薬効分類 | アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬 |
一般名 | オキサトミドシロップ用 |
薬価 | 6.6円 |
メーカー | 鶴原製薬 |
最終更新 | 2023年12月改訂(第1版) |
通常、小児には1回オキサトミドとして0.5mg/kg(ドライシロップとして25mg/kg)を用時水で懸濁して、朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1回最高用量はオキサトミドとして0.75mg/kg(ドライシロップとして37.5mg/kg)を限度とする。
1). 気管支喘息。
2). アトピー性皮膚炎。
3). 蕁麻疹。
4). 痒疹。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.5%)、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ−GTP上昇、著しいビリルビン上昇、著しいAl−P上昇、著しいLDH上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、嘔気・嘔吐等)があらわれることがある〔9.3肝機能障害患者の項参照〕。
11.1.2. ショック、アナフィラキシー(頻度不明):血圧低下、呼吸困難、全身紅潮、咽頭浮腫・喉頭浮腫等の症状があらわれることがある。
11.1.3. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明)。
11.1.4. 血小板減少(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 錐体外路症状:(0.1%未満)硬直(口周囲硬直、四肢硬直)、眼球偏位、後屈頸、攣縮、振戦[錐体外路症状が発現した場合には、必要に応じて抗パーキンソン剤の投与等の適切な処置を行うこと(頻度は錠剤とドライシロップの合計。使用成績調査の結果を含む)]。
2). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)浮腫(顔面浮腫、手足浮腫等)。
3). 内分泌:(0.1%未満)月経障害、乳房痛、(頻度不明)女性化乳房。
4). 精神神経系:(0.1〜5%未満)眠気、倦怠感、口渇、(0.1%未満)頭痛・頭重、めまい・ふらつき・立ちくらみ、しびれ感。
5). 泌尿器:(頻度不明)膀胱炎様症状(頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等)、排尿困難。
6). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、胃部不快感、下痢、(0.1%未満)便秘、胃痛、腹痛、食欲不振、食欲亢進、にがみ、腹部不快感、口内炎、舌あれ。
7). 循環器:(0.1%未満)動悸。
8). その他:(0.1〜5%未満)好酸球増多、(0.1%未満)ほてり、鼻出血、(頻度不明)発熱。
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
8.1. 〈効能共通〉眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
8.2. 〈効能共通〉本剤により、末梢血中好酸球増加することがあるので、このような場合には経過観察を十分に行うこと。
8.3. 〈気管支喘息〉本剤は気管支拡張剤並びに全身性ステロイド剤と異なり、既に起こっている喘息発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことは患者に十分注意しておく必要がある。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 長期ステロイド療法を受けている患者:本剤投与によりステロイド減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行うこと。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 肝機能障害又はその既往歴のある患者:肝機能障害が悪化又は再燃するおそれがある〔11.1.1参照〕。
10.2. 併用注意:
アルコール性飲料、中枢神経抑制剤(麻薬性鎮痛剤、鎮静剤、催眠剤等)[眠気・倦怠感等が強くあらわれるおそれがある(相加的に作用する)]。
肝機能が低下していることが多い(本剤は、主として肝臓で代謝される)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット)で口蓋裂、合指症、指骨形成不全等の催奇形作用が報告されている)〔2.2参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(イヌ)で乳汁移行が認められている)〔16.3.3参照〕。
過量投与を避けること(幼児<特に2歳以下>において錐体外路症状が発現するおそれがある)〔13.1参照〕。
本剤の投与は、アレルゲン皮内反応を抑制し、アレルゲンの確認に支障を来すので、アレルゲン皮内反応検査を実施する前は本剤を投与しないこと〔18.参照〕。
13.1. 症状
過量投与時、頸部硬直等の錐体外路症状、痙攣、意識障害、傾眠、血圧低下、洞性徐脈、縮瞳等が発現した例がある〔9.7小児等の項参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 他の液シロップ剤との混合:本剤は、他の液シロップ剤と混合した場合に分散性が低下するので、配合しないこと(正確な用量調整が困難である)。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬 |
一般名 | オキサトミドシロップ用 |
薬価 | 6.6円 |
メーカー | 鶴原製薬 |
最終更新 | 2023年12月改訂(第1版) |
通常、小児には1回オキサトミドとして0.5mg/kg(ドライシロップとして25mg/kg)を用時水で懸濁して、朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1回最高用量はオキサトミドとして0.75mg/kg(ドライシロップとして37.5mg/kg)を限度とする。
1). 気管支喘息。
2). アトピー性皮膚炎。
3). 蕁麻疹。
4). 痒疹。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.5%)、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ−GTP上昇、著しいビリルビン上昇、著しいAl−P上昇、著しいLDH上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、嘔気・嘔吐等)があらわれることがある〔9.3肝機能障害患者の項参照〕。
11.1.2. ショック、アナフィラキシー(頻度不明):血圧低下、呼吸困難、全身紅潮、咽頭浮腫・喉頭浮腫等の症状があらわれることがある。
11.1.3. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明)。
11.1.4. 血小板減少(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 錐体外路症状:(0.1%未満)硬直(口周囲硬直、四肢硬直)、眼球偏位、後屈頸、攣縮、振戦[錐体外路症状が発現した場合には、必要に応じて抗パーキンソン剤の投与等の適切な処置を行うこと(頻度は錠剤とドライシロップの合計。使用成績調査の結果を含む)]。
2). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)浮腫(顔面浮腫、手足浮腫等)。
3). 内分泌:(0.1%未満)月経障害、乳房痛、(頻度不明)女性化乳房。
4). 精神神経系:(0.1〜5%未満)眠気、倦怠感、口渇、(0.1%未満)頭痛・頭重、めまい・ふらつき・立ちくらみ、しびれ感。
5). 泌尿器:(頻度不明)膀胱炎様症状(頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等)、排尿困難。
6). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、胃部不快感、下痢、(0.1%未満)便秘、胃痛、腹痛、食欲不振、食欲亢進、にがみ、腹部不快感、口内炎、舌あれ。
7). 循環器:(0.1%未満)動悸。
8). その他:(0.1〜5%未満)好酸球増多、(0.1%未満)ほてり、鼻出血、(頻度不明)発熱。
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
8.1. 〈効能共通〉眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
8.2. 〈効能共通〉本剤により、末梢血中好酸球増加することがあるので、このような場合には経過観察を十分に行うこと。
8.3. 〈気管支喘息〉本剤は気管支拡張剤並びに全身性ステロイド剤と異なり、既に起こっている喘息発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことは患者に十分注意しておく必要がある。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 長期ステロイド療法を受けている患者:本剤投与によりステロイド減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行うこと。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 肝機能障害又はその既往歴のある患者:肝機能障害が悪化又は再燃するおそれがある〔11.1.1参照〕。
10.2. 併用注意:
アルコール性飲料、中枢神経抑制剤(麻薬性鎮痛剤、鎮静剤、催眠剤等)[眠気・倦怠感等が強くあらわれるおそれがある(相加的に作用する)]。
肝機能が低下していることが多い(本剤は、主として肝臓で代謝される)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット)で口蓋裂、合指症、指骨形成不全等の催奇形作用が報告されている)〔2.2参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(イヌ)で乳汁移行が認められている)〔16.3.3参照〕。
過量投与を避けること(幼児<特に2歳以下>において錐体外路症状が発現するおそれがある)〔13.1参照〕。
本剤の投与は、アレルゲン皮内反応を抑制し、アレルゲンの確認に支障を来すので、アレルゲン皮内反応検査を実施する前は本剤を投与しないこと〔18.参照〕。
13.1. 症状
過量投与時、頸部硬直等の錐体外路症状、痙攣、意識障害、傾眠、血圧低下、洞性徐脈、縮瞳等が発現した例がある〔9.7小児等の項参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 他の液シロップ剤との混合:本剤は、他の液シロップ剤と混合した場合に分散性が低下するので、配合しないこと(正確な用量調整が困難である)。
(保管上の注意)
室温保存。
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