薬剤情報
後発品
薬効分類アレルギー用薬 > ケミカルメディエーター遊離抑制薬
一般名クロモグリク酸ナトリウム吸入剤
薬価32.9
メーカー沢井製薬
最終更新2021年10月改訂(第9版)

用法・用量

朝、昼及び就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1アンプル(クロモグリク酸ナトリウムとして20mg)ずつ、1日3〜4アンプルを電動式ネブライザーを用いて吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら1日2〜3アンプルに減量する。

効能・効果

気管支喘息。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).気管支痙攣:吸入中又は直後に、重篤な気管支痙攣が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。

2).PIE症候群:PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤;発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、必要であればステロイド剤等を投与する。

3).アナフィラキシー様症状:アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用(頻度不明)

1).過敏症:発疹[発現した場合には投与を中止する]。

2).咽喉頭:咽喉頭刺激感。

3).その他:悪心。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤は既に起こっている喘息発作を抑える薬剤ではないので、発作発現時は対症療法が必要であることを患者又は保護者に十分説明しておく。

2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤吸入によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。

3.本剤の使用により、ステロイド維持量を減量し得た患者で本剤吸入療法を中止する場合は原疾患再発の恐れがあるので、減量前のステロイド維持量に戻す。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ウサギ、マウス)で母体に毒性が現れる大量の注射により胎仔毒性(胎仔吸収、胎仔体重減少等)の報告がある]。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与法:本剤は電動式ネブライザーを用いて吸入させ、なお、患者又は保護者にその使用法をよく指導し、習熟させる(内服しても効果はみられない)。

2.投与時:吸入時には新しいアンプル1本を使用し、既に開管したアンプルの残液は使用しない。また、吸入後ネブライザー内に残った液は捨てる。

3.配合変化:ブロムヘキシン塩酸塩との配合で白濁を生じるため、配合は避ける。

4.アンプルの使用方法

1).容器上部を持ち、前後に裂くように切り離し、アンプルを取りはずす。

2).容器を軽く振って開封部に溜まっている薬液を落としてから、アンプルの頭の部分をねじって切り取る。

3).吸入器具に静かに液を押し出す。

安定性試験:ポリエチレン容器に充填したものを用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光。

クロモグリク酸Na吸入液1%「サワイ」
クロモグリク酸Na吸入液1%「サワイ」

クロモグリク酸Na吸入液1%「サワイ」

アレルギー用薬 > ケミカルメディエーター遊離抑制薬
2021年10月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類アレルギー用薬 > ケミカルメディエーター遊離抑制薬
一般名クロモグリク酸ナトリウム吸入剤
薬価32.9
メーカー沢井製薬
最終更新2021年10月改訂(第9版)

用法・用量

朝、昼及び就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1アンプル(クロモグリク酸ナトリウムとして20mg)ずつ、1日3〜4アンプルを電動式ネブライザーを用いて吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら1日2〜3アンプルに減量する。

効能・効果

気管支喘息。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).気管支痙攣:吸入中又は直後に、重篤な気管支痙攣が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。

2).PIE症候群:PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤;発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、必要であればステロイド剤等を投与する。

3).アナフィラキシー様症状:アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用(頻度不明)

1).過敏症:発疹[発現した場合には投与を中止する]。

2).咽喉頭:咽喉頭刺激感。

3).その他:悪心。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤は既に起こっている喘息発作を抑える薬剤ではないので、発作発現時は対症療法が必要であることを患者又は保護者に十分説明しておく。

2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤吸入によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。

3.本剤の使用により、ステロイド維持量を減量し得た患者で本剤吸入療法を中止する場合は原疾患再発の恐れがあるので、減量前のステロイド維持量に戻す。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ウサギ、マウス)で母体に毒性が現れる大量の注射により胎仔毒性(胎仔吸収、胎仔体重減少等)の報告がある]。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与法:本剤は電動式ネブライザーを用いて吸入させ、なお、患者又は保護者にその使用法をよく指導し、習熟させる(内服しても効果はみられない)。

2.投与時:吸入時には新しいアンプル1本を使用し、既に開管したアンプルの残液は使用しない。また、吸入後ネブライザー内に残った液は捨てる。

3.配合変化:ブロムヘキシン塩酸塩との配合で白濁を生じるため、配合は避ける。

4.アンプルの使用方法

1).容器上部を持ち、前後に裂くように切り離し、アンプルを取りはずす。

2).容器を軽く振って開封部に溜まっている薬液を落としてから、アンプルの頭の部分をねじって切り取る。

3).吸入器具に静かに液を押し出す。

安定性試験:ポリエチレン容器に充填したものを用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光。

薬剤情報

薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。

一般名、製品名どちらでも検索可能!

※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。