薬剤情報
後発品
薬効分類血圧降下薬 > カルシウム (Ca) 拮抗薬
一般名アゼルニジピン8mg錠
薬価10.1
メーカー武田テバ薬品
最終更新2021年07月改訂(第8版)

用法・用量

アゼルニジピンとして8〜16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。

効能・効果

高血圧症。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等の肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

2).房室ブロック、洞停止、徐脈:房室ブロック、洞停止、徐脈が現れることがあるので、眩暈、ふらつき等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。

1).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒、血管浮腫[投与を中止する(また、類薬では光線過敏症が報告されている)]。

2).精神神経系:(頻度不明)頭痛・頭重感、ふらつき、眩暈、立ちくらみ、眠気。

3).消化器:(頻度不明)胃部不快感、悪心、便秘、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎。

4).循環器:(頻度不明)動悸、ほてり、顔面潮紅。

5).血液:(頻度不明)好酸球増多。

6).肝臓:(頻度不明)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、LDH上昇、γ−GTP上昇、肝機能異常、Al−P上昇、総ビリルビン上昇。

7).泌尿器:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇、尿硝子円柱増加、頻尿。

8).その他:(頻度不明)尿酸上昇、総コレステロール上昇、CK上昇(CPK上昇)、カリウム上昇、倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、カリウム低下、浮腫、しびれ、*乳び腹水[*:低アルブミン血症の患者で起こりやすい]。

禁忌

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

3.アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>投与中(イトラコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中(リトナビル含有製剤、ネルフィナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダルナビル含有製剤)、コビシスタット含有製剤投与中の患者。

慎重投与

1.重篤な肝機能障害・重篤な腎機能障害のある患者[本剤は肝臓で代謝される。また一般に重篤な腎機能障害のある患者では、降圧に伴い腎機能が低下する可能性がある]。

2.高齢者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行う。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意する。

2.本剤の投与により、まれに過度の血圧低下を起こす恐れがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行う。

3.降圧作用に基づく眩暈等が現れることがあるので、高所作業、自動車の運転等、危険を伴う機械を操作する際には注意させる。

相互作用

本剤は、主としてチトクロームP450・3A4(CYP3A4)で代謝される。

1.併用禁忌:

1).アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>(イトラコナゾール<外用剤を除く><イトリゾール>、ミコナゾール<外用剤を除く><フロリード>、フルコナゾール<外用剤を除く><ジフルカン>、ホスフルコナゾール<外用剤を除く><プロジフ>、ボリコナゾール<外用剤を除く><ブイフェンド>)[イトラコナゾールとの併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

2).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤<ノービア、カレトラ>、ネルフィナビル<ビラセプト>、アタザナビル<レイアタッツ>、ホスアンプレナビル<レクシヴァ>、ダルナビル含有製剤<プリジスタ、プレジコビックス>)、コビシスタット含有製剤<スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス>[併用により本剤の作用が増強される恐れがある(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

2.併用注意:

1).他の降圧剤[過度の降圧が起こる恐れがあり、必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量する(作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される)]。

2).ジゴキシン[併用によりジゴキシンのCmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇することが報告されており、必要があればジゴキシンを減量する(ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる)]。

3).シメチジン、イマチニブメシル酸塩、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

4).シンバスタチン[併用によりシンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されており、必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。

5).シクロスポリン[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。

6).ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、ミダゾラム、トリアゾラム等)、経口黄体・卵胞ホルモン(経口避妊薬等)[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる)]。

7).タンドスピロンクエン酸塩[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止する(セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する)]。

8).リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール[併用により本剤の作用が減弱される恐れがある(これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる)]。

9).グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇することが報告されており、降圧作用が増強される恐れがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意する(グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者に使用する場合は、8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい[一般に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞が起こる恐れがある)]。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で妊娠前〜初期の投与において着床前胚死亡率増加及び着床後胚死亡率増加、出生仔体重低下、妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている。また、妊娠末期の投与において妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている]。

2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

1.開封後の取扱い:本剤は光により着色するので開封後も遮光して保存する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、アゼルニジピン錠8mg「テバ」及びアゼルニジピン錠16mg「テバ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

その他の注意

1.因果関係は明らかではないが、本剤による治療中に心筋梗塞、心不全や不整脈(心房細動等)がみられたとの報告がある。

2.CAPD(持続的外来腹膜透析)施行中の患者の透析排液が白濁することが報告されているので、腹膜炎等との鑑別に留意する。

保管上の注意

遮光。

アゼルニジピン錠8mg「テバ」
アゼルニジピン錠8mg「テバ」

アゼルニジピン錠8mg「テバ」

血圧降下薬 > カルシウム (Ca) 拮抗薬
2021年07月改訂(第8版)
薬剤情報
後発品
薬効分類血圧降下薬 > カルシウム (Ca) 拮抗薬
一般名アゼルニジピン8mg錠
薬価10.1
メーカー武田テバ薬品
最終更新2021年07月改訂(第8版)

