薬剤情報
後発品
薬効分類鎮痙薬 > 抗コリン薬 子宮運動抑制薬 > 抗コリン薬
一般名ピペリドレート塩酸塩錠
薬価9.6
メーカーキッセイ薬品
最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

ピペリドレート塩酸塩として、通常成人1日150〜200mgを3〜4回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記疾患における痙攣性疼痛:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジー。

2). 切迫流産・切迫早産における諸症状の改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 眼:(頻度不明)散瞳。

2). 消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、便秘。

3). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、γ−GTP上昇、総ビリルビン上昇。

4). 泌尿器:(頻度不明)排尿障害。

5). 精神神経系:(頻度不明)めまい。

6). 循環器:(頻度不明)動悸。

7). 過敏症:(頻度不明)発疹。

8). その他:(頻度不明)倦怠感、脱力感。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.3. 重篤な心疾患のある患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.4. 麻痺性イレウスの患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.5. 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

散瞳、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

9.1.2. 前立腺肥大<排尿障害を除く>のある患者:排尿困難を起こすおそれがある。

9.1.3. うっ血性心不全のある患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.4. 不整脈のある患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.5. 潰瘍性大腸炎の患者:中毒性巨大結腸があらわれることがある。

9.1.6. 甲状腺機能亢進症の患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.7. 高温環境にある患者:発汗抑制により体温上昇が起こるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩等)、フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)[抗コリン作用に基づく副作用があらわれるおそれがある(本剤の作用が増強されることがある)]。

高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

ダクチル錠50mg
後発品はありません
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2023年07月改訂(第1版)
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一般名ピペリドレート塩酸塩錠
薬価9.6
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最終更新2023年07月改訂(第1版)

用法・用量

ピペリドレート塩酸塩として、通常成人1日150〜200mgを3〜4回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記疾患における痙攣性疼痛:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジー。

2). 切迫流産・切迫早産における諸症状の改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 眼:(頻度不明)散瞳。

2). 消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、便秘。

3). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、γ−GTP上昇、総ビリルビン上昇。

4). 泌尿器:(頻度不明)排尿障害。

5). 精神神経系:(頻度不明)めまい。

6). 循環器:(頻度不明)動悸。

7). 過敏症:(頻度不明)発疹。

8). その他:(頻度不明)倦怠感、脱力感。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.3. 重篤な心疾患のある患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.4. 麻痺性イレウスの患者[症状が増悪するおそれがある]。

2.5. 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

散瞳、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

9.1.2. 前立腺肥大<排尿障害を除く>のある患者:排尿困難を起こすおそれがある。

9.1.3. うっ血性心不全のある患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.4. 不整脈のある患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.5. 潰瘍性大腸炎の患者:中毒性巨大結腸があらわれることがある。

9.1.6. 甲状腺機能亢進症の患者:症状が増悪するおそれがある。

9.1.7. 高温環境にある患者:発汗抑制により体温上昇が起こるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩等)、フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)[抗コリン作用に基づく副作用があらわれるおそれがある(本剤の作用が増強されることがある)]。

高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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