炎、黄疸、また、AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇(いずれも頻度不明)等の肝障害があらわれることがある(クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤において肝障害は、主に男性と高齢患者で報告されており、また、長期投与と関連する可能性もある(兆候や症状は、通常、投与中又は投与直後に発現するが、投与終了後、数週間発現しない可能性もある)、これらの症状は通常可逆的であるが、重篤になる可能性もあり、極めてまれな状況では死亡例が報告されている)。

小児におけるこれらの症状の報告は非常にまれである。

11.1.8. 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明):咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT等の検査を実施すること(間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと)。

11.1.9. 無菌性髄膜炎(頻度不明):項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(1%未満)発疹、そう痒、(頻度不明)発熱、蕁麻疹、血管神経性浮腫、*血清病様症候群[*:発熱、発疹(蕁麻疹・麻疹様皮疹)、関節痛、浮腫、リンパ節症を特徴とする]、過敏性血管炎。

2). 血液:(頻度不明)好酸球増多、貧血、白血球減少、好中球減少、溶血性貧血。

3). 消化器:(1%以上)下痢、悪心、嘔吐、(頻度不明)食欲不振、*歯牙変色[*:通常歯牙変色は歯磨き又は歯科医による処置によって除去することができる]、黒毛舌、変色便。

4). 菌交代症:(1%未満)カンジダ症、口内炎。

5). ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。

6). 中枢神経:(頻度不明)頭痛、*痙攣[*:腎障害患者において、又は高投与量時に発現することがある]。

7). 腎臓:(頻度不明)結晶尿。

禁忌

2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者〔8.2、9.1.1、11.1.1、11.1.2参照〕。

2.2. 伝染性単核症のある患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある]。

2.3. 本剤の成分による黄疸又は肝機能障害の既往歴のある患者[再発するおそれがある]。

重要な基本的注意

8.1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

8.2. ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前にショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群の既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認する)〔2.1、9.1.1、11.1.1、11.1.2参照〕。

8.3. 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11.1.4参照〕。

8.4. 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと〔9.2.1、11.1.5参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)〔2.1、8.2、11.1.1、11.1.2参照〕。

9.1.2. 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者。

9.1.3. 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者:観察を十分に行うこと(ビタミンK欠乏症状があらわれることがある)。

9.1.4. フェニルケトン尿症の患者:投与に際しては十分注意すること(本剤はアスパルテーム(L−フェニルアラニン化合物)を含有しており、本剤1.01g中7mgのフェニルアラニンを含有する)。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 高度腎障害のある患者:投与間隔をあけて使用すること(血中濃度が持続する)〔8.4、11.1.5参照〕。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:肝機能障害が悪化するおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). プロベネシド[アモキシシリンの排泄が抑制され、アモキシシリンの平均血清中濃度曲線下面積<AUC>が89%増加するとの報告があり、クラブラン酸のAUCは影響を受けない(プロベネシドは尿細管分泌を阻害するため、アモキシシリンの腎排泄が抑制され、アモキシシリンのAUCが増加するとの報告がある)]。

2). ワルファリンカリウム[プロトロンビン時間延長(INR上昇)が報告されているので、ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、血液凝固能検査値等に注意し、ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、ワルファリンの投与量を調節するなど適切な処置を行うこと(本剤は腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制し、ワルファリンの作用が増強される可能性があると考えられているが、機序は不明である)]。

3). 経口避妊薬[経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある(腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている)]。

4). ミコフェノール酸モフェチル[ミコフェノール酸モフェチルの効果が減弱するおそれがある(併用により、ミコフェノール酸モフェチルの活性代謝物であるミコフェノール酸のトラフ値が約50%低下したとの報告があり、本剤は、ミコフェノール酸の腸肝循環による再吸収を抑制する可能性があると考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること〔15.1参照〕。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

9.7.1. 低出生体重児、新生児、3ヵ月未満の乳児を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. 体重40kg以上の小児を対象とした有効性及び安全性を指標とした小児の推奨用量を確認する臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

酵素反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。

過量投与

13.1. 症状

過量投与時、消化器症状(下痢、嘔吐等)、体液バランスの変化及び電解質バランスの変化がみられる可能性がある(また、アモキシシリン結晶尿が認められたとの報告がある)。

