薬効分類 | アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬 |
一般名 | ケトチフェンフマル酸塩1mgカプセル |
薬価 | 5.9円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2017年08月改訂(第2版) |
通常、成人にはケトチフェンとして1回1mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.気管支喘息。
2.アレルギー性鼻炎。
3.湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
1).痙攣、興奮(いずれも頻度不明):痙攣、興奮が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(乳児、幼児では特に注意する)。
2).肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).泌尿器:頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等の膀胱炎様症状[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).過敏症:発疹、蕁麻疹、浮腫、多形紅斑[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).精神神経系:眠気、倦怠感、口渇、眩暈、ふらつき、頭痛、味覚異常、しびれ感、*一過性意識消失[*:このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]、易刺激性、不眠、神経過敏、鎮静。
4).消化器:悪心、腹痛、下痢、嘔吐、胃部不快感、食欲不振、便秘、口内炎。
5).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇。
6).その他:体重増加、鼻出血、ほてり、動悸、月経異常。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.てんかん又はその既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
てんかんを除く痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
(重要な基本的注意)
1.気管支喘息に用いる場合、本剤はすでに起こっている発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことを患者に十分説明しておく必要がある。
2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
3.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。
併用注意:
1.中枢神経抑制剤(鎮静剤、催眠剤等)、抗ヒスタミン剤[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
2.アルコール[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがあるので、アルコール性飲料の摂取を制限する(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与する[痙攣、興奮等の中枢神経症状が現れることがある]。
本剤は、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3〜5日前より本剤の投与を中止することが望ましい。
1.過量投与時の徴候、症状:傾眠、見当識障害、チアノーゼ、呼吸困難、発熱、錯乱、痙攣、頻脈、徐脈、低血圧、眼振、可逆性昏睡等。過量投与時、特に小児では、興奮性亢進、痙攣。
2.過量投与時の処置:一般的な薬物除去法(催吐、胃洗浄、活性炭投与等)により、本剤を除去し、また必要に応じて対症療法を行う。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
1.保管方法:防湿。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ケトチフェンカプセル1mg「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器。
薬効分類 | アレルギー用薬 > 第2世代抗ヒスタミン薬 |
一般名 | ケトチフェンフマル酸塩1mgカプセル |
薬価 | 5.9円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2017年08月改訂(第2版) |
通常、成人にはケトチフェンとして1回1mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.気管支喘息。
2.アレルギー性鼻炎。
3.湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
1).痙攣、興奮(いずれも頻度不明):痙攣、興奮が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(乳児、幼児では特に注意する)。
2).肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).泌尿器:頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等の膀胱炎様症状[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).過敏症:発疹、蕁麻疹、浮腫、多形紅斑[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).精神神経系:眠気、倦怠感、口渇、眩暈、ふらつき、頭痛、味覚異常、しびれ感、*一過性意識消失[*:このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]、易刺激性、不眠、神経過敏、鎮静。
4).消化器:悪心、腹痛、下痢、嘔吐、胃部不快感、食欲不振、便秘、口内炎。
5).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇。
6).その他:体重増加、鼻出血、ほてり、動悸、月経異常。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.てんかん又はその既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
てんかんを除く痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
(重要な基本的注意)
1.気管支喘息に用いる場合、本剤はすでに起こっている発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことを患者に十分説明しておく必要がある。
2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
3.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。
併用注意:
1.中枢神経抑制剤(鎮静剤、催眠剤等)、抗ヒスタミン剤[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
2.アルコール[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがあるので、アルコール性飲料の摂取を制限する(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与する[痙攣、興奮等の中枢神経症状が現れることがある]。
本剤は、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3〜5日前より本剤の投与を中止することが望ましい。
1.過量投与時の徴候、症状:傾眠、見当識障害、チアノーゼ、呼吸困難、発熱、錯乱、痙攣、頻脈、徐脈、低血圧、眼振、可逆性昏睡等。過量投与時、特に小児では、興奮性亢進、痙攣。
2.過量投与時の処置:一般的な薬物除去法(催吐、胃洗浄、活性炭投与等)により、本剤を除去し、また必要に応じて対症療法を行う。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
1.保管方法:防湿。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ケトチフェンカプセル1mg「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器。
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