薬剤情報
後発品
薬効分類下垂体機能検査薬 > 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン (TRH)
一般名プロチレリン注射液
薬価3620
メーカーニプロESファーマ
最終更新
2023年10月改訂(第2版)

用法・用量

〈下垂体TSH分泌機能検査〉

通常成人には、1回本剤1mL(プロチレリンとして0.5mg)を皮下又は静脈内に注射する。

静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に注射する。

〈下垂体プロラクチン分泌機能検査〉

通常成人には、1回本剤0.2〜1mL(プロチレリンとして0.1〜0.5mg)を生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に静脈内に注射する。

効能・効果

1). 下垂体TSH分泌機能検査。

正常反応は個々の施設によって設定されるべきであるが、通常、正常人では投与後30分で血中TSH値がピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中のそれは10μU/mL以上になる。

しかし、投与後30分の血中TSH値だけで十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後経時的に測定し、判定することが望ましい。

なお、皮下注射時の血中TSH反応は、静脈内注射時のそれより低いと考えられるので判定にあたってはこの点を考慮することが望ましい。

2). 下垂体プロラクチン分泌機能検査。

正常反応は個々の施設によって設定されるべきであるが、通常、正常人では投与後15〜30分までに血中プロラクチン値がピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中のそれは20ng/mL以上になる。

しかし、投与後30分までの血中プロラクチン値だけで十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後経時的に測定し、判定することが望ましい。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 下垂体卒中(0.1%未満):下垂体腺腫患者に投与した場合、頭痛、視力障害・視野障害等を伴う下垂体卒中があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には外科的治療等適切な処置を行うこと〔9.1.1参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 消化器:(0.1〜5%未満)悪心、(0.1%未満)胸やけ、空腹感。

2). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、胸部圧迫感、(0.1%未満)一過性血圧低下、顔面蒼白、冷汗等の軽度ショック様症状。

3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)熱感、頭痛、めまい、(0.1%未満)冷感、のぼせ、ふるえ、脱力感、痙攣。

4). その他:(5%以上)尿意・陰部異和感。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 下垂体腺腫患者〔11.1.1参照〕。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(授乳婦)

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 皮下に投与する場合には神経及び血管を避けて慎重に投与すること。なお、幼小児においては、特に注意すること。

貯法

(保管上の注意)

冷所保存。

TRH注0.5mg「タナベ」
TRH注0.5mg「タナベ」

TRH注0.5mg「タナベ」

下垂体機能検査薬 > 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン (TRH)
2023年10月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類下垂体機能検査薬 > 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン (TRH)
一般名プロチレリン注射液
薬価3620
メーカーニプロESファーマ
最終更新
2023年10月改訂(第2版)

用法・用量

〈下垂体TSH分泌機能検査〉

通常成人には、1回本剤1mL(プロチレリンとして0.5mg)を皮下又は静脈内に注射する。

静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に注射する。

〈下垂体プロラクチン分泌機能検査〉

通常成人には、1回本剤0.2〜1mL(プロチレリンとして0.1〜0.5mg)を生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に静脈内に注射する。

効能・効果

1). 下垂体TSH分泌機能検査。

正常反応は個々の施設によって設定されるべきであるが、通常、正常人では投与後30分で血中TSH値がピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中のそれは10μU/mL以上になる。

しかし、投与後30分の血中TSH値だけで十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後経時的に測定し、判定することが望ましい。

なお、皮下注射時の血中TSH反応は、静脈内注射時のそれより低いと考えられるので判定にあたってはこの点を考慮することが望ましい。

2). 下垂体プロラクチン分泌機能検査。

正常反応は個々の施設によって設定されるべきであるが、通常、正常人では投与後15〜30分までに血中プロラクチン値がピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中のそれは20ng/mL以上になる。

しかし、投与後30分までの血中プロラクチン値だけで十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後経時的に測定し、判定することが望ましい。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 下垂体卒中(0.1%未満):下垂体腺腫患者に投与した場合、頭痛、視力障害・視野障害等を伴う下垂体卒中があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には外科的治療等適切な処置を行うこと〔9.1.1参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 消化器:(0.1〜5%未満)悪心、(0.1%未満)胸やけ、空腹感。

2). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、胸部圧迫感、(0.1%未満)一過性血圧低下、顔面蒼白、冷汗等の軽度ショック様症状。

3). 精神神経系:(0.1〜5%未満)熱感、頭痛、めまい、(0.1%未満)冷感、のぼせ、ふるえ、脱力感、痙攣。

4). その他:(5%以上)尿意・陰部異和感。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 下垂体腺腫患者〔11.1.1参照〕。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(授乳婦)

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 皮下に投与する場合には神経及び血管を避けて慎重に投与すること。なお、幼小児においては、特に注意すること。

貯法

(保管上の注意)

冷所保存。

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