薬効分類 | D−ソルビトール製剤 |
一般名 | D−ソルビトール液 |
薬価 | 898.2円 |
メーカー | バクスター・ジャパン |
最終更新 | 2024年01月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
使用量は目的に応じて1000〜15000mLとする。
なお、手術など必要に応じ適宜増減する。
前立腺疾患及び膀胱疾患の経尿道的手術時並びに経尿道的手術後の洗浄、その他泌尿器科手術時並びに泌尿器科手術後の洗浄。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 体液・電解質:(頻度不明)血清浸透圧低下、低ナトリウム血症等の電解質異常、高乳酸血症、アシドーシス、利尿、尿貯留、水腫、口渇、脱水[電解質の補給を行うなど適切な処置をとること]。
2). 循環器:(頻度不明)徐脈、収縮期圧上昇、低血圧、肺うっ血、狭心症様の痛み、(0.1〜5%未満)血圧上昇[灌流を中止するなど適切な処置をとること]。
3). 精神神経系:(頻度不明)興奮、不安、錯乱、痙攣、眼のかすみ、眩暈、悪寒。
4). 高血糖:(頻度不明)高血糖。
5). その他:(頻度不明)胸内苦悶、過呼吸、悪心、嘔吐、下痢、鼻炎、背部痛、アレルギー反応。
2.1. 無尿症の患者[体液量が過剰となる場合がある]。
2.2. 遺伝性果糖不耐症の患者[D−ソルビトールが体内で代謝されて生成した果糖が正常に代謝されず、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある]。
本剤は、経尿道的切除術中に生体内に吸収され、体液を希釈して、低ナトリウム血症等の電解質異常や循環器障害、高血糖を起こすことがあるので、本剤の灌流量の出納、患者の全身状態等を十分に観察しながら使用し、適宜電解質の補給をするなど適切な処置をとること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心循環障害、肺循環障害のある患者:細胞外液が過度に膨満し、循環系に過剰の負荷がかかることがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 腎不全のある患者:腎不全病態が悪化するおそれがある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 注射用に使用しないこと。
14.1.2. 本剤の使用は、無菌的操作により行うこと。
14.1.3. 一部を使用した残液は、細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと。
14.1.4. 本剤の使用方法:システム全体の準備は、セット(バクスターイリゲーションセット)の説明書を参照すること。
(1). バッグ上部の穴を用いて、容器をつり下げる。
(2). セットのクランプを全て閉じる。
(3). 容器下部の注入口から、プロテクターを取り除く。
(4). セットを接続する。
14.1.5. 本剤に専用セット以外の薬剤供給回路を接続しないこと。
(取扱い上の注意)
20.1. 本剤の加熱は最小限に留めるべきであるが、40℃以下の短時間の加熱は本剤の品質・安全性に影響しない。
20.2. 開封の方法は、外袋をやぶり、本剤を取り出す。
20.3. バッグの一部が白色化し透明度が低下することがあるが、これは滅菌中にバッグが水分を吸収するために起こる現象であり、本剤の品質や安全性に影響するものではない(なお、この白色化は、徐々に消失する)。
20.4. バッグを強くつかんで、液漏れがないかよく調べること。外袋を取り除き、液が無色澄明で異物のないことを確認した後、バッグを圧迫して漏れを調べる。万一漏れが認められた場合は、無菌性が損なわれている可能性があるので、液を廃棄すること。
20.5. 外袋内に少量の水滴が観察されることがあるが、滅菌中に水蒸気としてバッグ内から透過した水分であり、液漏れによるものではない。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | D−ソルビトール製剤 |
一般名 | D−ソルビトール液 |
薬価 | 898.2円 |
メーカー | バクスター・ジャパン |
最終更新 | 2024年01月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
使用量は目的に応じて1000〜15000mLとする。
なお、手術など必要に応じ適宜増減する。
前立腺疾患及び膀胱疾患の経尿道的手術時並びに経尿道的手術後の洗浄、その他泌尿器科手術時並びに泌尿器科手術後の洗浄。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 体液・電解質:(頻度不明)血清浸透圧低下、低ナトリウム血症等の電解質異常、高乳酸血症、アシドーシス、利尿、尿貯留、水腫、口渇、脱水[電解質の補給を行うなど適切な処置をとること]。
2). 循環器:(頻度不明)徐脈、収縮期圧上昇、低血圧、肺うっ血、狭心症様の痛み、(0.1〜5%未満)血圧上昇[灌流を中止するなど適切な処置をとること]。
3). 精神神経系:(頻度不明)興奮、不安、錯乱、痙攣、眼のかすみ、眩暈、悪寒。
4). 高血糖:(頻度不明)高血糖。
5). その他:(頻度不明)胸内苦悶、過呼吸、悪心、嘔吐、下痢、鼻炎、背部痛、アレルギー反応。
2.1. 無尿症の患者[体液量が過剰となる場合がある]。
2.2. 遺伝性果糖不耐症の患者[D−ソルビトールが体内で代謝されて生成した果糖が正常に代謝されず、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある]。
本剤は、経尿道的切除術中に生体内に吸収され、体液を希釈して、低ナトリウム血症等の電解質異常や循環器障害、高血糖を起こすことがあるので、本剤の灌流量の出納、患者の全身状態等を十分に観察しながら使用し、適宜電解質の補給をするなど適切な処置をとること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心循環障害、肺循環障害のある患者:細胞外液が過度に膨満し、循環系に過剰の負荷がかかることがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 腎不全のある患者:腎不全病態が悪化するおそれがある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 注射用に使用しないこと。
14.1.2. 本剤の使用は、無菌的操作により行うこと。
14.1.3. 一部を使用した残液は、細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと。
14.1.4. 本剤の使用方法:システム全体の準備は、セット(バクスターイリゲーションセット)の説明書を参照すること。
(1). バッグ上部の穴を用いて、容器をつり下げる。
(2). セットのクランプを全て閉じる。
(3). 容器下部の注入口から、プロテクターを取り除く。
(4). セットを接続する。
14.1.5. 本剤に専用セット以外の薬剤供給回路を接続しないこと。
(取扱い上の注意)
20.1. 本剤の加熱は最小限に留めるべきであるが、40℃以下の短時間の加熱は本剤の品質・安全性に影響しない。
20.2. 開封の方法は、外袋をやぶり、本剤を取り出す。
20.3. バッグの一部が白色化し透明度が低下することがあるが、これは滅菌中にバッグが水分を吸収するために起こる現象であり、本剤の品質や安全性に影響するものではない(なお、この白色化は、徐々に消失する)。
20.4. バッグを強くつかんで、液漏れがないかよく調べること。外袋を取り除き、液が無色澄明で異物のないことを確認した後、バッグを圧迫して漏れを調べる。万一漏れが認められた場合は、無菌性が損なわれている可能性があるので、液を廃棄すること。
20.5. 外袋内に少量の水滴が観察されることがあるが、滅菌中に水蒸気としてバッグ内から透過した水分であり、液漏れによるものではない。
(保管上の注意)
室温保存。
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