薬剤情報
後発品
薬効分類鎮暈制吐薬 > 第1世代抗ヒスタミン薬
一般名ジメンヒドリナート錠
薬価10.1
メーカー陽進堂
最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

ジメンヒドリナートとして、通常、成人1回50mg(1錠)を1日3〜4回経口投与する。

予防のためには、その30分から1時間前に1回50〜100mg(1〜2錠)を経口投与する。ただし原則として1日200mg(4錠)を超えないこと。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・眩暈:動揺病、メニエール症候群、放射線宿酔。

2). 手術後の悪心・手術後の嘔吐。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 精神神経系:(頻度不明)眠気、頭痛、手足のしびれ、手指振戦、めまい、目のかすみ、ふらふら感、不眠、知覚異常等。

2). 過敏症:(頻度不明)発疹、光線過敏症等。

3). 消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、胃痛等。

4). その他:(頻度不明)口渇、疲労感。

禁忌

2.1. モノアミン酸化酵素阻害剤使用中の患者〔10.1参照〕。

2.2. ジフェニルメタン系薬剤(ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン等)に対し過敏症の既往歴の患者。

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. てんかんの患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

9.1.2. 甲状腺機能亢進症の患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

9.1.3. 麻酔施行前の患者:麻酔の覚醒を遅延させるおそれがある。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 急性腎炎の患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>、ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>、サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔2.1参照〕[本剤の抗コリン作用が持続・増強される(モノアミン酸化酵素阻害剤が本剤の代謝速度を遅らせることによる)]。

10.2. 併用注意:

1). 中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤等)、アルコール[相互に作用を増強する(抗ヒスタミン薬は全ての中枢神経抑制剤の鎮静作用を増強し、また、中枢神経抑制剤及びアルコールは抗ヒスタミン薬の中枢抑制作用を増強することによる)]。

2). 第8脳神経障害を起こすおそれのあるアミノ糖系抗生物質(ストレプトマイシン、カナマイシン等)[これらの薬剤による難聴を不可逆状態にすることがある(アミノ糖系抗生物質の耳障害症状を不顕性化することによる)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に高齢者では生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること(類薬(塩酸メクリジン)の動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている)。

(授乳婦)

本剤投与中は授乳しないことが望ましい。

小児等

構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

ドラマミン錠50mg
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ドラマミン錠50mg
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2023年07月改訂(第1版)
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一般名ジメンヒドリナート錠
薬価10.1
メーカー陽進堂
最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

ジメンヒドリナートとして、通常、成人1回50mg(1錠)を1日3〜4回経口投与する。

予防のためには、その30分から1時間前に1回50〜100mg(1〜2錠)を経口投与する。ただし原則として1日200mg(4錠)を超えないこと。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・眩暈:動揺病、メニエール症候群、放射線宿酔。

2). 手術後の悪心・手術後の嘔吐。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 精神神経系:(頻度不明)眠気、頭痛、手足のしびれ、手指振戦、めまい、目のかすみ、ふらふら感、不眠、知覚異常等。

2). 過敏症:(頻度不明)発疹、光線過敏症等。

3). 消化器:(0.1〜5%未満)胸やけ、胃痛等。

4). その他:(頻度不明)口渇、疲労感。

禁忌

2.1. モノアミン酸化酵素阻害剤使用中の患者〔10.1参照〕。

2.2. ジフェニルメタン系薬剤(ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン等)に対し過敏症の既往歴の患者。

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. てんかんの患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

9.1.2. 甲状腺機能亢進症の患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

9.1.3. 麻酔施行前の患者:麻酔の覚醒を遅延させるおそれがある。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 急性腎炎の患者:構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>、ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>、サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔2.1参照〕[本剤の抗コリン作用が持続・増強される(モノアミン酸化酵素阻害剤が本剤の代謝速度を遅らせることによる)]。

10.2. 併用注意:

1). 中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤等)、アルコール[相互に作用を増強する(抗ヒスタミン薬は全ての中枢神経抑制剤の鎮静作用を増強し、また、中枢神経抑制剤及びアルコールは抗ヒスタミン薬の中枢抑制作用を増強することによる)]。

2). 第8脳神経障害を起こすおそれのあるアミノ糖系抗生物質(ストレプトマイシン、カナマイシン等)[これらの薬剤による難聴を不可逆状態にすることがある(アミノ糖系抗生物質の耳障害症状を不顕性化することによる)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に高齢者では生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること(類薬(塩酸メクリジン)の動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている)。

(授乳婦)

本剤投与中は授乳しないことが望ましい。

小児等

構成成分であるテオフィリン系薬剤の副作用があらわれやすい。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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