薬剤情報
後発品
薬効分類副腎皮質ホルモン
一般名フルオシノロンアセトニド軟膏
薬価10.8
メーカー陽進堂
最終更新2017年09月改訂(第3版)

用法・用量

1日1〜数回、適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、皮膚そう痒症、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、薬疹・中毒疹。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

1).眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障(いずれも頻度不明)を起こすことがあるので注意する。

2).大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障(いずれも頻度不明)が現れることがある。

その他の副作用

2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。

1).皮膚感染症:(頻度不明)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)(密封法(ODT)の場合起こりやすい)[処置:適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する]。

2).その他の皮膚症状:(頻度不明)ざ瘡疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(口囲紅斑、顔面全体紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、皮膚色素脱失、皮膚乾燥、皮膚刺激感[処置:徐々にその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]。

3).過敏症:(頻度不明)発疹、接触皮膚炎、紅斑。

4).下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)大量又は長期にわたる広範囲の使用又は密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能抑制。

禁忌

1.細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[感染症を悪化させる恐れがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染の恐れがある]。

4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延する恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。

2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状が現れることがある。

3.本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化がみられる場合は使用を中止する。

4.症状改善後はできるだけ速やかに使用を中止する。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では副作用が現れやすいので、大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては、大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[動物実験(連日皮下投与)で催奇形作用(マウス:外形異常)、胎仔異常(ラット、マウス:胎仔生存率低下、胎仔発育抑制)が現れたとの報告がある]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.使用部位:眼科用として使用しない。

2.使用方法:本剤は皮膚疾患治療薬であるので、化粧下やひげそり後等に使用しないよう注意する。

安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、フルオシノロンアセトニド軟膏0.025%「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

フルオシノロンアセトニド軟膏0.025%「YD」
フルオシノロンアセトニド軟膏0.025%「YD」

フルオシノロンアセトニド軟膏0.025%「YD」

副腎皮質ホルモン
2017年09月改訂(第3版)
薬剤情報
後発品
薬効分類副腎皮質ホルモン
一般名フルオシノロンアセトニド軟膏
薬価10.8
メーカー陽進堂
最終更新2017年09月改訂(第3版)

用法・用量

1日1〜数回、適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、皮膚そう痒症、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、薬疹・中毒疹。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

1).眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障(いずれも頻度不明)を起こすことがあるので注意する。

2).大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障(いずれも頻度不明)が現れることがある。

その他の副作用

2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。

1).皮膚感染症:(頻度不明)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)(密封法(ODT)の場合起こりやすい)[処置:適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する]。

2).その他の皮膚症状:(頻度不明)ざ瘡疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(口囲紅斑、顔面全体紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、皮膚色素脱失、皮膚乾燥、皮膚刺激感[処置:徐々にその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]。

3).過敏症:(頻度不明)発疹、接触皮膚炎、紅斑。

4).下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)大量又は長期にわたる広範囲の使用又は密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能抑制。

禁忌

1.細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[感染症を悪化させる恐れがある]。

2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染の恐れがある]。

4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延する恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。

2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状が現れることがある。

3.本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化がみられる場合は使用を中止する。

4.症状改善後はできるだけ速やかに使用を中止する。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では副作用が現れやすいので、大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては、大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[動物実験(連日皮下投与)で催奇形作用(マウス:外形異常)、胎仔異常(ラット、マウス:胎仔生存率低下、胎仔発育抑制)が現れたとの報告がある]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.使用部位:眼科用として使用しない。

2.使用方法:本剤は皮膚疾患治療薬であるので、化粧下やひげそり後等に使用しないよう注意する。

安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、フルオシノロンアセトニド軟膏0.025%「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

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