用法・用量

アゼルニジピンとして8〜16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。

効能・効果

高血圧症。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用(頻度不明)

1).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等の肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

2).房室ブロック、洞停止、徐脈:房室ブロック、洞停止、徐脈が現れることがあるので、眩暈、ふらつき等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。

1).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒、血管浮腫[投与を中止する(また、類薬では光線過敏症が報告されている)]。

2).精神神経系:(頻度不明)頭痛・頭重感、ふらつき、眩暈、立ちくらみ、眠気。

3).消化器:(頻度不明)胃部不快感、悪心、便秘、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎。

4).循環器:(頻度不明)動悸、ほてり、顔面潮紅。

5).血液:(頻度不明)好酸球増多。

6).肝臓:(頻度不明)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、LDH上昇、γ−GTP上昇、肝機能異常、Al−P上昇、総ビリルビン上昇。

7).泌尿器:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇、尿硝子円柱増加、頻尿。

8).その他:(頻度不明)尿酸上昇、総コレステロール上昇、CK上昇(CPK上昇)、カリウム上昇、倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、カリウム低下、浮腫、しびれ、*乳び腹水[*:低アルブミン血症の患者で起こりやすい]。

禁忌

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

3.アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>投与中(イトラコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中(リトナビル含有製剤、ネルフィナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダルナビル含有製剤)、コビシスタット含有製剤投与中の患者。

慎重投与

1.重篤な肝機能障害・重篤な腎機能障害のある患者[本剤は肝臓で代謝される。また一般に重篤な腎機能障害のある患者では、降圧に伴い腎機能が低下する可能性がある]。

2.高齢者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行う。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意する。

2.本剤の投与により、まれに過度の血圧低下を起こす恐れがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行う。

3.降圧作用に基づく眩暈等が現れることがあるので、高所作業、自動車の運転等、危険を伴う機械を操作する際には注意させる。

相互作用

本剤は、主としてチトクロームP450・3A4(CYP3A4)で代謝される。

1.併用禁忌:

1).アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>(イトラコナゾール<外用剤を除く><イトリゾール>、ミコナゾール<外用剤を除く><フロリード>、フルコナゾール<外用剤を除く><ジフルカン>、ホスフルコナゾール<外用剤を除く><プロジフ>、ボリコナゾール<外用剤を除く><ブイフェンド>)[イトラコナゾールとの併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

2).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤<ノービア、カレトラ>、ネルフィナビル<ビラセプト>、アタザナビル<レイアタッツ>、ホスアンプレナビル<レクシヴァ>、ダルナビル含有製剤<プリジスタ、プレジコビックス>)、コビシスタット含有製剤<スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス>[併用により本剤の作用が増強される恐れがある(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

2.併用注意:

1).他の降圧剤[過度の降圧が起こる恐れがあり、必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量する(作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される)]。

2).ジゴキシン[併用によりジゴキシンのCmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇することが報告されており、必要があればジゴキシンを減量する(ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる)]。

3).シメチジン、イマチニブメシル酸塩、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。

4).シンバスタチン[併用によりシンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されており、必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。

5).シクロスポリン[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。

6).ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、ミダゾラム、トリアゾラム等)、経口黄体・卵胞ホルモン(経口避妊薬等)[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる)]。

7).タンドスピロンクエン酸塩[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止する(セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する)]。

8).リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール[併用により本剤の作用が減弱される恐れがある(これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる)]。

9).グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇することが報告されており、降圧作用が増強される恐れがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意する(グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者に使用する場合は、8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい[一般に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞が起こる恐れがある)]。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で妊娠前〜初期の投与において着床前胚死亡率増加及び着床後胚死亡率増加、出生仔体重低下、妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている。また、妊娠末期の投与において妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている]。

2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

1.開封後の取扱い:本剤は光により着色するので開封後も遮光して保存する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、アゼルニジピン錠8mg「テバ」及びアゼルニジピン錠16mg「テバ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

その他の注意

1.因果関係は明らかではないが、本剤による治療中に心筋梗塞、心不全や不整脈(心房細動等)がみられたとの報告がある。

2.CAPD(持続的外来腹膜透析)施行中の患者の透析排液が白濁することが報告されているので、腹膜炎等との鑑別に留意する。

保管上の注意

遮光。

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