薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ヨウ素散
薬価55.4
メーカースミス・アンド・ネフュー
最終更新2023年03月改訂(第2版)

用法・用量

潰瘍面を清拭後、1日1回、患部に約3mmの厚さに散布する(直径4cmあたり3gを目安に散布する)。滲出液の量が多い場合は、1日2回散布する。

効能・効果

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)。

副作用

評価症例3,258例中、副作用が報告されたのは61例(1.87%)69件であった。主なものは、適用部位における疼痛17件(0.52%)、刺激感14件(0.43%)及び発赤9件(0.28%)であった(再審査終了時)。

その他の副作用

皮膚:(0.1%〜1%未満)皮膚疼痛、皮膚刺激感、皮膚炎(発疹、皮膚水疱、発赤など)、皮膚そう痒等[使用を中止するなど適切な処置を行う]。

禁忌

ヨウ素過敏症の患者。

慎重投与

1.甲状腺機能異常のある患者[創面から吸収されたヨウ素により症状が悪化する恐れがある]。

2.重症熱傷の患者[広範囲の使用により、アシドーシスを起こす恐れがある]。

3.腎不全の患者[血清中ヨウ素濃度が著しく上昇する恐れがある]。

4.新生児。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2カ月間投与しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮する。

2.本剤は熱傷潰瘍を適用としているので、臨床的に潰瘍がみられない熱傷に対しては、他の適切な療法を考慮する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には長期にわたる広範囲の使用を避ける。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与経路:外用のみに使用し、経口投与しない。

2.使用時:

1).汚染を防ぐために、散布の際、容器の先端が患部に触れないように注意する。

2).患部を生理食塩液等で洗浄する。

3).交換時には本剤を生理食塩液等で十分に洗浄除去する。

その他の注意

1.新生児に他のヨウ素系製剤を使用し、甲状腺機能低下症を起こしたとの報告がある。

2.膣内に他のヨウ素系製剤を使用し、血中無機ヨウ素値が上昇及び血中総ヨウ素値が上昇したとの報告がある。

3.本剤はヨウ素含有製剤であるので、多量投与及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意する。

カデックス外用散0.9%
後発品はありません
カデックス外用散0.9%
カデックス外用散0.9%

カデックス外用散0.9%

消毒薬
2023年03月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ヨウ素散
薬価55.4
メーカースミス・アンド・ネフュー
最終更新2023年03月改訂(第2版)

用法・用量

潰瘍面を清拭後、1日1回、患部に約3mmの厚さに散布する(直径4cmあたり3gを目安に散布する)。滲出液の量が多い場合は、1日2回散布する。

効能・効果

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)。

副作用

評価症例3,258例中、副作用が報告されたのは61例(1.87%)69件であった。主なものは、適用部位における疼痛17件(0.52%)、刺激感14件(0.43%)及び発赤9件(0.28%)であった(再審査終了時)。

その他の副作用

皮膚:(0.1%〜1%未満)皮膚疼痛、皮膚刺激感、皮膚炎(発疹、皮膚水疱、発赤など)、皮膚そう痒等[使用を中止するなど適切な処置を行う]。

禁忌

ヨウ素過敏症の患者。

慎重投与

1.甲状腺機能異常のある患者[創面から吸収されたヨウ素により症状が悪化する恐れがある]。

2.重症熱傷の患者[広範囲の使用により、アシドーシスを起こす恐れがある]。

3.腎不全の患者[血清中ヨウ素濃度が著しく上昇する恐れがある]。

4.新生児。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2カ月間投与しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮する。

2.本剤は熱傷潰瘍を適用としているので、臨床的に潰瘍がみられない熱傷に対しては、他の適切な療法を考慮する。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には長期にわたる広範囲の使用を避ける。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与経路:外用のみに使用し、経口投与しない。

2.使用時:

1).汚染を防ぐために、散布の際、容器の先端が患部に触れないように注意する。

2).患部を生理食塩液等で洗浄する。

3).交換時には本剤を生理食塩液等で十分に洗浄除去する。

その他の注意

1.新生児に他のヨウ素系製剤を使用し、甲状腺機能低下症を起こしたとの報告がある。

2.膣内に他のヨウ素系製剤を使用し、血中無機ヨウ素値が上昇及び血中総ヨウ素値が上昇したとの報告がある。

3.本剤はヨウ素含有製剤であるので、多量投与及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意する。

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