薬剤情報
後発品
薬効分類アレルギー用薬 > 第1世代抗ヒスタミン薬
一般名ジフェンヒドラミン塩酸塩注射液
薬価57
メーカー日新製薬
最終更新2023年02月改訂(第1版)

用法・用量

ジフェンヒドラミン塩酸塩として、通常、成人1回10〜30mgを皮下、または筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

筋肉内注射は、組織・神経等への影響を避けるため、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと〔14.1参照〕。

効能・効果

1). じん麻疹。

2). 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)。

3). 枯草熱。

4). アレルギー性鼻炎。

5). 血管運動性鼻炎。

6). 急性鼻炎。

7). 春季カタルに伴うそう痒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹。

2). 循環器:(頻度不明)動悸。

3). 精神神経系:(頻度不明)めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気。

4). 消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、下痢。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、症状を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). アルコール、中枢神経抑制剤(催眠剤、鎮静剤、抗不安剤等)、MAO阻害剤[中枢神経抑制作用が増強することがあるので、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する(相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる)]。

2). 抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、アトロピン硫酸塩水和物等)[抗コリン作用<口渇・便秘・尿閉・麻痺性イレウス等>が増強することがあるので、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する(相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる)]。

高齢者

一般に抗ヒスタミン作用によるめまい、鎮静等の精神症状及び抗コリン作用による口渇等があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出産率が高いことを疑わせる疫学調査結果がある)。

(授乳婦)

授乳を避けさせること(母乳を通して、乳児の昏睡がみられたとの報告がある)。

小児等

9.7.1. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. 低出生体重児、新生児には、投与しないことが望ましい(中枢神経系副作用(興奮、痙攣等)が起こる危険性が高い)。

9.7.3. 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意すること〔7.用法及び用量に関連する注意の項参照〕。

・ 筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わないこと。また、低出生体重児・新生児・乳児・幼児・小児には特に注意すること。

・ 筋肉内注射時神経走行部を避けるよう注意すること。

・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

ジフェンヒドラミン塩酸塩注10mg「日新」
後発品はありません
ジフェンヒドラミン塩酸塩注10mg「日新」
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一般名ジフェンヒドラミン塩酸塩注射液
薬価57
メーカー日新製薬
最終更新2023年02月改訂(第1版)

用法・用量

ジフェンヒドラミン塩酸塩として、通常、成人1回10〜30mgを皮下、または筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

筋肉内注射は、組織・神経等への影響を避けるため、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと〔14.1参照〕。

効能・効果

1). じん麻疹。

2). 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)。

3). 枯草熱。

4). アレルギー性鼻炎。

5). 血管運動性鼻炎。

6). 急性鼻炎。

7). 春季カタルに伴うそう痒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹。

2). 循環器:(頻度不明)動悸。

3). 精神神経系:(頻度不明)めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気。

4). 消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、下痢。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、症状を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). アルコール、中枢神経抑制剤(催眠剤、鎮静剤、抗不安剤等)、MAO阻害剤[中枢神経抑制作用が増強することがあるので、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する(相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる)]。

2). 抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、アトロピン硫酸塩水和物等)[抗コリン作用<口渇・便秘・尿閉・麻痺性イレウス等>が増強することがあるので、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する(相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる)]。

高齢者

一般に抗ヒスタミン作用によるめまい、鎮静等の精神症状及び抗コリン作用による口渇等があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出産率が高いことを疑わせる疫学調査結果がある)。

(授乳婦)

授乳を避けさせること(母乳を通して、乳児の昏睡がみられたとの報告がある)。

小児等

9.7.1. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. 低出生体重児、新生児には、投与しないことが望ましい(中枢神経系副作用(興奮、痙攣等)が起こる危険性が高い)。

9.7.3. 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意すること〔7.用法及び用量に関連する注意の項参照〕。

・ 筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わないこと。また、低出生体重児・新生児・乳児・幼児・小児には特に注意すること。

・ 筋肉内注射時神経走行部を避けるよう注意すること。

・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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