緑内障治療薬 > 選択的β1遮断薬
薬効分類 | 緑内障治療薬 > 選択的β1遮断薬 |
一般名 | ベタキソロール塩酸塩0.5%1mL点眼液 |
薬価 | 128.7円 |
メーカー | 沢井製薬 |
最終更新 | 2016年04月改訂(第12版) |
1回1滴、1日2回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
緑内障、高眼圧症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(類薬)
類薬で、眼類天疱瘡、全身性エリテマトーデス、脳虚血、脳血管障害、心不全、洞不全症候群が現れたとの報告があるので、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).眼:眼刺激症状(眼がしみる感じ、眼灼熱感、眼痛、眼異物感、眼不快感等)、流涙増加、羞明、霧視、眼そう痒症、眼瞼炎、結膜充血、角膜障害(角膜知覚低下、角膜炎、角膜糜爛等)、眼乾燥、眼脂、*眼底黄斑部浮腫・*眼底黄斑部混濁[*:無水晶体眼又は眼底に病変のある患者等に長期連用した場合(定期的に視力測定、眼底検査を行うなど観察を十分に行う)]。
2).循環器:徐脈、低血圧。
3).呼吸器:喘息、呼吸困難。
4).その他:眩暈、頭痛、蕁麻疹、不眠症、接触皮膚炎。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.コントロール不十分な心不全のある患者[症状を増悪させる恐れがある]。
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.洞性徐脈、房室ブロック<2〜3度>、心原性ショック、うっ血性心不全のある患者[症状を増悪させる恐れがある]。
2.コントロール不十分な糖尿病のある患者[低血糖症状を隠蔽することがあるので血糖値に注意する]。
3.喘息、気管支痙攣、あるいはコントロール不十分な閉塞性肺疾患のある患者[喘息発作の誘発、喘息発作増悪がみられることがある]。
(重要な基本的注意)
1.全身的に吸収される可能性があり、β遮断剤全身投与時と同様の副作用が現れることがあるので、留意する。
2.本剤の投与を受けている患者で、全身麻酔を施す場合、過度の心機能抑制が現れることがあるので、本剤を徐々に減量し、全身麻酔を行う前には投与を休止する。
3.本剤の投与により、血圧下降することがあるので、長期投与する場合には、定期的に血圧測定を行う。
併用注意:
1.カテコールアミン枯渇剤(レセルピン等)[交感神経系に対し過剰の抑制を来すことがあり、低血圧、徐脈等が現れる可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(β遮断作用を相加的に増強すると考えられる)]。
2.β遮断剤<全身投与>(プロプラノロール塩酸塩<全身投与>等)[眼圧下降あるいはβ遮断剤の全身的な作用が増強される可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(作用が相加的に現れると考えられる)]。
3.カルシウム拮抗剤(ベラパミル塩酸塩等)[房室伝導障害、左室不全、低血圧を起こす可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(相互に作用が増強されると考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。また、心血管系疾患のためにβ遮断剤の全身投与を受けている高齢者に対しては、注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.動物実験で、胚死亡増加・胎仔死亡増加が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない。
2.動物実験で、乳汁中へ移行することが報告されているので、授乳婦に投与する場合は、投与中は授乳を避けさせる。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.投与時:
1).点眼に際しては原則として患者は仰臥位をとり、患眼を開瞼させ、結膜嚢内に点眼する。
2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
3).本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、15分以上経過後装用する。
安定性試験:ポリプロピレン容器に充填したものを用いた長期保存試験(25℃60%RH、2年間)の結果、通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。
アレルギー性結膜炎等に罹患している患者に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
薬効分類 | 緑内障治療薬 > 選択的β1遮断薬 |
一般名 | ベタキソロール塩酸塩0.5%1mL点眼液 |
薬価 | 128.7円 |
メーカー | 沢井製薬 |
最終更新 | 2016年04月改訂(第12版) |
1回1滴、1日2回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
緑内障、高眼圧症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(類薬)
類薬で、眼類天疱瘡、全身性エリテマトーデス、脳虚血、脳血管障害、心不全、洞不全症候群が現れたとの報告があるので、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).眼:眼刺激症状(眼がしみる感じ、眼灼熱感、眼痛、眼異物感、眼不快感等)、流涙増加、羞明、霧視、眼そう痒症、眼瞼炎、結膜充血、角膜障害(角膜知覚低下、角膜炎、角膜糜爛等)、眼乾燥、眼脂、*眼底黄斑部浮腫・*眼底黄斑部混濁[*:無水晶体眼又は眼底に病変のある患者等に長期連用した場合(定期的に視力測定、眼底検査を行うなど観察を十分に行う)]。
2).循環器:徐脈、低血圧。
3).呼吸器:喘息、呼吸困難。
4).その他:眩暈、頭痛、蕁麻疹、不眠症、接触皮膚炎。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.コントロール不十分な心不全のある患者[症状を増悪させる恐れがある]。
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.洞性徐脈、房室ブロック<2〜3度>、心原性ショック、うっ血性心不全のある患者[症状を増悪させる恐れがある]。
2.コントロール不十分な糖尿病のある患者[低血糖症状を隠蔽することがあるので血糖値に注意する]。
3.喘息、気管支痙攣、あるいはコントロール不十分な閉塞性肺疾患のある患者[喘息発作の誘発、喘息発作増悪がみられることがある]。
(重要な基本的注意)
1.全身的に吸収される可能性があり、β遮断剤全身投与時と同様の副作用が現れることがあるので、留意する。
2.本剤の投与を受けている患者で、全身麻酔を施す場合、過度の心機能抑制が現れることがあるので、本剤を徐々に減量し、全身麻酔を行う前には投与を休止する。
3.本剤の投与により、血圧下降することがあるので、長期投与する場合には、定期的に血圧測定を行う。
併用注意:
1.カテコールアミン枯渇剤(レセルピン等)[交感神経系に対し過剰の抑制を来すことがあり、低血圧、徐脈等が現れる可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(β遮断作用を相加的に増強すると考えられる)]。
2.β遮断剤<全身投与>(プロプラノロール塩酸塩<全身投与>等)[眼圧下降あるいはβ遮断剤の全身的な作用が増強される可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(作用が相加的に現れると考えられる)]。
3.カルシウム拮抗剤(ベラパミル塩酸塩等)[房室伝導障害、左室不全、低血圧を起こす可能性があるので、観察を十分に行うなど注意する(相互に作用が増強されると考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。また、心血管系疾患のためにβ遮断剤の全身投与を受けている高齢者に対しては、注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.動物実験で、胚死亡増加・胎仔死亡増加が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない。
2.動物実験で、乳汁中へ移行することが報告されているので、授乳婦に投与する場合は、投与中は授乳を避けさせる。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.投与時:
1).点眼に際しては原則として患者は仰臥位をとり、患眼を開瞼させ、結膜嚢内に点眼する。
2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
3).本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、15分以上経過後装用する。
安定性試験:ポリプロピレン容器に充填したものを用いた長期保存試験(25℃60%RH、2年間)の結果、通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。
アレルギー性結膜炎等に罹患している患者に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
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