薬剤情報
後発品
薬効分類局所麻酔薬
一般名リドカイン注射液
薬価119
メーカーサンドファーマ
最終更新
2023年09月改訂(第1版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

抗生物質製剤を筋注する場合の疼痛緩和のための溶解液として用いる。

リドカイン塩酸塩として、通常、成人10〜15mg(2〜3mL)を使用する。

静注には使用しないこと。

効能・効果

抗生物質製剤筋注時の疼痛緩和。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(頻度不明):徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告がある。

11.1.2. 振戦、痙攣(いずれも頻度不明):振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。

11.1.3. 悪性高熱(頻度不明):まれに原因不明の頻脈・不整脈・血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化(チアノーゼ)、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱があらわれることがあるので、本剤を投与中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウムの静注、全身冷却、純酸素による過換気、酸塩基平衡の是正等、適切な処置を行うこと(また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 中枢神経:(頻度不明)眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等[このような症状があらわれた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがある]。

2). 消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐等[このような症状があらわれた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがある]。

3). 過敏症:(頻度不明)蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。

禁忌

本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. まれにショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておくこと。

8.2. 本剤の投与に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、次の点に留意すること。

8.2.1. 患者の全身状態の観察を十分に行うこと。

8.2.2. できるだけ必要最少量にとどめること。

8.2.3. 注射の速度はできるだけ遅くすること。

8.2.4. 注射針が、血管に入っていないことを確かめること。

8.2.5. 血管の多い部位(頭部、顔面、扁桃等)に注射する場合には、吸収が速いので、できるだけ少量を投与すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

相互作用

本剤は、主として肝代謝酵素CYP1A2及びCYP3A4で代謝される。

10.2. 併用注意:

クラス3抗不整脈剤(アミオダロン等)[心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと(作用が増強することが考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト乳汁中への移行が報告されている)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与後の注意

14.1.1. 本剤は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(カニューレ、注射針等)に接触させないことが望ましい(なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗すること)。

14.1.2. 本剤は防腐剤を含んでいないため、使用残液は廃棄すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

キシロカイン0.5%筋注用溶解液
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キシロカイン0.5%筋注用溶解液
キシロカイン0.5%筋注用溶解液

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局所麻酔薬
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一般名リドカイン注射液
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用法・用量

抗生物質製剤を筋注する場合の疼痛緩和のための溶解液として用いる。

リドカイン塩酸塩として、通常、成人10〜15mg(2〜3mL)を使用する。

静注には使用しないこと。

効能・効果

抗生物質製剤筋注時の疼痛緩和。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(頻度不明):徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告がある。

11.1.2. 振戦、痙攣(いずれも頻度不明):振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。

11.1.3. 悪性高熱(頻度不明):まれに原因不明の頻脈・不整脈・血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化(チアノーゼ)、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱があらわれることがあるので、本剤を投与中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウムの静注、全身冷却、純酸素による過換気、酸塩基平衡の是正等、適切な処置を行うこと(また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 中枢神経:(頻度不明)眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等[このような症状があらわれた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがある]。

2). 消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐等[このような症状があらわれた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがある]。

3). 過敏症:(頻度不明)蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。

禁忌

本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. まれにショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておくこと。

8.2. 本剤の投与に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、次の点に留意すること。

8.2.1. 患者の全身状態の観察を十分に行うこと。

8.2.2. できるだけ必要最少量にとどめること。

8.2.3. 注射の速度はできるだけ遅くすること。

8.2.4. 注射針が、血管に入っていないことを確かめること。

8.2.5. 血管の多い部位(頭部、顔面、扁桃等)に注射する場合には、吸収が速いので、できるだけ少量を投与すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

相互作用

本剤は、主として肝代謝酵素CYP1A2及びCYP3A4で代謝される。

10.2. 併用注意:

クラス3抗不整脈剤(アミオダロン等)[心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと(作用が増強することが考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト乳汁中への移行が報告されている)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与後の注意

14.1.1. 本剤は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(カニューレ、注射針等)に接触させないことが望ましい(なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗すること)。

14.1.2. 本剤は防腐剤を含んでいないため、使用残液は廃棄すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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