非ステロイド抗炎症薬 (NSAIDs)
薬効分類 | 非ステロイド抗炎症薬 (NSAIDs) |
一般名 | エテンザミド |
薬価 | 7.8円 |
メーカー | 吉田製薬 |
最終更新 | 2021年02月改訂(第6版) |
解熱鎮痛剤の調剤に用いる。
解熱鎮痛剤の調剤に用いる。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.長期・大量投与:(0.1〜5%未満)過呼吸、貧血、腎障害、肝障害[観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2.過敏症:(5%以上又は頻度不明)発疹、浮腫、喘息発作等[減量又は投与を中止する]。
3.精神神経系:(5%以上又は頻度不明)耳鳴、難聴、眩暈等[減量又は投与を中止する]。
4.血液:(5%以上又は頻度不明)血小板機能低下(出血時間延長)[慎重に投与する]。
5.消化器:(5%以上又は頻度不明)食欲不振、胸やけ、胃痛、悪心・嘔吐等、(0.1〜5%未満)消化管潰瘍悪化。
1.消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍を悪化させる恐れがある]。
2.重篤な血液異常のある患者[血液の異常を悪化させる恐れがある]。
3.重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
4.重篤な腎障害のある患者[腎障害を悪化させる恐れがある]。
5.重篤な心機能不全のある患者[心機能を悪化させる恐れがある]。
6.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
7.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発する恐れがある]。
1.消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させる恐れがある]。
2.血液異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させる恐れがある]。
3.出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがある]。
4.肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
5.腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
6.心機能異常のある患者[心機能を悪化させる恐れがある]。
7.過敏症の既往歴のある患者。
8.気管支喘息のある患者[アスピリン喘息を誘発する恐れがある]。
9.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告があるので、本剤を15歳未満の水痘、15歳未満のインフルエンザの患者に投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察する[ライ症候群:小児において極めてまれに水痘、インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後、激しい嘔吐、意識障害、痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着、ミトコンドリア変形、AST(GOT)・ALT(GPT)・LDH・CK(CPK)の急激上昇、高アンモニア血症、低プロトロンビン血症、低血糖症等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である]。
2.解熱鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。
3.急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
1).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、疼痛、発熱の程度を考慮し投与する。
2).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原則として同一の薬剤の長期投与を避ける。
3).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行う。
4.患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する。過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等が現れることがあるので、特に高熱を伴う小児及び高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意する。
5.感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には必要に応じて適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与する。
6.他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。
7.高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与する。
併用注意:
1.クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)の作用を増強する恐れがあるので、用量を調節するなど注意する(本剤は血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝血剤と置換し、遊離させる)]。
2.リチウム製剤[血中リチウム濃度を上昇させリチウム中毒を起こす恐れがあるので血中のリチウム濃度に注意し、必要があれば減量する(本剤は腎のプロスタグランジン生合成を抑制し、腎血流量を減少させることにより、リチウムの腎排泄を低下させる)]。
3.チアジド系利尿剤[チアジド系利尿剤の作用を減弱する恐れがある(本剤は腎のプロスタグランジン生合成を抑制し、チアジド系利尿剤の作用を減弱させることがある)]。
(高齢者への投与)
高齢者では、副作用が現れやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与し、投与する際には、必要最小限にとどめ、適宜羊水量を確認するなど慎重に投与する。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。[サリチル酸系製剤(アスピリン等)には動物実験で催奇形作用が報告されているものがある]。
(小児等への投与)
未熟児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において一時的不妊が認められたとの報告がある。
密閉容器。
薬効分類 | 非ステロイド抗炎症薬 (NSAIDs) |
一般名 | エテンザミド |
薬価 | 7.8円 |
メーカー | 吉田製薬 |
最終更新 | 2021年02月改訂(第6版) |
解熱鎮痛剤の調剤に用いる。
解熱鎮痛剤の調剤に用いる。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.長期・大量投与:(0.1〜5%未満)過呼吸、貧血、腎障害、肝障害[観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2.過敏症:(5%以上又は頻度不明)発疹、浮腫、喘息発作等[減量又は投与を中止する]。
3.精神神経系:(5%以上又は頻度不明)耳鳴、難聴、眩暈等[減量又は投与を中止する]。
4.血液:(5%以上又は頻度不明)血小板機能低下(出血時間延長)[慎重に投与する]。
5.消化器:(5%以上又は頻度不明)食欲不振、胸やけ、胃痛、悪心・嘔吐等、(0.1〜5%未満)消化管潰瘍悪化。
1.消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍を悪化させる恐れがある]。
2.重篤な血液異常のある患者[血液の異常を悪化させる恐れがある]。
3.重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
4.重篤な腎障害のある患者[腎障害を悪化させる恐れがある]。
5.重篤な心機能不全のある患者[心機能を悪化させる恐れがある]。
6.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
7.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発する恐れがある]。
1.消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させる恐れがある]。
2.血液異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させる恐れがある]。
3.出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがある]。
4.肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
5.腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
6.心機能異常のある患者[心機能を悪化させる恐れがある]。
7.過敏症の既往歴のある患者。
8.気管支喘息のある患者[アスピリン喘息を誘発する恐れがある]。
9.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告があるので、本剤を15歳未満の水痘、15歳未満のインフルエンザの患者に投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察する[ライ症候群:小児において極めてまれに水痘、インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後、激しい嘔吐、意識障害、痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着、ミトコンドリア変形、AST(GOT)・ALT(GPT)・LDH・CK(CPK)の急激上昇、高アンモニア血症、低プロトロンビン血症、低血糖症等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である]。
2.解熱鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。
3.急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
1).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、疼痛、発熱の程度を考慮し投与する。
2).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原則として同一の薬剤の長期投与を避ける。
3).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行う。
4.患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する。過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等が現れることがあるので、特に高熱を伴う小児及び高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意する。
5.感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には必要に応じて適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与する。
6.他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。
7.高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与する。
併用注意:
1.クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)の作用を増強する恐れがあるので、用量を調節するなど注意する(本剤は血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝血剤と置換し、遊離させる)]。
2.リチウム製剤[血中リチウム濃度を上昇させリチウム中毒を起こす恐れがあるので血中のリチウム濃度に注意し、必要があれば減量する(本剤は腎のプロスタグランジン生合成を抑制し、腎血流量を減少させることにより、リチウムの腎排泄を低下させる)]。
3.チアジド系利尿剤[チアジド系利尿剤の作用を減弱する恐れがある(本剤は腎のプロスタグランジン生合成を抑制し、チアジド系利尿剤の作用を減弱させることがある)]。
(高齢者への投与)
高齢者では、副作用が現れやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与し、投与する際には、必要最小限にとどめ、適宜羊水量を確認するなど慎重に投与する。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。[サリチル酸系製剤(アスピリン等)には動物実験で催奇形作用が報告されているものがある]。
(小児等への投与)
未熟児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において一時的不妊が認められたとの報告がある。
密閉容器。
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