薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ベンザルコニウム塩化物液
薬価5.6
メーカー富士製薬
最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

1). 手指・皮膚の消毒:通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落した後、ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする。

2). 手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.025%溶液を用いる。

3). 感染皮膚面の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

4). 手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

5). 膣洗浄:ベンザルコニウム塩化物0.02〜0.05%溶液を用いる。

6). 結膜嚢の洗浄・消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.05%溶液を用いる。

効能・効果

1). 手指・皮膚の消毒。

2). 手術部位(手術野)の粘膜の消毒。

3). 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。

4). 感染皮膚面の消毒。

5). 手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒。

6). 膣洗浄。

7). 結膜嚢の洗浄・消毒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感等。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤調製時の注意

14.1.1. 本剤は、濃度に注意して使用すること。

14.1.2. 炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。

14.1.3. 本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理すること。

14.1.4. 繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるベンザルコニウム塩化物を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意すること。

14.2. 薬剤使用時の注意

14.2.1. 経口投与しないこと。

14.2.2. 浣腸には使用しないこと。

14.2.3. 皮膚刺激症状・粘膜刺激症状があらわれることがあるので、注意すること。

14.2.4. 全身吸収による筋脱力を起こすおそれがあるので、粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。

14.2.5. 密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状があらわれることがあるので、使用しないことが望ましい。

14.2.6. 血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合は、十分に洗い落してから使用すること。

14.2.7. 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落してから使用すること。

14.2.8. 皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。

14.2.9. 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。

14.2.10. 皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので、使用しないこと。

(取扱い上の注意)

本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

オスバン消毒液0.05%
オスバン消毒液0.05%

オスバン消毒液0.05%

消毒薬
2023年07月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ベンザルコニウム塩化物液
薬価5.6
メーカー富士製薬
最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

1). 手指・皮膚の消毒:通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落した後、ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする。

2). 手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.025%溶液を用いる。

3). 感染皮膚面の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

4). 手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

5). 膣洗浄:ベンザルコニウム塩化物0.02〜0.05%溶液を用いる。

6). 結膜嚢の洗浄・消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.05%溶液を用いる。

効能・効果

1). 手指・皮膚の消毒。

2). 手術部位(手術野)の粘膜の消毒。

3). 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。

4). 感染皮膚面の消毒。

5). 手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒。

6). 膣洗浄。

7). 結膜嚢の洗浄・消毒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感等。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤調製時の注意

14.1.1. 本剤は、濃度に注意して使用すること。

14.1.2. 炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。

14.1.3. 本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理すること。

14.1.4. 繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるベンザルコニウム塩化物を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意すること。

14.2. 薬剤使用時の注意

14.2.1. 経口投与しないこと。

14.2.2. 浣腸には使用しないこと。

14.2.3. 皮膚刺激症状・粘膜刺激症状があらわれることがあるので、注意すること。

14.2.4. 全身吸収による筋脱力を起こすおそれがあるので、粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。

14.2.5. 密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状があらわれることがあるので、使用しないことが望ましい。

14.2.6. 血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合は、十分に洗い落してから使用すること。

14.2.7. 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落してから使用すること。

14.2.8. 皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。

14.2.9. 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。

14.2.10. 皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので、使用しないこと。

(取扱い上の注意)

本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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