末梢血管拡張薬 > β刺激薬 子宮運動抑制薬 > β刺激薬
薬効分類 | 末梢血管拡張薬 > β刺激薬 子宮運動抑制薬 > β刺激薬 |
一般名 | イソクスプリン塩酸塩注射液 |
薬価 | 59円 |
メーカー | アルフレッサ ファーマ |
最終更新 | 2022年11月改訂(第1版) |
〈循環器領域の適応の重症・急性〉
イソクスプリン塩酸塩として通常成人1回5〜10mgを1日2〜3回筋肉内注射する。
〈子宮収縮の抑制〉
イソクスプリン塩酸塩として通常1回5〜10mgを1〜2時間ごとに筋肉内注射する。
〈月経困難症の重症〉
イソクスプリン塩酸塩として通常1回5〜10mgを筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
また、いずれの場合も症状がおさまったら経口投与に切り替えること。
(用法及び用量に関連する注意)
頭蓋内出血の疑いのある患者には、止血が完成したと推定される発作後10日ないし2週間頃から投与すること。
1). 次記に伴う随伴症状:頭部外傷後遺症。
2). 次記に伴う末梢循環障害:ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、静脈血栓症、レイノー病およびレイノー症候群、凍瘡・凍傷、特発性脱疽、糖尿病による末梢血管障害。
3). 子宮収縮の抑制(切迫流産・切迫早産、過強陣痛)。
4). 月経困難症。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐。
2). 循環器:(頻度不明)心悸亢進、血圧低下、顔面潮紅。
3). 精神神経系:(頻度不明)めまい、眠気。
4). 皮膚:(頻度不明)発疹等。
5). その他:(頻度不明)月経過多。
2.1. 脳出血のある患者[症状が悪化するおそれがある]。
2.2. 分娩直後の患者[分娩直後の出血を助長するおそれがある]。
2.3. 胎盤の早期剥離患者[疼痛、出血、止血障害、急性貧血及びショック症状等が悪化するおそれがある]。
2.4. 妊娠12週未満の妊婦〔9.5妊婦の項参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心悸亢進のある患者:心拍数、心拍出量が増大するため、症状が悪化するおそれがある。
9.1.2. 低血圧の患者:一過性の血圧低下があらわれることがある。
10.2. 併用注意:
1). β刺激薬(サルブタモール等)[本剤の作用が増強されるおそれがある(β受容体刺激の増強によると考えられている)]。
2). β遮断薬(メトプロロール等)[本剤の作用が減弱されるおそれがある(β受容体での阻害によると考えられている)]。
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下していることが多い)。
(妊婦)
妊娠12週未満の妊婦には投与しないこと〔2.4参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 筋肉内注射にあたっては、組織、神経等への影響を避けるため次の点に注意すること。
・ 注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与すること。
・ くりかえし注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避けること。なお、小児等には特に注意すること。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
15.1. 臨床使用に基づく情報
海外で本剤の点滴静注により、新生児に低血糖症、腸閉塞があらわれたとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 末梢血管拡張薬 > β刺激薬 子宮運動抑制薬 > β刺激薬 |
一般名 | イソクスプリン塩酸塩注射液 |
薬価 | 59円 |
メーカー | アルフレッサ ファーマ |
最終更新 | 2022年11月改訂(第1版) |
〈循環器領域の適応の重症・急性〉
イソクスプリン塩酸塩として通常成人1回5〜10mgを1日2〜3回筋肉内注射する。
〈子宮収縮の抑制〉
イソクスプリン塩酸塩として通常1回5〜10mgを1〜2時間ごとに筋肉内注射する。
〈月経困難症の重症〉
イソクスプリン塩酸塩として通常1回5〜10mgを筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
また、いずれの場合も症状がおさまったら経口投与に切り替えること。
(用法及び用量に関連する注意)
頭蓋内出血の疑いのある患者には、止血が完成したと推定される発作後10日ないし2週間頃から投与すること。
1). 次記に伴う随伴症状:頭部外傷後遺症。
2). 次記に伴う末梢循環障害:ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、静脈血栓症、レイノー病およびレイノー症候群、凍瘡・凍傷、特発性脱疽、糖尿病による末梢血管障害。
3). 子宮収縮の抑制(切迫流産・切迫早産、過強陣痛)。
4). 月経困難症。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐。
2). 循環器:(頻度不明)心悸亢進、血圧低下、顔面潮紅。
3). 精神神経系:(頻度不明)めまい、眠気。
4). 皮膚:(頻度不明)発疹等。
5). その他:(頻度不明)月経過多。
2.1. 脳出血のある患者[症状が悪化するおそれがある]。
2.2. 分娩直後の患者[分娩直後の出血を助長するおそれがある]。
2.3. 胎盤の早期剥離患者[疼痛、出血、止血障害、急性貧血及びショック症状等が悪化するおそれがある]。
2.4. 妊娠12週未満の妊婦〔9.5妊婦の項参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心悸亢進のある患者:心拍数、心拍出量が増大するため、症状が悪化するおそれがある。
9.1.2. 低血圧の患者:一過性の血圧低下があらわれることがある。
10.2. 併用注意:
1). β刺激薬(サルブタモール等)[本剤の作用が増強されるおそれがある(β受容体刺激の増強によると考えられている)]。
2). β遮断薬(メトプロロール等)[本剤の作用が減弱されるおそれがある(β受容体での阻害によると考えられている)]。
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下していることが多い)。
(妊婦)
妊娠12週未満の妊婦には投与しないこと〔2.4参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 筋肉内注射にあたっては、組織、神経等への影響を避けるため次の点に注意すること。
・ 注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与すること。
・ くりかえし注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避けること。なお、小児等には特に注意すること。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
15.1. 臨床使用に基づく情報
海外で本剤の点滴静注により、新生児に低血糖症、腸閉塞があらわれたとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。
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