薬剤情報
後発品
薬効分類消化管運動改善薬 > コリン作動薬 排尿障害治療薬 > コリン作動薬
一般名ベタネコール塩化物散
薬価9.1
メーカーアルフレッサ ファーマ
最終更新2023年04月改訂(第2版)

用法・用量

ベタネコール塩化物として、通常成人1日30〜50mgを3〜4回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 消化管機能低下のみられる次記疾患:慢性胃炎、迷走神経切断後、手術後の腸管麻痺及び分娩後の腸管麻痺、麻痺性イレウス。

2). 手術後、分娩後及び神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. コリン作動性クリーゼ(頻度不明):悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳等の症状が認められた場合には投与を中止し、アトロピン硫酸塩水和物0.5〜1mg(患者の症状に合わせて適宜増減)を投与すること。

また、呼吸不全に至ることもあるので、その場合は気道を確保し、人工換気を考慮すること。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進、(頻度不明)胸内苦悶。

2). 消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢、(頻度不明)胃部不快感。

3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛。

4). 過敏症:(0.1〜5%未満)発熱、発汗、顔面潮紅。

禁忌

2.1. 甲状腺機能亢進症の患者[心房細動の危険性を増加させるおそれがある]。

2.2. 気管支喘息の患者[気管支喘息の症状を悪化させるおそれがある]。

2.3. 消化管閉塞及び膀胱頸部閉塞のある患者[消化管通過障害、排尿障害を起こすおそれがある]。

2.4. 消化性潰瘍の患者[消化性潰瘍を悪化させるおそれがある]。

2.5. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。

2.6. 冠動脈閉塞のある患者[冠血流量を減少させ、心疾患の症状を悪化させるおそれがある]。

2.7. 強度の徐脈のある患者[徐脈を悪化させるおそれがある]。

2.8. てんかんのある患者[てんかん発作を起こすおそれがある]。

2.9. パーキンソニズムのある患者[パーキンソニズムの症状を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

相互作用

10.2. 併用注意:

コリン作動薬(ピロカルピン塩酸塩、セビメリン塩酸塩水和物等)、コリンエステラーゼ阻害薬(ジスチグミン臭化物等)[本剤のコリン作動性作用に基づく副作用<発汗・顔面潮紅等>を増強させるおそれがある(本剤のコリン作動性作用を増強させるおそれがある)]。

高齢者

コリン作動性作用により発汗、潮紅、下痢、悪心、嘔吐等の副作用があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと〔2.5参照〕。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(取扱い上の注意)

開栓後は湿気を避けて保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

ベサコリン散5%
後発品はありません
ベサコリン散5%
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2023年04月改訂(第2版)
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一般名ベタネコール塩化物散
薬価9.1
メーカーアルフレッサ ファーマ
最終更新2023年04月改訂(第2版)

用法・用量

ベタネコール塩化物として、通常成人1日30〜50mgを3〜4回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 消化管機能低下のみられる次記疾患:慢性胃炎、迷走神経切断後、手術後の腸管麻痺及び分娩後の腸管麻痺、麻痺性イレウス。

2). 手術後、分娩後及び神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. コリン作動性クリーゼ(頻度不明):悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳等の症状が認められた場合には投与を中止し、アトロピン硫酸塩水和物0.5〜1mg(患者の症状に合わせて適宜増減)を投与すること。

また、呼吸不全に至ることもあるので、その場合は気道を確保し、人工換気を考慮すること。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進、(頻度不明)胸内苦悶。

2). 消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢、(頻度不明)胃部不快感。

3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛。

4). 過敏症:(0.1〜5%未満)発熱、発汗、顔面潮紅。

禁忌

2.1. 甲状腺機能亢進症の患者[心房細動の危険性を増加させるおそれがある]。

2.2. 気管支喘息の患者[気管支喘息の症状を悪化させるおそれがある]。

2.3. 消化管閉塞及び膀胱頸部閉塞のある患者[消化管通過障害、排尿障害を起こすおそれがある]。

2.4. 消化性潰瘍の患者[消化性潰瘍を悪化させるおそれがある]。

2.5. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。

2.6. 冠動脈閉塞のある患者[冠血流量を減少させ、心疾患の症状を悪化させるおそれがある]。

2.7. 強度の徐脈のある患者[徐脈を悪化させるおそれがある]。

2.8. てんかんのある患者[てんかん発作を起こすおそれがある]。

2.9. パーキンソニズムのある患者[パーキンソニズムの症状を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

相互作用

10.2. 併用注意:

コリン作動薬(ピロカルピン塩酸塩、セビメリン塩酸塩水和物等)、コリンエステラーゼ阻害薬(ジスチグミン臭化物等)[本剤のコリン作動性作用に基づく副作用<発汗・顔面潮紅等>を増強させるおそれがある(本剤のコリン作動性作用を増強させるおそれがある)]。

高齢者

コリン作動性作用により発汗、潮紅、下痢、悪心、嘔吐等の副作用があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと〔2.5参照〕。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(取扱い上の注意)

開栓後は湿気を避けて保存すること。

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(保管上の注意)

室温保存。

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