薬剤情報
後発品
薬効分類ビタミンB2製剤
一般名フラビンアデニンジヌクレオチド10mg注射液
薬価57
メーカーわかもと製薬
最終更新
2018年06月改訂(第9版)

用法・用量

通常、成人にはFADとして1日1〜40mgを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.ビタミンB2欠乏症の予防及び治療。

2.ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)。

3.次記疾患のうち、ビタミンB2欠乏又はビタミンB2代謝障害が関与すると推定される場合(ビタミンB2欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない):口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、肛門周囲糜爛及び陰部糜爛、急性湿疹・慢性湿疹、脂漏性湿疹、ペラグラ、尋常性ざ瘡、酒さ、日光皮膚炎、結膜炎、びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。

臨床検査結果に及ぼす影響

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.静脈内注射時:静脈内注射の場合は、注射速度が速すぎると一過性胸部不快感を訴えることがあるので、できるだけゆっくり注射する。ゆっくり注射しても胸部不快感を訴える場合は、輸液等で希釈し点滴静脈内注射するか、皮下又は筋肉内注射に切替えるなど適切な処置を行う。

2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮する。

1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。

3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

3.アンプルカット時:本製品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。

安定性試験:長期保存試験(25±1℃、湿度60±5%、3年6カ月)の結果、10mg、20mg及び30mg共に通常の市場流通下において3年6カ月間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光。

FAD注10mg「わかもと」
FAD注10mg「わかもと」

FAD注10mg「わかもと」

ビタミンB2製剤
2018年06月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類ビタミンB2製剤
一般名フラビンアデニンジヌクレオチド10mg注射液
薬価57
メーカーわかもと製薬
最終更新
2018年06月改訂(第9版)

用法・用量

通常、成人にはFADとして1日1〜40mgを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.ビタミンB2欠乏症の予防及び治療。

2.ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)。

3.次記疾患のうち、ビタミンB2欠乏又はビタミンB2代謝障害が関与すると推定される場合(ビタミンB2欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない):口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、肛門周囲糜爛及び陰部糜爛、急性湿疹・慢性湿疹、脂漏性湿疹、ペラグラ、尋常性ざ瘡、酒さ、日光皮膚炎、結膜炎、びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。

臨床検査結果に及ぼす影響

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.静脈内注射時:静脈内注射の場合は、注射速度が速すぎると一過性胸部不快感を訴えることがあるので、できるだけゆっくり注射する。ゆっくり注射しても胸部不快感を訴える場合は、輸液等で希釈し点滴静脈内注射するか、皮下又は筋肉内注射に切替えるなど適切な処置を行う。

2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮する。

1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。

3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

3.アンプルカット時:本製品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。

安定性試験:長期保存試験(25±1℃、湿度60±5%、3年6カ月)の結果、10mg、20mg及び30mg共に通常の市場流通下において3年6カ月間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光。

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