アレルギー用薬 > プロスタグランジンD2 (PGD2) /トロンボキサンA2 (TXA2) 受容体拮抗薬
薬効分類 | アレルギー用薬 > プロスタグランジンD2 (PGD2) /トロンボキサンA2 (TXA2) 受容体拮抗薬 |
一般名 | ラマトロバン錠 |
薬価 | 23.7円 |
メーカー | 寿製薬 |
最終更新 | 2018年12月改訂(第1版) |
ラマトロバンとして1回75mgを1日2回、朝食後及び夕食後(又は就寝前)に経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
高齢者には低用量(100mg/日)から投与を開始するなど注意する。
アレルギー性鼻炎。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
肝炎、肝機能障害、黄疸:肝炎、著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl−P上昇、著しいγ−GTP上昇、著しいLDH上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、そう痒[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、Al−P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).出血傾向:APTT延長、尿潜血、歯肉出血、鼻出血、皮下出血、紫斑、月経延長、プロトロンビン時間延長[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).腎臓:クレアチニン上昇、BUN上昇。
5).循環器:動悸、浮腫。
6).消化器:嘔気、下痢、腹痛、便秘、胃不快感、嘔吐、消化不良、食欲不振、口内炎。
7).血液:好酸球増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、白血球減少。
8).精神神経系:眠気、頭痛・頭重、眩暈、舌しびれ、手足のこわばり。
9).その他:鼻乾燥、関節痛、ほてり、胸部圧迫感、胸部異常感、味覚異常、倦怠感。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
1.出血傾向のある患者[出血を助長する恐れがある]。
2.月経期間中の患者[出血を助長する恐れがある]。
3.肝障害のある患者[本剤は肝機能異常を起こすことがある]。
4.高齢者。
(重要な基本的注意)
本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
併用注意:
1.抗血小板剤(チクロピジン等)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ等)、抗凝血剤(ヘパリン、ワルファリン等)[これらの薬剤と併用することにより出血傾向の増強を来す恐れがあるので、観察を十分に行い、用量を調節するなど注意する(本剤は血小板凝集能を抑制するため、類似の作用を持つ薬剤と併用することにより作用が増強する可能性がある)]。
2.サリチル酸系製剤(アスピリン等)[ヒト血漿蛋白結合に対する相互作用の検討(in vitro)において、サリチル酸により本剤の非結合型分率が1.3〜1.9倍上昇することがある(本剤がサリチル酸と血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇すると考えられる)]。
3.テオフィリン[テオフィリンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇することがある(機序不明)]。
(高齢者への投与)
高齢者には、低用量(100mg/日)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する[高齢者<65歳以上>では本剤の血中濃度が非高齢者に比し高くなることが推定されている]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ラマトロバン錠50mg「KO」及びラマトロバン錠75mg「KO」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
変異原性については、培養細胞を用いた染色体異常試験の非代謝活性化法陽性の結果が得られた。しかし、同試験の代謝活性化法で陰性であり、また別の培養細胞を用いた染色体異常試験及び他の変異原性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験、マウスを用いた小核試験、哺乳類の培養細胞を用いた前進突然変異試験、ラット初代培養肝細胞を用いた不定期DNA試験)のいずれにおいても陰性であり、生体内で変異原性が発現する可能性は低い。
気密容器。
薬効分類 | アレルギー用薬 > プロスタグランジンD2 (PGD2) /トロンボキサンA2 (TXA2) 受容体拮抗薬 |
一般名 | ラマトロバン錠 |
薬価 | 23.7円 |
メーカー | 寿製薬 |
最終更新 | 2018年12月改訂(第1版) |
ラマトロバンとして1回75mgを1日2回、朝食後及び夕食後(又は就寝前)に経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
高齢者には低用量(100mg/日)から投与を開始するなど注意する。
アレルギー性鼻炎。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
肝炎、肝機能障害、黄疸:肝炎、著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl−P上昇、著しいγ−GTP上昇、著しいLDH上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、そう痒[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、Al−P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).出血傾向:APTT延長、尿潜血、歯肉出血、鼻出血、皮下出血、紫斑、月経延長、プロトロンビン時間延長[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).腎臓:クレアチニン上昇、BUN上昇。
5).循環器:動悸、浮腫。
6).消化器:嘔気、下痢、腹痛、便秘、胃不快感、嘔吐、消化不良、食欲不振、口内炎。
7).血液:好酸球増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、白血球減少。
8).精神神経系:眠気、頭痛・頭重、眩暈、舌しびれ、手足のこわばり。
9).その他:鼻乾燥、関節痛、ほてり、胸部圧迫感、胸部異常感、味覚異常、倦怠感。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
1.出血傾向のある患者[出血を助長する恐れがある]。
2.月経期間中の患者[出血を助長する恐れがある]。
3.肝障害のある患者[本剤は肝機能異常を起こすことがある]。
4.高齢者。
(重要な基本的注意)
本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
併用注意:
1.抗血小板剤(チクロピジン等)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ等)、抗凝血剤(ヘパリン、ワルファリン等)[これらの薬剤と併用することにより出血傾向の増強を来す恐れがあるので、観察を十分に行い、用量を調節するなど注意する(本剤は血小板凝集能を抑制するため、類似の作用を持つ薬剤と併用することにより作用が増強する可能性がある)]。
2.サリチル酸系製剤(アスピリン等)[ヒト血漿蛋白結合に対する相互作用の検討(in vitro)において、サリチル酸により本剤の非結合型分率が1.3〜1.9倍上昇することがある(本剤がサリチル酸と血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇すると考えられる)]。
3.テオフィリン[テオフィリンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇することがある(機序不明)]。
(高齢者への投与)
高齢者には、低用量(100mg/日)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する[高齢者<65歳以上>では本剤の血中濃度が非高齢者に比し高くなることが推定されている]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ラマトロバン錠50mg「KO」及びラマトロバン錠75mg「KO」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
変異原性については、培養細胞を用いた染色体異常試験の非代謝活性化法陽性の結果が得られた。しかし、同試験の代謝活性化法で陰性であり、また別の培養細胞を用いた染色体異常試験及び他の変異原性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験、マウスを用いた小核試験、哺乳類の培養細胞を用いた前進突然変異試験、ラット初代培養肝細胞を用いた不定期DNA試験)のいずれにおいても陰性であり、生体内で変異原性が発現する可能性は低い。
気密容器。
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