薬剤情報
後発品
薬効分類アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
一般名クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム錠
薬価5.9
メーカー日本薬品
最終更新2024年03月改訂(第1版)

用法・用量

1). 痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善:通常成人1回2錠を1日3回経口投与するが、尿検査でpH6.2から6.8の範囲に入るよう投与量を調整する。

2). アシドーシスの改善:原則として成人1日量12錠を3〜4回に分けて経口投与するが、年齢、体重、血液ガス分析結果などから患者の状況に応じ適宜増減する。

効能・効果

1). 痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善。

2). アシドーシスの改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 高カリウム血症(0.54%):高カリウム血症に伴い、徐脈、全身倦怠感、脱力感等があらわれることがある〔8.1、9.2腎機能障害患者の項参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 肝臓:(0.1%〜2%未満)AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇、(頻度不明)LDH上昇。

2). 腎臓:(頻度不明)血中クレアチニン上昇、BUN上昇。

3). 消化器:(0.1%〜2%未満)胃不快感、下痢、悪心、胸やけ、嘔吐、食欲不振、(頻度不明)嘔気、口内炎、腹部膨満感、胃痛、舌炎。

4). 皮膚:(0.1%〜2%未満)発疹、(頻度不明)皮膚そう痒感。

5). 泌尿器:(0.1%〜2%未満)排尿障害[縮小した結石の尿管への嵌頓による(このような場合には外科的処置を含む適切な処置を行うこと)]。

6). その他:(0.1%〜2%未満)頻脈、残尿感、眠気、(頻度不明)貧血、全身倦怠感。

禁忌

2.1. ヘキサミン投与中の患者〔10.1参照〕。

重要な基本的注意

8.1. 本剤の投与に際しては、患者の血清電解質の変化に注意すること。特に、腎機能障害のある患者に投与する場合や、長期間投与する場合には、血中カリウム値、腎機能等を定期的に検査すること〔9.2腎機能障害患者の項、11.1.1参照〕。

8.2. リン酸カルシウムは、アルカリ側で不溶性となることが知られているので、結石防止のため過度の尿アルカリ化は避けるべきである。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 尿路感染症の患者:感染を助長するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:カリウムの排泄低下により、高カリウム血症があらわれやすい〔8.1、11.1.1参照〕。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:肝疾患・肝機能障害の症状を悪化させるおそれがある。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

ヘキサミン(ヘキサミン静注液)〔2.1参照〕[ヘキサミンの効果を減弱することがあるので併用は避けること(ヘキサミンは酸性尿下で効果を発現するので、尿pHの上昇により効果が減弱することがある)]。

10.2. 併用注意:

水酸化アルミニウムゲル<経口>[他のクエン酸製剤との併用でアルミニウムの吸収が促進されたとの報告があるので、併用する場合には2時間以上投与間隔を置くこと(クエン酸がアルミニウムとキレート化合物を形成し、アルミニウムの吸収を促進させるとの報告がある)]。

高齢者

減量するなど注意すること(生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすい)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.2. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

(取扱い上の注意)

20.1. 開封後は湿気を避けて保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

クエンメット配合錠
クエンメット配合錠

クエンメット配合錠

アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
2024年03月改訂(第1版)
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後発品
薬効分類アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
一般名クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム錠
薬価5.9
メーカー日本薬品
最終更新2024年03月改訂(第1版)

用法・用量

1). 痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善:通常成人1回2錠を1日3回経口投与するが、尿検査でpH6.2から6.8の範囲に入るよう投与量を調整する。

2). アシドーシスの改善:原則として成人1日量12錠を3〜4回に分けて経口投与するが、年齢、体重、血液ガス分析結果などから患者の状況に応じ適宜増減する。

効能・効果

1). 痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善。

2). アシドーシスの改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 高カリウム血症(0.54%):高カリウム血症に伴い、徐脈、全身倦怠感、脱力感等があらわれることがある〔8.1、9.2腎機能障害患者の項参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 肝臓:(0.1%〜2%未満)AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇、(頻度不明)LDH上昇。

2). 腎臓:(頻度不明)血中クレアチニン上昇、BUN上昇。

3). 消化器:(0.1%〜2%未満)胃不快感、下痢、悪心、胸やけ、嘔吐、食欲不振、(頻度不明)嘔気、口内炎、腹部膨満感、胃痛、舌炎。

4). 皮膚:(0.1%〜2%未満)発疹、(頻度不明)皮膚そう痒感。

5). 泌尿器:(0.1%〜2%未満)排尿障害[縮小した結石の尿管への嵌頓による(このような場合には外科的処置を含む適切な処置を行うこと)]。

6). その他:(0.1%〜2%未満)頻脈、残尿感、眠気、(頻度不明)貧血、全身倦怠感。

禁忌

2.1. ヘキサミン投与中の患者〔10.1参照〕。

重要な基本的注意

8.1. 本剤の投与に際しては、患者の血清電解質の変化に注意すること。特に、腎機能障害のある患者に投与する場合や、長期間投与する場合には、血中カリウム値、腎機能等を定期的に検査すること〔9.2腎機能障害患者の項、11.1.1参照〕。

8.2. リン酸カルシウムは、アルカリ側で不溶性となることが知られているので、結石防止のため過度の尿アルカリ化は避けるべきである。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 尿路感染症の患者:感染を助長するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:カリウムの排泄低下により、高カリウム血症があらわれやすい〔8.1、11.1.1参照〕。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:肝疾患・肝機能障害の症状を悪化させるおそれがある。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

ヘキサミン(ヘキサミン静注液)〔2.1参照〕[ヘキサミンの効果を減弱することがあるので併用は避けること(ヘキサミンは酸性尿下で効果を発現するので、尿pHの上昇により効果が減弱することがある)]。

10.2. 併用注意:

水酸化アルミニウムゲル<経口>[他のクエン酸製剤との併用でアルミニウムの吸収が促進されたとの報告があるので、併用する場合には2時間以上投与間隔を置くこと(クエン酸がアルミニウムとキレート化合物を形成し、アルミニウムの吸収を促進させるとの報告がある)]。

高齢者

減量するなど注意すること(生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすい)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

14.1.2. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

(取扱い上の注意)

20.1. 開封後は湿気を避けて保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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