薬剤情報
後発品
薬効分類酢酸維持液 (ブドウ糖加)
一般名酢酸維持液 (ブドウ糖加)
薬価190
メーカーネオクリティケア製薬
最終更新2022年10月改訂(第7版)

用法・用量

1回500〜1000mLを、小児には、1回200〜500mLを点滴静注する。投与速度は、成人・小児ともにブドウ糖として1時間あたり0.5g/kg体重以下とする。

なお、年齢、症状、体重などに応じて適宜増減する。

用法・用量(補足)

<用法及び用量に関連する使用上の注意>

1.小児における一般的な維持輸液量の計算方法は次のとおりである。

1).体重10kgまで:1日量100mL/kg。

2).体重11〜20kg:1日量1000mL+50mL/kg×(体重−10kg)。

3).体重20kg以上:1日量1500mL+20mL/kg×(体重−20kg)。

但し、個々の患児に対する輸液量は年齢、症状、水分喪失量や病態なども考慮したうえで決定する。

2.本剤は1000mL当たりエネルギー量として200kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とする。

3.投与速度がブドウ糖として1時間あたり0.5g/kgを超えた場合、ブドウ糖は生体内で利用されず一部は尿中に排泄される場合のあることが知られている。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。

副作用

本剤は副作用の内容及び頻度が明確となる調査を実施していないため、副作用については同一成分薬を参考に記載した。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症(頻度不明)が現れることがある。

禁忌

1.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[本剤はカリウムを含有するので血清カリウム値を上昇させることがある]。

2.高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症の患者[本剤はリンを含有するので血清リン値を上昇させることがある]。

3.高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[本剤はマグネシウムを含有するので血清マグネシウム値を上昇させることがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[酸塩基平衡異常、電解質異常が起こることがある]。

2.心不全のある患者[体液量の過剰により心負荷を起こすことがある]。

3.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[体液量が過剰となることがある]。

4.糖尿病の患者[血糖値の上昇、水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する等注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:

1).カルシウムイオンと沈殿を生じるので、カルシウムを含む製剤と配合しない。

2).pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しない。

2.投与時:本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間当り20mL以上あることが望ましい。

1.通気針は不要。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合に使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

7.安定性試験:最終包装製品を用いた相対加速試験(40℃、相対湿度75%、3カ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、アセトキープ3G注は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

アセトキープ3G注
アセトキープ3G注

アセトキープ3G注

酢酸維持液 (ブドウ糖加)
2022年10月改訂(第7版)
薬剤情報
後発品
薬効分類酢酸維持液 (ブドウ糖加)
一般名酢酸維持液 (ブドウ糖加)
薬価190
メーカーネオクリティケア製薬
最終更新2022年10月改訂(第7版)

用法・用量

1回500〜1000mLを、小児には、1回200〜500mLを点滴静注する。投与速度は、成人・小児ともにブドウ糖として1時間あたり0.5g/kg体重以下とする。

なお、年齢、症状、体重などに応じて適宜増減する。

用法・用量(補足)

<用法及び用量に関連する使用上の注意>

1.小児における一般的な維持輸液量の計算方法は次のとおりである。

1).体重10kgまで:1日量100mL/kg。

2).体重11〜20kg:1日量1000mL+50mL/kg×(体重−10kg)。

3).体重20kg以上:1日量1500mL+20mL/kg×(体重−20kg)。

但し、個々の患児に対する輸液量は年齢、症状、水分喪失量や病態なども考慮したうえで決定する。

2.本剤は1000mL当たりエネルギー量として200kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とする。

3.投与速度がブドウ糖として1時間あたり0.5g/kgを超えた場合、ブドウ糖は生体内で利用されず一部は尿中に排泄される場合のあることが知られている。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。

副作用

本剤は副作用の内容及び頻度が明確となる調査を実施していないため、副作用については同一成分薬を参考に記載した。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症(頻度不明)が現れることがある。

禁忌

1.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[本剤はカリウムを含有するので血清カリウム値を上昇させることがある]。

2.高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症の患者[本剤はリンを含有するので血清リン値を上昇させることがある]。

3.高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[本剤はマグネシウムを含有するので血清マグネシウム値を上昇させることがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[酸塩基平衡異常、電解質異常が起こることがある]。

2.心不全のある患者[体液量の過剰により心負荷を起こすことがある]。

3.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[体液量が過剰となることがある]。

4.糖尿病の患者[血糖値の上昇、水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する等注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:

1).カルシウムイオンと沈殿を生じるので、カルシウムを含む製剤と配合しない。

2).pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しない。

2.投与時:本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間当り20mL以上あることが望ましい。

1.通気針は不要。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合に使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

7.安定性試験:最終包装製品を用いた相対加速試験(40℃、相対湿度75%、3カ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、アセトキープ3G注は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

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