13.2. 処置

過量投与時、本剤は血液透析によって除去することができる。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 〈ボトル製剤〉薬剤調製時の注意

14.1.1. 〈ボトル製剤〉調製方法:ボトル製剤の容器に次に示す容量の約3分の2の水を先に加え激しく振り混ぜた後残りの水を加えて更に振り混ぜる[10.1gガラス瓶(過量充填されている):加える水の量;50mL、1日量;0.75mL/kg]〔7.2参照〕。

14.1.2. 〈ボトル製剤〉保存時:ボトル製剤の場合、懸濁液に調製後は、冷蔵庫(約4℃)に保存し、10日以内に使用すること。

14.2. 〈ボトル製剤〉薬剤投与時の注意

ボトル製剤の場合、使用時、十分に振り混ぜること。

(取扱い上の注意)

吸湿性があるので、開封後は湿気を避けて保存すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

適応外であるが前期破水時の感染予防を目的としたクラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤投与群において、非投与群より新生児の壊死性腸炎の発生率が高いという疫学調査の報告がある〔9.5妊婦の項参照〕。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

クラバモックス小児用配合ドライシロップ
後発品はありません
クラバモックス小児用配合ドライシロップ
クラバモックス小児用配合ドライシロップ

クラバモックス小児用配合ドライシロップ

ペニシリン系抗生物質・βラクタマーゼ阻害薬
2022年11月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類ペニシリン系抗生物質・βラクタマーゼ阻害薬
一般名アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウムシロップ用
薬価114.3
メーカーGSK
最終更新2022年11月改訂(第2版)

用法・用量

通常、小児には、本剤として1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて12時間ごとに食直前に経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 〈分包製剤〉次の体重換算による服用量を目安とし、症状に応じて適宜投与量を決めること。

1). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)1.01g:体重6〜10kg。

2). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)2.02g:体重11〜16kg。

3). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)3.03g:体重17〜23kg。

4). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)4.04g:体重24〜30kg。

5). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)5.05g:体重31〜36kg。

6). 〈分包製剤〉1日量(ドライシロップとして)6.06g:体重37〜39kg。

7.2. 〈ボトル製剤〉1日量(調製後懸濁液として)が0.75mL/kgになるよう調製すること〔14.1.1参照〕。

効能・効果

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

適応菌種

本剤に感性の肺炎球菌(ペニシリンGに対するMIC≦2μg/mL)、モラクセラ・カタラーリス(ブランハメラ・カタラーリス)、インフルエンザ菌、ブドウ球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、顔面浮腫、眼瞼浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔2.1、8.2、9.1.1参照〕。

11.1.2. アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)〔2.1、8.2、9.1.1参照〕。

11.1.3. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明):発熱、頭痛、関節痛、皮膚紅斑・皮膚水疱や粘膜紅斑・粘膜水疱、膿疱、皮膚緊張感・皮膚灼熱感・皮膚疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

11.1.4. 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)〔8.3参照〕。

11.1.5. 急性腎障害(頻度不明)〔8.4、9.2.1参照〕。

11.1.6. 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明):偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある(腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと)。

11.1.7. 肝障害:肝炎、黄疸、また、AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇(いずれも頻度不明)等の肝障害があらわれることがある(クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤において肝障害は、主に男性と高齢患者で報告されており、また、長期投与と関連する可能性もある(兆候や症状は、通常、投与中又は投与直後に発現するが、投与終了後、数週間発現しない可能性もある)、これらの症状は通常可逆的であるが、重篤になる可能性もあり、極めてまれな状況では死亡例が報告されている)。

小児におけるこれらの症状の報告は非常にまれである。

11.1.8. 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明):咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT等の検査を実施すること(間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと)。

11.1.9. 無菌性髄膜炎(頻度不明):項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(1%未満)発疹、そう痒、(頻度不明)発熱、蕁麻疹、血管神経性浮腫、*血清病様症候群[*:発熱、発疹(蕁麻疹・麻疹様皮疹)、関節痛、浮腫、リンパ節症を特徴とする]、過敏性血管炎。

