歯科用局所麻酔薬
薬効分類 | 歯科用局所麻酔薬 |
一般名 | アミノ安息香酸エチル・ジブカイン塩酸塩配合剤軟膏 |
薬価 | 89.9円 |
メーカー | 日本歯科薬品 |
最終更新 | 2016年02月改訂(第10版) |
適量を局所に塗布する。
歯科領域における表面麻酔。
1.重大な副作用
1).ショック:ショックが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧降下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制などの症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行う。
2).中枢神経:振戦、痙攣などの中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウムなど)の投与などの適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
2).過敏症:蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。
3).血液:メトヘモグロビン血症[このような症状が現れた場合は、必要に応じて適切な処置を行う]。
1.本剤の成分又は安息香酸エステル系局所麻酔剤に対し、過敏症の既往歴のある患者。
2.メトヘモグロビン血症のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.まれに(0.1%未満)ショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、局所麻酔剤の使用に際しては、常時、直ちに救急処置のとれる準備が望ましい。
2.本剤の使用に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、次の諸点に留意する。
1).患者の全身状態の観察を十分に行う。
2).できるだけ必要最少量にとどめる。
(高齢者への使用)
高齢者では、生理機能の低下により、麻酔に対する忍容性が低下していることがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行うなど慎重に使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
妊娠中の使用に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する。
(小児等への使用)
小児等に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
1.麻酔発現後は脱脂綿などでふきとり、術後うがいをして本剤を洗去するよう患者を指導する。
2.本剤は、歯科用にのみ使用する。
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管する。
遮光・気密容器。
薬効分類 | 歯科用局所麻酔薬 |
一般名 | アミノ安息香酸エチル・ジブカイン塩酸塩配合剤軟膏 |
薬価 | 89.9円 |
メーカー | 日本歯科薬品 |
最終更新 | 2016年02月改訂(第10版) |
適量を局所に塗布する。
歯科領域における表面麻酔。
1.重大な副作用
1).ショック:ショックが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧降下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制などの症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行う。
2).中枢神経:振戦、痙攣などの中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウムなど)の投与などの適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
2).過敏症:蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。
3).血液:メトヘモグロビン血症[このような症状が現れた場合は、必要に応じて適切な処置を行う]。
1.本剤の成分又は安息香酸エステル系局所麻酔剤に対し、過敏症の既往歴のある患者。
2.メトヘモグロビン血症のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.まれに(0.1%未満)ショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、局所麻酔剤の使用に際しては、常時、直ちに救急処置のとれる準備が望ましい。
2.本剤の使用に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、次の諸点に留意する。
1).患者の全身状態の観察を十分に行う。
2).できるだけ必要最少量にとどめる。
(高齢者への使用)
高齢者では、生理機能の低下により、麻酔に対する忍容性が低下していることがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行うなど慎重に使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
妊娠中の使用に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する。
(小児等への使用)
小児等に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
1.麻酔発現後は脱脂綿などでふきとり、術後うがいをして本剤を洗去するよう患者を指導する。
2.本剤は、歯科用にのみ使用する。
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管する。
遮光・気密容器。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。