薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ベンザルコニウム塩化物液
薬価5.6
メーカー富士製薬
最終更新2022年10月改訂(第8版)

用法・用量

1.手指・皮膚の消毒:石鹸で十分に洗浄し、水で石鹸分を十分に洗い落とした後、ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。

術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする。

2.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.025%溶液を用いる。

3.感染皮膚面の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

4.手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

5.膣洗浄:ベンザルコニウム塩化物0.02〜0.05%溶液を用いる。

6.結膜嚢の洗浄・消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.05%溶液を用いる。

効能・効果

1.手指・皮膚の消毒。

2.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。

3.感染皮膚面の消毒。

4.手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒。

5.膣洗浄。

6.結膜嚢の洗浄・消毒。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

過敏症:発疹、そう痒感等の過敏症状(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤は、濃度に注意して使用する。

2.炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。

3.本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.人体

1).投与経路:経口投与しない。浣腸には使用しない。

2).使用時:

(1).皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。

(2).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない(全身吸収による筋脱力を起こす恐れがある)。

(3).密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状が現れることがあるので、使用しないことが望ましい。

2.その他

1).調製方法:繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるベンザルコニウム塩化物を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意する。

2).使用時:

(1).血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合は、十分に洗い落としてから使用する。

(2).石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。

(3).皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸す。

3).器具等材質:

(1).合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。

(2).皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので、使用しない。

本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用する。

オスバン消毒液0.05%
オスバン消毒液0.05%

オスバン消毒液0.05%

消毒薬
2022年10月改訂(第8版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ベンザルコニウム塩化物液
薬価5.6
メーカー富士製薬
最終更新2022年10月改訂(第8版)

用法・用量

1.手指・皮膚の消毒:石鹸で十分に洗浄し、水で石鹸分を十分に洗い落とした後、ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。

術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする。

2.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.025%溶液を用いる。

3.感染皮膚面の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

4.手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒:ベンザルコニウム塩化物0.05%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

5.膣洗浄:ベンザルコニウム塩化物0.02〜0.05%溶液を用いる。

6.結膜嚢の洗浄・消毒:ベンザルコニウム塩化物0.01〜0.05%溶液を用いる。

効能・効果

1.手指・皮膚の消毒。

2.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。

3.感染皮膚面の消毒。

4.手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒。

5.膣洗浄。

6.結膜嚢の洗浄・消毒。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

過敏症:発疹、そう痒感等の過敏症状(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤は、濃度に注意して使用する。

2.炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。

3.本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.人体

1).投与経路:経口投与しない。浣腸には使用しない。

2).使用時:

(1).皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。

(2).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない(全身吸収による筋脱力を起こす恐れがある)。

(3).密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状が現れることがあるので、使用しないことが望ましい。

2.その他

1).調製方法:繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるベンザルコニウム塩化物を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意する。

2).使用時:

(1).血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合は、十分に洗い落としてから使用する。

(2).石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。

(3).皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸す。

3).器具等材質:

(1).合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。

(2).皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので、使用しない。

本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用する。

薬剤情報

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