2). 血液:(頻度不明)好酸球増多、貧血、白血球減少、好中球減少、溶血性貧血。

3). 消化器:(1%以上)下痢、悪心、嘔吐、(頻度不明)食欲不振、*歯牙変色[*:通常歯牙変色は歯磨き又は歯科医による処置によって除去することができる]、黒毛舌、変色便。

4). 菌交代症:(1%未満)カンジダ症、口内炎。

5). ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。

6). 中枢神経:(頻度不明)頭痛、*痙攣[*:腎障害患者において、又は高投与量時に発現することがある]。

7). 腎臓:(頻度不明)結晶尿。

禁忌

2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者〔8.2、9.1.1、11.1.1、11.1.2参照〕。

2.2. 伝染性単核症のある患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある]。

2.3. 本剤の成分による黄疸又は肝機能障害の既往歴のある患者[再発するおそれがある]。

重要な基本的注意

8.1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

8.2. ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前にショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群の既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認する)〔2.1、9.1.1、11.1.1、11.1.2参照〕。

8.3. 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11.1.4参照〕。

8.4. 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと〔9.2.1、11.1.5参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)〔2.1、8.2、11.1.1、11.1.2参照〕。

9.1.2. 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者。

9.1.3. 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者:観察を十分に行うこと(ビタミンK欠乏症状があらわれることがある)。

9.1.4. フェニルケトン尿症の患者:投与に際しては十分注意すること(本剤はアスパルテーム(L−フェニルアラニン化合物)を含有しており、本剤1.01g中7mgのフェニルアラニンを含有する)。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 高度腎障害のある患者:投与間隔をあけて使用すること(血中濃度が持続する)〔8.4、11.1.5参照〕。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:肝機能障害が悪化するおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). プロベネシド[アモキシシリンの排泄が抑制され、アモキシシリンの平均血清中濃度曲線下面積<AUC>が89%増加するとの報告があり、クラブラン酸のAUCは影響を受けない(プロベネシドは尿細管分泌を阻害するため、アモキシシリンの腎排泄が抑制され、アモキシシリンのAUCが増加するとの報告がある)]。

2). ワルファリンカリウム[プロトロンビン時間延長(INR上昇)が報告されているので、ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、血液凝固能検査値等に注意し、ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、ワルファリンの投与量を調節するなど適切な処置を行うこと(本剤は腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制し、ワルファリンの作用が増強される可能性があると考えられているが、機序は不明である)]。

3). 経口避妊薬[経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある(腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている)]。

4). ミコフェノール酸モフェチル[ミコフェノール酸モフェチルの効果が減弱するおそれがある(併用により、ミコフェノール酸モフェチルの活性代謝物であるミコフェノール酸のトラフ値が約50%低下したとの報告があり、本剤は、ミコフェノール酸の腸肝循環による再吸収を抑制する可能性があると考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること〔15.1参照〕。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

9.7.1. 低出生体重児、新生児、3ヵ月未満の乳児を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. 体重40kg以上の小児を対象とした有効性及び安全性を指標とした小児の推奨用量を確認する臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

酵素反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。

過量投与

13.1. 症状

過量投与時、消化器症状(下痢、嘔吐等)、体液バランスの変化及び電解質バランスの変化がみられる可能性がある(また、アモキシシリン結晶尿が認められたとの報告がある)。

13.2. 処置

過量投与時、本剤は血液透析によって除去することができる。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 〈ボトル製剤〉薬剤調製時の注意

14.1.1. 〈ボトル製剤〉調製方法:ボトル製剤の容器に次に示す容量の約3分の2の水を先に加え激しく振り混ぜた後残りの水を加えて更に振り混ぜる[10.1gガラス瓶(過量充填されている):加える水の量;50mL、1日量;0.75mL/kg]〔7.2参照〕。

14.1.2. 〈ボトル製剤〉保存時:ボトル製剤の場合、懸濁液に調製後は、冷蔵庫(約4℃)に保存し、10日以内に使用すること。

14.2. 〈ボトル製剤〉薬剤投与時の注意

ボトル製剤の場合、使用時、十分に振り混ぜること。

(取扱い上の注意)

吸湿性があるので、開封後は湿気を避けて保存すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

適応外であるが前期破水時の感染予防を目的としたクラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤投与群において、非投与群より新生児の壊死性腸炎の発生率が高いという疫学調査の報告がある〔9.5妊婦の項参照〕。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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