薬剤情報
後発品
薬効分類副交感神経遮断薬 > 抗コリン薬
一般名スコポラミン臭化水素酸塩水和物注射液
薬価60
メーカー杏林製薬
最終更新2022年07月改訂(第10版)

用法・用量

スコポラミン臭化水素酸塩水和物として、1回0.25〜0.5mgを皮下注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

麻酔前投薬、特発性パーキンソニズム及び脳炎後パーキンソニズム。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

次の副作用は、経口剤使用例及び頻度が算出できない副作用報告を含む。

その他の副作用

その他の副作用(頻度不明)

1.眼:霧視、眼調節障害。

2.消化器:口渇、悪心・嘔吐。

3.精神神経系:眠気、頭痛、眩暈。

4.循環器:心悸亢進。

5.過敏症:発疹[症状が現れた場合には、投与を中止する]。

6.その他:脱力感、倦怠感、顔面潮紅。

禁忌

1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿障害を助長する恐れがある]。

3.重篤な心疾患のある患者[心臓の運動を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。

4.麻痺性イレウスのある患者[腸管の弛緩を助長する恐れがある]。

5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

6.喘息の患者[気管支分泌量が減少し、粘着性が増し、分泌物の排出が困難になる恐れがある]。

7.肝炎の患者[本剤は肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者では代謝されにくくなり、副作用がおこりやすくなる恐れがある]。

慎重投与

1.前立腺肥大のある患者[排尿障害をおこす恐れがある]。

2.うっ血性心不全のある患者[心臓の運動を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。

3.不整脈のある患者[頻脈や不整脈がおこる恐れがある]。

4.潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸が現れることがある]。

5.甲状腺機能亢進症の患者[頻脈、体温上昇、発汗などの交感神経興奮様症状増強する恐れがある]。

6.高温環境にある患者[発汗抑制作用により体温上昇する恐れがある]。

7.てんかんの患者[感受性が増大する恐れがある]。

8.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

眼の調節障害、眠気、眩暈等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させる。

相互作用

併用注意:バルビツール酸誘導体[併用により、相加的に作用を増強する]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

過量投与

過量投与により、呼吸中枢抑制する[治療法:呼吸管理(酸素吸入・人工呼吸等)を行い、興奮症状が強い場合はジアゼパムやフェノバルビタールを投与する(フェノチアジン類は抗ムスカリン作用により中毒症状を悪化させるため使用してはならない)、解毒剤:コリンエステラーゼ阻害剤(ネオスチグミン等)]。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

アンプルカット時:本品はワンポイントカットアンプルを使用しているが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭し、カットする。

保管上の注意

遮光、凍結を避け、8℃以下で保存。

ハイスコ皮下注0.5mg
後発品はありません
ハイスコ皮下注0.5mg
ハイスコ皮下注0.5mg

ハイスコ皮下注0.5mg

副交感神経遮断薬 > 抗コリン薬
2022年07月改訂(第10版)
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後発品
薬効分類副交感神経遮断薬 > 抗コリン薬
一般名スコポラミン臭化水素酸塩水和物注射液
薬価60
メーカー杏林製薬
最終更新2022年07月改訂(第10版)

用法・用量

スコポラミン臭化水素酸塩水和物として、1回0.25〜0.5mgを皮下注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

麻酔前投薬、特発性パーキンソニズム及び脳炎後パーキンソニズム。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

次の副作用は、経口剤使用例及び頻度が算出できない副作用報告を含む。

その他の副作用

その他の副作用(頻度不明)

1.眼:霧視、眼調節障害。

2.消化器:口渇、悪心・嘔吐。

3.精神神経系:眠気、頭痛、眩暈。

4.循環器:心悸亢進。

5.過敏症:発疹[症状が現れた場合には、投与を中止する]。

6.その他:脱力感、倦怠感、顔面潮紅。

禁忌

1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿障害を助長する恐れがある]。

3.重篤な心疾患のある患者[心臓の運動を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。

4.麻痺性イレウスのある患者[腸管の弛緩を助長する恐れがある]。

5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

6.喘息の患者[気管支分泌量が減少し、粘着性が増し、分泌物の排出が困難になる恐れがある]。

7.肝炎の患者[本剤は肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者では代謝されにくくなり、副作用がおこりやすくなる恐れがある]。

慎重投与

1.前立腺肥大のある患者[排尿障害をおこす恐れがある]。

2.うっ血性心不全のある患者[心臓の運動を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。

3.不整脈のある患者[頻脈や不整脈がおこる恐れがある]。

4.潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸が現れることがある]。

5.甲状腺機能亢進症の患者[頻脈、体温上昇、発汗などの交感神経興奮様症状増強する恐れがある]。

6.高温環境にある患者[発汗抑制作用により体温上昇する恐れがある]。

7.てんかんの患者[感受性が増大する恐れがある]。

8.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

眼の調節障害、眠気、眩暈等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させる。

相互作用

併用注意:バルビツール酸誘導体[併用により、相加的に作用を増強する]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

過量投与

過量投与により、呼吸中枢抑制する[治療法:呼吸管理(酸素吸入・人工呼吸等)を行い、興奮症状が強い場合はジアゼパムやフェノバルビタールを投与する(フェノチアジン類は抗ムスカリン作用により中毒症状を悪化させるため使用してはならない)、解毒剤:コリンエステラーゼ阻害剤(ネオスチグミン等)]。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

アンプルカット時:本品はワンポイントカットアンプルを使用しているが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭し、カットする。

保管上の注意

遮光、凍結を避け、8℃以下で保存。

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