薬剤情報
後発品
薬効分類下垂体機能検査薬 > アルギニン製剤
一般名L−アルギニン塩酸塩注射液
薬価1941
メーカーエイワイファーマ
最終更新2023年10月改訂(第1版)

用法・用量

被検者を、12時間〜14時間空腹にし、30分間安静にさせた後に、本品を体重1kg当たり、5mL(L−アルギニン塩酸塩0.5g相当量)の割合の量[例えば、体重50kgの人は250mL(L−アルギニン塩酸塩25g相当量)、60kgの人は300mL(L−アルギニン塩酸塩30g相当量)を使用する]を、静脈内に、約30分間にて、持続点滴する。

血漿成長ホルモン測定用の採血は、点滴開始前、開始後30分、60分、90分、120分、150分にわたり分離し、その血漿中の成長ホルモンの測定を行う。

効能・効果

本品は下垂体機能検査に使用する。

正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常正常人では注射開始後60〜120分でピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中成長ホルモン値は10ng/mLになる。しかし、前値が低値でかつ最高値が5ng/mLをこえない場合には再度本試験を行って判定することが望ましい。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹。

2). 消化器:(頻度不明)一過性嘔気。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 高クロール性アシドーシスの患者:本剤に含まれるクロールによりアシドーシスが悪化するおそれがある。

9.1.2. 気管支喘息の患者:症状が一時的に悪化することがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦及び妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

針は、ゴム栓の刻印部(凹部)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

14.2. 薬剤投与時の注意

14.2.1. 血管外漏出が原因と考えられる皮膚壊死、潰瘍形成が報告されているので、点滴部位の観察を十分に行い、発赤、浸潤、腫脹などの血管外漏出の徴候があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

14.2.2. 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと(輸液セット内に空気が流入するおそれがある)。

14.2.3. 容器の目盛りは目安として使用すること。

14.2.4. 残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.2. 次の場合には使用しないこと。

・ 外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ ゴム栓部のシールがはがれている場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

アルギニン点滴静注30g「AY」
後発品はありません
アルギニン点滴静注30g「AY」
アルギニン点滴静注30g「AY」

アルギニン点滴静注30g「AY」

下垂体機能検査薬 > アルギニン製剤
2023年10月改訂(第1版)
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一般名L−アルギニン塩酸塩注射液
薬価1941
メーカーエイワイファーマ
最終更新2023年10月改訂(第1版)

用法・用量

被検者を、12時間〜14時間空腹にし、30分間安静にさせた後に、本品を体重1kg当たり、5mL(L−アルギニン塩酸塩0.5g相当量)の割合の量[例えば、体重50kgの人は250mL(L−アルギニン塩酸塩25g相当量)、60kgの人は300mL(L−アルギニン塩酸塩30g相当量)を使用する]を、静脈内に、約30分間にて、持続点滴する。

血漿成長ホルモン測定用の採血は、点滴開始前、開始後30分、60分、90分、120分、150分にわたり分離し、その血漿中の成長ホルモンの測定を行う。

効能・効果

本品は下垂体機能検査に使用する。

正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常正常人では注射開始後60〜120分でピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中成長ホルモン値は10ng/mLになる。しかし、前値が低値でかつ最高値が5ng/mLをこえない場合には再度本試験を行って判定することが望ましい。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹。

2). 消化器:(頻度不明)一過性嘔気。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 高クロール性アシドーシスの患者:本剤に含まれるクロールによりアシドーシスが悪化するおそれがある。

9.1.2. 気管支喘息の患者:症状が一時的に悪化することがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦及び妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

針は、ゴム栓の刻印部(凹部)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

14.2. 薬剤投与時の注意

14.2.1. 血管外漏出が原因と考えられる皮膚壊死、潰瘍形成が報告されているので、点滴部位の観察を十分に行い、発赤、浸潤、腫脹などの血管外漏出の徴候があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

14.2.2. 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと(輸液セット内に空気が流入するおそれがある)。

14.2.3. 容器の目盛りは目安として使用すること。

14.2.4. 残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.2. 次の場合には使用しないこと。

・ 外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ ゴム栓部のシールがはがれている場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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