薬効分類 | 副腎皮質ホルモン |
一般名 | 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンクリーム |
薬価 | 16.7円 |
メーカー | 大正製薬 |
最終更新 | 2023年10月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
通常1日1〜数回適量を患部に塗布する。
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、虫さされ、扁平紅色苔癬、慢性円板状エリテマトーデス。
(効能又は効果に関連する注意)
皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 緑内障、後嚢白内障:眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすおそれがある。
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、後嚢白内障等があらわれるおそれがある〔8.1参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 皮膚感染症:(0.1〜0.2%未満)皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)、(0.1%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)[このような症状があらわれた場合には適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること(密封法(ODT)の場合、起こりやすい)]。
2). その他の皮膚症状:(0.1%未満)ステロイドざ瘡、皮膚色素脱失、皮膚乾燥、(頻度不明)酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(ほほに潮紅、口囲潮紅等、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、多毛、魚鱗癬様皮膚変化[このような症状があらわれた場合には徐々にその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り換えること]。
3). 過敏症:(0.1〜0.2%未満)刺激感、(0.1%未満)発疹、そう痒。
4). 下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能抑制。
頻度は承認時の国内臨床試験及び製造販売後の使用成績調査の合算に基づいている。
2.1. 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある]。
2.3. 潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷のある患者[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある]。
8.1. 大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある〔9.5妊婦、9.7小児等、9.8高齢者の項、11.1.1参照〕。
8.2. 本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化がみられる場合は使用を中止すること。
8.3. 症状改善後はできるだけ速やかに使用を中止すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない(感染症を悪化させるおそれがある)。
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること(一般に副作用があらわれやすい)〔8.1参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること(動物試験(ラット、ウサギ)で口蓋裂、化骨遅延等が認められ、胎仔への移行が報告されている)〔8.1参照〕。
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害をきたすおそれがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること〔8.1参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
本剤は皮膚疾患治療薬であるので、化粧下地やひげそり後等に化粧用として使用しないように注意すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
眼科用として使用しないこと。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 副腎皮質ホルモン |
一般名 | 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンクリーム |
薬価 | 16.7円 |
メーカー | 大正製薬 |
最終更新 | 2023年10月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
通常1日1〜数回適量を患部に塗布する。
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、虫さされ、扁平紅色苔癬、慢性円板状エリテマトーデス。
(効能又は効果に関連する注意)
皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 緑内障、後嚢白内障:眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすおそれがある。
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、後嚢白内障等があらわれるおそれがある〔8.1参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 皮膚感染症:(0.1〜0.2%未満)皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)、(0.1%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)[このような症状があらわれた場合には適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること(密封法(ODT)の場合、起こりやすい)]。
2). その他の皮膚症状:(0.1%未満)ステロイドざ瘡、皮膚色素脱失、皮膚乾燥、(頻度不明)酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(ほほに潮紅、口囲潮紅等、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、多毛、魚鱗癬様皮膚変化[このような症状があらわれた場合には徐々にその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り換えること]。
3). 過敏症:(0.1〜0.2%未満)刺激感、(0.1%未満)発疹、そう痒。
4). 下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能抑制。
頻度は承認時の国内臨床試験及び製造販売後の使用成績調査の合算に基づいている。
2.1. 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある]。
2.3. 潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷のある患者[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある]。
8.1. 大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある〔9.5妊婦、9.7小児等、9.8高齢者の項、11.1.1参照〕。
8.2. 本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化がみられる場合は使用を中止すること。
8.3. 症状改善後はできるだけ速やかに使用を中止すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない(感染症を悪化させるおそれがある)。
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること(一般に副作用があらわれやすい)〔8.1参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること(動物試験(ラット、ウサギ)で口蓋裂、化骨遅延等が認められ、胎仔への移行が報告されている)〔8.1参照〕。
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害をきたすおそれがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること〔8.1参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
本剤は皮膚疾患治療薬であるので、化粧下地やひげそり後等に化粧用として使用しないように注意すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
眼科用として使用しないこと。
(保管上の注意)
室温保存。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。