薬剤情報
後発品
薬効分類鎮暈制吐薬 > 第1世代抗ヒスタミン薬
一般名ジメンヒドリナート錠
薬価10.1
メーカー陽進堂
最終更新2018年02月改訂(第3版)

用法・用量

ジメンヒドリナートとして、1回50mgを1日3〜4回経口投与する。予防のためには、その30分から1時間前に1回50〜100mgを経口投与する。但し原則として1日200mgを超えない。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.次記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・眩暈:動揺病、メニエル症候群、放射線宿酔。

2.手術後の悪心・手術後の嘔吐。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度について文献、自発報告等を参考に集計した。

その他の副作用

1.精神神経系:(頻度不明)眠気、頭痛、手足のしびれ、手指振戦、眩暈、目のかすみ、ふらふら感、不眠、知覚異常等。

2.過敏症:(頻度不明)発疹、光線過敏症等[投与を中止する]。

3.消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、胃痛等。

4.その他:(頻度不明)口渇、疲労感。

禁忌

1.モノアミン酸化酵素阻害剤使用中の患者[併用により本剤の抗コリン作用が持続・増強されることがある]。

2.ジフェニルメタン系薬剤(ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン等)に対し過敏症の患者。

慎重投与

1.小児、てんかん、甲状腺機能亢進症又は急性腎炎のある患者[構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用が現れやすい]。

2.麻酔施行前の患者[麻酔の覚醒を遅延させる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意する。

相互作用

1.併用禁忌:モノアミン酸化酵素阻害剤[本剤の抗コリン作用が持続・増強される(モノアミン酸化酵素阻害剤が本剤の代謝速度を遅らせることによる)]。

2.併用注意:

1).中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤等)、アルコール[相互に作用を増強する(抗ヒスタミン薬は全ての中枢神経抑制剤の鎮静作用を増強し、また、中枢神経抑制剤及びアルコールは抗ヒスタミン薬の中枢抑制作用を増強することによる)]。

2).第8脳神経障害を起こす恐れのあるアミノ糖系抗生物質(ストレプトマイシン、カナマイシン等)[これらの薬剤による難聴を不可逆状態にすることがある(アミノ糖系抗生物質の耳障害症状を不顕性化することによる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[類薬(塩酸メクリジン)の動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用が現れやすいので、小児等には慎重に投与する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

保管上の注意

密閉容器。

ドラマミン錠50mg
後発品はありません
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2018年02月改訂(第3版)
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一般名ジメンヒドリナート錠
薬価10.1
メーカー陽進堂
最終更新2018年02月改訂(第3版)

用法・用量

ジメンヒドリナートとして、1回50mgを1日3〜4回経口投与する。予防のためには、その30分から1時間前に1回50〜100mgを経口投与する。但し原則として1日200mgを超えない。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.次記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・眩暈:動揺病、メニエル症候群、放射線宿酔。

2.手術後の悪心・手術後の嘔吐。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度について文献、自発報告等を参考に集計した。

その他の副作用

1.精神神経系:(頻度不明)眠気、頭痛、手足のしびれ、手指振戦、眩暈、目のかすみ、ふらふら感、不眠、知覚異常等。

2.過敏症:(頻度不明)発疹、光線過敏症等[投与を中止する]。

3.消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、胃痛等。

4.その他:(頻度不明)口渇、疲労感。

禁忌

1.モノアミン酸化酵素阻害剤使用中の患者[併用により本剤の抗コリン作用が持続・増強されることがある]。

2.ジフェニルメタン系薬剤(ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン等)に対し過敏症の患者。

慎重投与

1.小児、てんかん、甲状腺機能亢進症又は急性腎炎のある患者[構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用が現れやすい]。

2.麻酔施行前の患者[麻酔の覚醒を遅延させる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意する。

相互作用

1.併用禁忌:モノアミン酸化酵素阻害剤[本剤の抗コリン作用が持続・増強される(モノアミン酸化酵素阻害剤が本剤の代謝速度を遅らせることによる)]。

2.併用注意:

1).中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤等)、アルコール[相互に作用を増強する(抗ヒスタミン薬は全ての中枢神経抑制剤の鎮静作用を増強し、また、中枢神経抑制剤及びアルコールは抗ヒスタミン薬の中枢抑制作用を増強することによる)]。

2).第8脳神経障害を起こす恐れのあるアミノ糖系抗生物質(ストレプトマイシン、カナマイシン等)[これらの薬剤による難聴を不可逆状態にすることがある(アミノ糖系抗生物質の耳障害症状を不顕性化することによる)]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[類薬(塩酸メクリジン)の動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用が現れやすいので、小児等には慎重に投与する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

保管上の注意

密閉容器。

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